写真：ぐれい クミコ
地図を見る1911年に港の倉庫として建築された建物を、1980年代の終わりからホテルへ改装する計画が始まり、1992年にホテル「スカンディックグランドマリーナ」はオープンしました。
室内のフルリノベーションはもちろん、約1800枚の窓ガラス全てを客室用に測定し張りかえられました。通りに面した大きなアーチ型の窓はもともとコーヒー豆やゴムの材料など大型荷物の入り口でしたがそこに頑丈なガラス窓を入れ、そのままかつての姿を残しています。
写真：ぐれい クミコ
地図を見るヘルシンキ中央駅からは約1．5キロ、フィンランド湾に面した半島にホテルはあります。無機質な赤レンガ倉庫が周りの大きな木々や草花とうまく調和して、洗練された北欧家具が似合うモダンホテルに見事に変貌を遂げています。
写真：ぐれい クミコ
地図を見るこちらは館内の様子です。広くて長い客室の廊下は、まるで大きな旅客船のよう。客室総数462室の大型ホテルですがエレベーターが4基あり、地上1階のレストランやロビーに行き来するのには問題なく、ホテル内はたいへん静かです。
写真：ぐれい クミコ
地図を見るこちらは4階の客室からのフィンランド湾の眺めです。ホテルからは「市場広場」や「観光船乗り場」まで徒歩5分ととても便利かつ、周りに大きな道路などなくとても静かです。
写真：ぐれい クミコ
地図を見るこちらの写真は家族4人が一緒に泊まれるスーペリアエクストラルーム34平方メートルです。キングベッドが一つと、ソファベットがあります。
他に家族が一緒に泊まれるお部屋はスーペリアキングルーム32平方メートル、スーペリアプラス42～49平方メートル、スウィートルーム43平方メートルなど選択肢が豊富。海外のホテルは一部屋あたりいくらという値段なので、家族が一緒に一部屋で泊まれてとてもお得です。
写真：ぐれい クミコ
地図を見るソファベッドはこんな様子です。普通のベットと比べても遜色のない心地よさ。特に子ども用には横の板が転落防止になり便利です。
写真：ぐれい クミコ
地図を見る日本の強いヘアドライヤーと比べると劣りますが、全客室にドライヤーは完備。シャンプー、ローションも一通りあります。各階にアイロンルームもあり不自由しません。
写真：ぐれい クミコ
地図を見るシャワーは浴槽のないスタンドインタイプ。水圧は十分、お湯もすぐに出ます。
ホテルの地下1階にはサウナルームがあります。フィンランドと言えば、浴槽につかるお風呂よりもサウナが一般的なのでぜひ体験されてみてはいかがでしょうか？季節にもよりますが女性が16～18時半、男性が19時～と分けられています。
家族一緒にサウナに入りたい方には、サウナ付きのスーペリアサウナ34～38平方メートルというお部屋も選べます。
写真：ぐれい クミコ
地図を見る朝食は1階のレストランで、ビュッフェスタイルです。シリアルやフルーツの種類の多さはもちろん、パンケーキ、シナモンロール、ハム、チーズ、北欧の味「にしんの酢漬け」、ゆで卵は7分固ゆでと4分の半熟ゆでの2種類が用意されるなど、いたれりつくせり。
オレンジジュースやりんごジュースはタッチパネルで選択するなどハイテクな要素もあり、十二分に満足できる内容です。
写真：ぐれい クミコ
地図を見るロビーではトラム（路面電車）のチケットの販売や、観光ツアーの受付も対応してくれます。切手代だけ払うと日本への絵はがきなどの投函も代行してくれます。とてもフレンドリーなスタッフが多いです。
ホテル「スタンディック グランド マリーナ」へのアクセスは、ヘルシンキ国際空港から鉄道がおススメ。大きなスーツケースやベビーカーもそのまま楽にのれる大きな車体のフィンランド鉄道VRでヘルシンキ中央駅へ。そこからトラム（路面電車）の4番または5番で5駅（約7分）「Kauppiaankatu」で下車、ホテルまで徒歩2分です。
子ども料金は7歳から16歳まで半額、6歳以下は無料。16歳まで子ども料金！ホテルから徒歩圏内に観光名所も多く、子どもと一緒にヘルシンキを旅するのに適したホテルです。
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
ぐれい クミコ
京都生まれ京都育ち。東京在住。京都を離れてみてやっぱり京都っていいなと思ったり、海外（アイルランド）に住んでみて日本の良いところを改めて知ったりしました。通訳案内士で訪日外国人に日本をガイドする仕事を…
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(2025/2/9更新)
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