秋田県角館町の伝統工芸品「樺細工」の制作体験をしよう

秋田県角館町の伝統工芸品「樺細工」の制作体験をしよう

更新日:2019/10/05 14:13

佐藤 らなこのプロフィール写真 佐藤 らなこ 総合旅行業務取扱管理者
武家屋敷が建ち並び、江戸時代の面影が今も残る秋田県角館町。みちのく小京都とも呼ばれ、歴史情緒あふれる町並みが美しいところです。
ここ角館町には、江戸時代から受け継がれる「樺細工」という伝統工芸品があります。これは山桜の樹皮を磨いて作るもので、独特な色合いと光沢の美しさが魅力です。この「樺細工」の制作体験をしてみませんか。職人さんのご指導のもと、オリジナルのコースターか壁掛けの制作ができますよ!
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国指定伝統工芸品・角館の「樺細工」とは

国指定伝統工芸品・角館の「樺細工」とは

提供元:(一社)田沢湖・角館観光協会

https://tazawako-kakunodate.com/

樺細工とは、秋田県仙北市角館町に伝わる木工の工芸品です。今から約230年前の江戸時代に角館の武士が修験者から技法を伝授されたのが、樺細工の始まり。下級武士の内職であった樺細工は現代まで脈々と受け継がれ、茶筒やお盆など様々な製品が作られています。

国指定伝統工芸品・角館の「樺細工」とは

提供元:角館樺細工伝承館

https://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/dens…

「樺」という字がついていますが、材料として使われているのは山桜の皮です。樹皮の模様や質感、手触りなど自然のままを活かし、磨きをかけ、独特の光沢を出して作られる樺細工。見た目の美しさだけではなく、抗菌性や防湿性などに優れ、実用的であることが特徴です。

樺細工の技法でコースターor壁掛けを作ってみよう!

樺細工の技法でコースターor壁掛けを作ってみよう!

写真:佐藤 らなこ

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この樺細工の制作体験をしてみませんか。樺細工の職人さんがやさしく丁寧に教えてくれるので、誰でも簡単に体験できます。制作できるのは、コースターか壁掛けのどちらかです。申込みのグループ単位で同一のものを選択します。体験は事前予約制なので、予約時にどちらにするか決めてくださいね。

樺細工の技法でコースターor壁掛けを作ってみよう!

写真:佐藤 らなこ

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この体験で挑戦するのは樺細工の工程の中の「貼り付け」の部分。主に使う道具は、高温に熱したコテです。このコテの温度は適温でないと樹皮は貼りつかず、職人さんの長年の経験と感覚が頼りになります。職人さんはコテを手で軽く触ったり、頬に近づけたりして適温を判断します。

日常使いしたいなら、樺細工のコースターを!

日常使いしたいなら、樺細工のコースターを!

写真:佐藤 らなこ

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それでは、コースターの制作工程を簡単にご紹介します。

まずは、コースターの土台となる木型(丸型or正方形)を選び、その両面に樹皮を貼り付けていきます。樹皮の片面には"にかわ"という接着剤が塗られていて、それによりくっつくようになっています。(※本来の樺細工の工程では、この"にかわ"を塗るところも作業のひとつ)

高温に熱したコテで、樹皮の上をアイロンをかけるように端から端へと滑らせましょう。コテを使う時は手はグーの形に!金属の部分はとても熱くなっているので、うっかり触れてしまうと火傷するので要注意です。

日常使いしたいなら、樺細工のコースターを!

写真:佐藤 らなこ

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次に、コースターの模様となる樹皮をカットしたパーツを選びます。蕗や桜、葉っぱ、動物など様々な形が用意されています。好みのパーツを選んで土台に置いてみて、デザインを考えましょう。細かい作業が苦手な方は、大きめなパーツを選んだ方が貼り付けの作業が楽になります。

日常使いしたいなら、樺細工のコースターを!

写真:佐藤 らなこ

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選んだパーツをよく見てみると、片面が光っています。この面に"にかわ"(接着剤)が塗られているので、少し湿らせてから高温のコテで貼り付けていきます。ひとつひとつ丁寧にゆっくり作業しましょう。すべてのパーツの貼り付けが終わったら、コースターは完成です!

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飾っておきたいなら、樺細工の壁掛けを!

飾っておきたいなら、樺細工の壁掛けを!

写真:佐藤 らなこ

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次に、壁掛けの制作工程を簡単にご紹介します。

まずは壁掛けのメインの絵柄となるものを図案集から選びます。桜や紅葉、季節の花々、昆虫や動物、様々な絵があります。絵柄を決めたら、図案集からトレーシングペーパーで写し取ります。そしてカーボン紙を使って、樹皮にその絵を転写します。

飾っておきたいなら、樺細工の壁掛けを!

写真:佐藤 らなこ

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樹皮に転写した絵柄をハサミで切り取っていきます。樹皮はパリパリしているので、細かいところを切るのは少しむずかしいです。ゆっくり丁寧に切り進めましょう。

この切る作業に自信のない方は、図案集から絵柄を選ぶ時に切り取りがしやすそうなものを選ぶと、作業が楽になります。万が一、どこかを誤って切り落としてしまっても大丈夫!貼り付けの時に修正できます。

飾っておきたいなら、樺細工の壁掛けを!

写真:佐藤 らなこ

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切り取った絵柄は、コテを使って壁掛けの土台に貼り付けていきます。この作業のやり方は、コースターの時と同じ。中心から外側へコテを滑らせていきましょう。あまり力を入れ過ぎず、軽くこするようにするのがポイント。最後に土台の穴に紐を通したら、壁掛けは完成です!

うまく貼り付けができない部分があっても、職人さんが手伝ってくれるので安心して制作体験を進められます。また、完成した作品はその場で持ち帰ることができます。

樺細工について詳しく学ぶなら「角館樺細工伝承館」へ

樺細工について詳しく学ぶなら「角館樺細工伝承館」へ

写真:佐藤 らなこ

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樺細工制作体験の主会場は、角館樺細工伝承館です。館内には、樺細工の歴史や作品の種類がわかる資料や伝統工芸士が制作した作品が展示されています。また、実演コーナーでは実際に職人さんが制作している様子を間近で見ることができ、樺細工について詳しく学ぶにはぜひ訪れたい場所です。

樺細工について詳しく学ぶなら「角館樺細工伝承館」へ

写真:佐藤 らなこ

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角館樺細工伝承館の売店では、樺細工製品の販売をしています。制作体験で作成したものとは別に、旅の思い出にこちらでお土産選びはいかがでしょうか。伝統工芸品とはいっても、樺細工製品には日常使いできるものがたくさんあります。

茶筒やお盆、箸置きなど一般的なものの他、ブローチやピアスなどのアクセサリー、名刺入れなど品揃えがとても豊富です。多彩な商品を見てまわるだけでも楽しいですよ。

樺細工について詳しく学ぶなら「角館樺細工伝承館」へ

提供元:(一社)田沢湖・角館観光協会

https://tazawako-kakunodate.com/

角館樺細工伝承館があるのは、武家屋敷が立ち並ぶ通り。内町と呼ばれ、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。中を公開しているお屋敷もあるので、江戸時代の武士の暮らしを垣間見ることができます。樺細工制作体験の前後には、角館の町の散策もぜひどうぞ!

樺細工制作体験の基本情報

開催日時:9:00〜17:00
開催場所:角館樺細工伝承館(秋田県仙北市角館町表町下丁10-1)他
アクセス:JR角館駅から徒歩約20分

参加条件:小学校高学年以上
所要時間:約2時間
体験料:1人5,000円、2人グループ2,500円、3人グループ2,300円、4人グループ2,000円、5人以上1,700円(すべて一人あたりの料金)

申込先:仙北市農山村体験デザイン室 
申込方法:希望日の10日前までに電話で予約
電話番号:0187-43-3353

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/07/29 訪問

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