ローカル鉄道で房総横断!懐かしい里山風景の中で心癒される旅を

| 千葉県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

ローカル鉄道で房総横断!懐かしい里山風景の中で心癒される旅を

ローカル鉄道で房総横断!懐かしい里山風景の中で心癒される旅を

更新日:2016/03/13 17:35

野口 まさゆきのプロフィール写真 野口 まさゆき 里山フォトグラファー

東京から至近、房総半島のど真ん中を横断する「小湊鐡道」と「いすみ鉄道」。その周辺には自然豊かな里山風景と心癒される空間が広がっています。

今回筆者が訪れたのは、緑一面の田んぼが大きな青空のもと光り輝く夏ですが、この里山風景は四季折々に楽しむことができます。

ローカル鉄道の車窓から、そしてのんびりと散歩しながら、懐かしい里帰りのような体験をしてみましょう。

東京から約1時間半で五井駅へ

東京から約1時間半で五井駅へ

提供元:のぐさん

地図を見る

小湊鐡道の始発駅は千葉県市原市にある五井駅で、JR東日本内房線で東京から約1時間半です。小湊鐡道のホームに乗り換えると朱色とクリーム色のツートンカラーのかわいい車両が発車を待っています。

小湊鐡道はここから上総中野駅までの全長39キロ、18駅を1時間10分かけて走ります。並行して流れる養老川の流れを何度も渡り、小さな丘の麓からトンネルをくぐり抜けて走っていきます。

二両編成のディーゼルカーは、まるで絵画の中を走っているように風景にはまり込んでいますね。

途中駅で下車して散策するおすすめコース

途中駅で下車して散策するおすすめコース

提供元:のぐさん

地図を見る

散策コースでおすすめしたいのは飯給(いたぶ)駅と月崎駅の区間です。

飯給駅は田んぼと森に囲まれています。小さなホームの脇に大きな桜の木が三本。満開の季節には多くのカメラマンが集まるフォトスポットです。正面の森の入口には神社の鳥居がひっそりと立っています。

田んぼの中をのぞいてみるとメダカがたくさん!皆さん、今ではメダカなんてめったに見られないですよね!?

県道160号の踏切を渡り坂を上っていくと左に曲がる小道があります。ここから道なりにずっと進みましょう。

夏でもヒンヤリ、房総名物の素掘りのトンネル

夏でもヒンヤリ、房総名物の素掘りのトンネル

提供元:のぐさん

地図を見る

小道の周辺には民家や畑が点在します。そしてしばらく歩いて行くと手作業で掘ったような小さなトンネルに出会います。

実は房総にはこのような素掘りのトンネルがたくさんあります。山並みの地質が柔らかいため人力で掘りやすく、古くは江戸時代から物資搬送などのために盛んに作られたそうです。
入るのが不安になるような狭くて素朴なトンネルですが、少しばかり汗ばんだ体を冷やしてくれます。

このトンネルを抜けて県道172号に出て右に曲がると約5分で月崎駅に到着です。飯給駅からのんびり歩いて30分のコースです。

もうひとつの魅力!レトロな駅舎の数々。

もうひとつの魅力!レトロな駅舎の数々。

提供元:のぐさん

地図を見る

映画やテレビドラマのロケ地として何度も登場している小湊鐡道の駅舎。特に人気があるのは上総鶴舞駅、飯給駅、月崎駅。ほとんどが無人駅ですが野良猫が昼寝している場面に遭遇することもあります。

小湊鐡道の終点となる上総中野駅も風情を感じる駅舎ですよ。ここでいすみ鉄道に乗り換えましょう。

いすみ鉄道に乗っていよいよ外房総へ

いすみ鉄道に乗っていよいよ外房総へ

写真:野口 まさゆき

地図を見る

黄色い車両が鮮やかないすみ鉄道は大原駅までの全長27キロ、14駅を約50分で走ります。夷隅川のゆるやかな流れに沿って開けた田園風景の中を走ります。

旧国鉄の木原線を引き継いで走り続け、一時は存続が危ぶまれることもありました。しかし、地域の人の足として、観光の核として今でも重要な役割を果たしています。

途中の大多喜駅で下車してみるのもよいでしょう。江戸時代からの変わらぬ佇まいを残す商家の街並みと大多喜城を散策するのがおすすめです。

大きな夏空の下、一両編成の車両が緑一面の田んぼの中にマッチしていますね。

いろんな季節に訪れて四季ごとの里山風景を楽しみましょう!

中房総と呼ばれるこのエリアは、菜の花や桜が咲き誇る春、稲穂実る収穫の秋、気候温暖な冬、どの季節も心癒される風景を味わえます。

また小湊鐡道では土曜休日を中心にトロッコ列車が走ります。上総牛久駅から養老渓谷駅までの区間を一日2〜3往復します。定員制で、乗車の一か月前から予約を受け付けていますので、早めの予約がお勧めです。料金は通常運賃プラス500円です。
爽やかな風を受けて気持ちのよい列車の旅になることでしょう。さらに旅の魅力がアップすることは間違いナシです!

ご家族連れで、ご夫婦で、カップルで、そして一人旅でも、里山の空気を思い切って吸い込みながらリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/07/16 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルjp 旅行ガイド

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ