沖縄本島南部の無人島「コマカ島」は知念半島から約3kmしか離れておらず、知念岬から眺めることができる。那覇からは車で45分ほどかかるが、パワースポットとして有名な世界遺産斎場御嶽や絶景ドライブができるニライカナイ橋からすぐなので、観光とセットで行くのもいいだろう。乗船場は「知念海洋レジャーセンター」にあり、コマカ島へは船でたったの15分で行くことができる。無人島にはトイレしかないため、更衣室やシャワーはセンターで借りよう。
コマカ島ビーチは、透明度が高い沖縄随一の美しい海と白い砂浜に囲まれているのだが、主要な観光ガイドブックではほとんど目にすることはない。それもそのはず、島の手つかずの自然を守り、訪れる人々に最高の時間を提供しようと試みる知念海洋レジャーセンターは、過度な観光地化をせずに「美しい海・自然の最高の一瞬を。」をテーマにしているからだ。
コマカ島は特に小さな子ども連れのファミリーにオススメしたい。せっかく沖縄に来ても、シュノーケリングをしないと熱帯魚と触れ合えないと思って諦めてしまう人も多いだろう。この無人島ビーチなら、なんと、波打ちぎわでもカラフルで大小さまざまな熱帯魚を楽しめるのだ。年少以上の幼児なら抱っこしなくても、足が届く浅いところで餌付けしてみると足元に熱帯魚がたくさん寄ってきて大はしゃぎするに違いない。ぜひ、麩やパン、魚肉ソーセージなどのエサを持って行こう。
知念海洋レジャーセンターでは、シュノーケリングやダイビング、バナナボートやマーブル、マリンジェットやウエイクボードなどのマリンアクティビティが充実している。特にマリンジェットやバナナボートは2歳からチャレンジできるので、小さな子どもと一緒でも楽しめる。
特にオススメしたいのは4歳から参加可能なシュノーケリング教室だ。なんと言っても、コマカ島では4歳や5歳の幼児でも足のつく所にすでに熱帯魚がいっぱいいるので、浅瀬での練習から熱帯魚のいる環境で行えて、レッスンの最初から夢中になれる。無理に深いところまで泳がなくても熱帯魚が見られるため、子どもに限らず、泳げない人やシュノーケリングの初心者にとっても参加しやすい教室だ。
コマカ島には白い砂浜だけでなく、小高い丘や岩場もあり、緑も生い茂っている。小道をたどって無人島探検してみよう。岩場にはヤドカリもいっぱいだ。
海況が悪いと、コマカ島への船は休航となり、船で5分のウカビ島に行き先変更となるが、ウカビ島は遠浅なので小さな子どもを遊ばせるにはむしろちょうどいいかもしれない。運行状況は知念海洋レジャーセンターの公式サイトでチェックしよう。
もう1つ忘れてはならないのが、知念海洋レジャーセンターは沖縄で人気の「海ぶどう狩り」の元祖だということ。海ぶどうの生息や栽培方法についてのレクチャーと、摘み取りや試食、お土産まで、秋から春にかけて体験することができるので、こちらもオススメしたい。
住所:沖縄県南城市知念字久手堅676
電話番号:098-948-3355(知念海洋レジャーセンター)
アクセス:那覇から車で約45分、コマカ島まで船で15分
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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