写真:麻田 ユウミ
地図を見る大鵬所城は明洪武27年(西暦1394年)に建てられた都市で、周りをぐるりと城壁に囲まれた歴史ある都市。高さ6mもの壁で囲われ、倭寇などの海賊や、アヘン戦争でも重要な要塞の役割を果たしました。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るこの大鵬所城への行き方は竹子林駅にある福田バスターミナルからE26番バスで大鵬中心まで行き、そこからM471番バスで大鵬所城で降りるとすぐです。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るバス停から大鵬所城に向かうと初めに見えてくるのが南門。南門入口前にはレストランやお土産屋、観光案内所があります。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る南門をくぐると、真っ直ぐに伸びる道に出ます。ここは北門まで続く道で、大鵬所城のメインストリートでもあります。まずはこの道を歩いてみましょう。高層ビルが立ち並ぶ深センの中心とは全く違い、古く趣のある建物があり、深センの中心部とは全く違う顔を見せてくれます。建物の前にはお土産屋や屋台、レストランが並び、楽しい雰囲気が漂います。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るメインストリートを歩いていくと北門に出ます。北門は東西南北ある門の中でも1番立派な建物。この北門には登ることができ、周りを見渡すことができるので、是非登って城壁内の街並みと 自然が多く残る城壁外を見てみて下さい。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るまた城壁内には像が所々に建てられ、当時の生活や遊びなどを見ることができます。碁を楽しむ人々や、畑仕事をする人、老人の話を聞く子供たち等、当時のごく普通の一般の人たちの生活を知ることができますよ。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るメインストリートから脇道に入るとそこはまるで600年前の世界が広がります。メインストリートにあるお土産屋などもなく、時が止まったかのような空間が広がり、明や清の時代を感じることができます。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る歴史を感じる大鵬所城の城壁内ですが、現在も城壁内の住宅で生活をしている人たちが多数います。家の前には洗濯物が干されていたり、イスを出して涼んでいる人がいたり、と時代のある建物と現代の生活感を楽しむことができますよ。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る北門の近くにある、同じような建物が並んでいるのは大鵬糧倉。当時は穀物や食糧の保管に使われていたと言われています。今はかつて使われていた食器や家具、船等が展示されています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るこちらは左党署遺跡。左党署の左党とは官職のことで当時は県丞(けんじょう)と呼ばれ、今で言うと副知事にあたり、大鵬にある100程の村を管轄していました。今は緑が多い公園で、散策の合間の休憩場所としてピッタリです。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るまた、城壁内にはたくさんのかつての名将の館が残されています。一部の家には入ることができ、当時の建物の構造を見ることができます。中国によくある丸い門は円洞門と呼ばれ、庭園にもよく使われています。全く違う空間を円洞門で仕切り、洞門を額縁のように使って絵になるように作られているのが特徴です。また内部には、大鵬所城の歴史や、かつて使われた生活道具等の展示もあります。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る城壁内にはたくさんのカフェがあるので、街歩きに疲れたら是非カフェで休憩!。大通りにもカフェはありますが、オススメは脇道にある小さなカフェ。個性的ながらもゆったりできる素敵なカフェがたくさんありますよ。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るたくさんのカフェの中でもこちらのお店はシーシャも吸えるエキゾチックなムードが漂うお店。コーヒー等のドリンクはもちろん、たくさんの地ビールが揃っています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るまた、通りにも手軽にお土産等が買えるお店が並んでいるので、街歩きを楽しみながら歩きましょう!
今や近未来都市になった深センですが、少し郊外に出れば昔の中国の街並みに出会えます。香港からも日帰り可能なので、是非訪れて見て下さい!
住所:広東省深セン市竜崗区大鵬街道
電話番号:+86-755-8431-9269
営業時間:8:00〜22:00
アクセス:竹子林駅の福田バスターミナルから大鵬中心までE26番バスで約1時間、大鵬中心から大鵬所城までM471番バスで約15分
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
麻田 ユウミ
はじめまして。私にとって旅とは非日常な空間。旅の中で出会ったモノ、人、風景、グルメどれをとっても普段の生活に活力を与えてくれます。弾丸で旅することも多いのですが、その中で出会った心に残る非日常空間をご…
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