写真:よしおか
地図を見る鳳珠郡能登町にある、ブルーベリーの産地「柳田地区」。2005年に石川県内の市町村合併によって、石川県に残っていた最後の村「柳田村」と鳳至郡能都町、珠洲郡内浦町とが合併し、現在の鳳珠郡能登町となったのですが、柳田地区は旧柳田村のことを指しています。
柳田地区は、能登半島にありながら海に面していない中山間地域。能登町の山林には、もともとブルーベリーの原生種と言われる「ナツハゼ」が多く自生していたこともあり、昔から果実酒が親しまれていました。1983年から本格的にブルーベリーの苗木を栽培し始め、5年後にはブルーベリーを使用したワインを発売するまでに!そして、1993年には柳田地区で全国初の「全国ブルーベリー祭」を開催したこともあり、柳田地区は「ブルーベリーの里」と称されるようになりました。
写真:よしおか
地図を見る「ブルーベリーの里」は夏になると能登半島の人気の観光スポットとなります。柳田地区にあって、ブルーベリーをはじめ、石川県内産の果物に特化した商品づくりを行っている「きのみワイナリー(柳田食産)」では工場の隣にブルーベリー畑が広がっており、毎年初夏にはブルーベリー摘み取り体験やブルーベリー畑の見学ができるんです♪
ブルーベリーは、6月下旬〜7月頃になると完熟を迎え、10月初旬で収穫が終わります。きのみワイナリーでは、7月1日から31日までの1ヶ月間、ブルーベリー畑が開園されます(入園料:中学生以上1,000円、小学生以上500円、園児・乳幼児無料)。リピーターも多く、人気の体験です!
予約は通常要りませんが、団体の方がいらっしゃる時は大変混み合いますので、事前に混み具合をお問い合わせすることをオススメします。
広大な摘み取り園には、木々が所狭しと立ち並び、おいしそうな実がたくさんついています。空のパックを持って、完熟しているブルーベリーを摘んでいきます。摘み取る際のポイントはブルーベリーの「実の色」です。濃い紫色は完熟を意味しているので、見極めて摘んでいってくださいね。
30分も経たないうちに空のパックがいっぱいになり、入りきらないくらいになることでしょう!その場でパクッと食べることもよし。摘み取ったばかりの新鮮なブルーベリーを是非味わってください♪
ブルーベリーの木の高さは低いので、小さなお子様でも大丈夫です。家族連れの方も多く、きっとお子様にとっても素敵な体験になることでしょう♪
写真:よしおか
地図を見るブルーベリーの摘み取り体験以外にも、きのみワイナリーではブルーベリージャム作り体験を行うことができます。新鮮なブルーベリーで作ったジャムをその場で味わい大満足♪2日前までに予約が必要なので、事前にお問い合わせをお願いします。
また、きのみワイナリー内には売店もあり、工場で作られた「ブルーベリーじゃむ」のほか、「りんごじゃむ」、「いちじくじゃむ」などが販売されています。どれも能登産の果実を使用♪とてもおいしく、全国の皆様に是非ご賞味いただきたいジャムです。
摘み取り体験にお越しいただいた機会にご一緒にいかがですか?きっと夏の思い出になることでしょう♪
写真:よしおか
地図を見るきのみワイナリーでは、工場内の見学もすることができます!こちらも要予約なので、事前にお問い合わせをお願いします。ワインの製造過程をスタッフの方が丁寧に説明してくださいます。
製造過程を見たあとは、ワインの試飲もできます。製造過程を知っているからこそ、丹精込めて作られた味が改めて分かりますよね。
能登で貴重な体験をすることができる場所の一つです♪
写真:よしおか
地図を見る柳田地区のブルーベリーの売りは「無農薬」で栽培されているということ。健康のため、安心・安全に配慮されています。今回紹介したブルーベリーの摘み取り体験で、もしも満足に摘み取ることができなくても、計り売りもしているので、能登のお土産として持ち帰ることができます。
ワインやジャムの他にもゼリーやアイスクリームなどブルーベリーを使用した特産品が数多く販売されています。きのみワイナリー近くの柳田植物公園の売店や、柳田地区にある道の駅・桜峠の売店でもそれらの商品を購入することができるので、お近くにいらっしゃった際にはお立ち寄りください♪
能登の自然に囲まれた土地で作られたブルーベリー、お土産にいかがですか?
自然あふれる能登町で手塩にかけて造られた特産品・ブルーベリー。
皆様にも是非、能登の「ブルーベリーの里」にお越しいただき、本場の味を堪能していただければと思います!
ご家族やカップルで楽しめる、初夏にオススメのスポットです♪
この記事を書いたナビゲーター
よしおか
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