秀峰「駒ヶ岳」は"馬の背"まで!大スケールの道南を味わおう

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秀峰「駒ヶ岳」は"馬の背"まで!大スケールの道南を味わおう

秀峰「駒ヶ岳」は"馬の背"まで!大スケールの道南を味わおう

更新日:2019/08/22 13:46

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 アウトドアライター、自転車旅フォトグラファー、絶景道オタク

北海道「道南」を象徴する代表的な風景の一つに、大沼公園から眺める北海道駒ヶ岳の山容があります。広い山麓一面に鮮やかな緑を纏い、鋭く天を衝く山容が格好良く、広大な小沼の背景に大スケールで佇む姿は、北海道を愛する旅人の心を惹きつけて止みません。そんな秀峰「駒ヶ岳」は、現在規制の関係で8合目「馬の背」まで登山が可能!眼前には要塞の如き山頂、眼下には大沼公園の美しいパノラマ等、圧倒的な絶景の連続です。

道南独特の自然景観を作り上げた「北海道駒ヶ岳」

道南独特の自然景観を作り上げた「北海道駒ヶ岳」

写真:土庄 雄平

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北海道南部の鹿部町・森町・七飯町の三つにまたがって雄大にそびえる「北海道駒ヶ岳」(標高1131m)は、渡島半島のランドマークであり、その整った紡錘状の山容から”渡島富士“として親しまれています。標高としてはさほど、高い山ではないものの、周囲に目立った山がないこと、そして裾野に大スケールで展開する大沼国定公園から、強い存在感を放っています。この大沼国定公園から眺めた駒ヶ岳の山容は、道南を代表する景観の一つです。

道南独特の自然景観を作り上げた「北海道駒ヶ岳」

写真:土庄 雄平

そんな独特のこの景観ですが、実は「北海道駒ヶ岳」の火山活動によりもたらされました。1640年の大噴火により、折戸川が堰き止められ、小島を多数有した大沼・小沼などが形成され、現在の豊かな自然景観へと至っています。また駒ヶ岳の山頂部も、実は、自身の火山活動による山体崩壊で、現在の鋭利な形へと変貌しました。

道南独特の自然景観を作り上げた「北海道駒ヶ岳」

写真:土庄 雄平

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過去の永きにわたる火山活動は小康状態になりつつありますが、現在も噴火警戒レベル1を継続しており、山頂部の立ち入りは禁止とされており、8合目の「馬の背」まで入山することが可能です。しかし、山頂まで行かずとも実に素晴らしい登山を楽しめるのが魅力!また、危ない箇所もなく所要時間も短いので、初心者の方にもってこいの山と言えるでしょう。

「駒ヶ岳コース」ピストン!駒ヶ岳が作り上げる生命力溢れる山麓

「駒ヶ岳コース」ピストン!駒ヶ岳が作り上げる生命力溢れる山麓

写真:土庄 雄平

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北海道駒ヶ岳には幾つか登山ルートがありますが、一番メジャーで最短ルートの「駒ヶ岳コース」がおすすめ!登山口の場所が分かりにくいのですが、正しい道を進めば一本なので迷うことはありません。目印となるのは、JR赤井川駅から北上したところにある”大沼レイクゴルフクラブ”!このゴルフクラブが面する十字路を駒ヶ岳の方(北側)へと15分程進んでいけば、北海道駒ヶ岳の6合目駐車場へと至ることができます。

「駒ヶ岳コース」ピストン!駒ヶ岳が作り上げる生命力溢れる山麓

写真:土庄 雄平

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駐車場へ車を止めれば、いよいよ登山開始!序盤はトドマツやクロマツなど緑が美しい樹林帯を進んでいきます。こうした植生になっているのは、北海道駒ヶ岳の度重なる噴火を受けて、更地となった山肌へ、過酷な環境に対して強い先駆樹種(パイオニアプランツ)が生育するようになったためです。今では駒ヶ岳の山腹を埋め尽くすように、その樹林帯が広がり、生命力溢れんばかりに輝きます。また真っ青な夏空とのコントラストが爽快で、そこに凛とそびえる「北海道駒ヶ岳」はまさしく秀峰!

「駒ヶ岳コース」ピストン!駒ヶ岳が作り上げる生命力溢れる山麓

写真:土庄 雄平

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8合目の「馬の背」(標高900m)までは6合目から片道1時間ほど。こうした樹林帯の中を、緩やかに標高を稼いでいきます。登山道は基本的に危ない箇所はありませんが、所々小石が転がっている区間や、地盤が緩い箇所があるので気を付けましょう!なお、木々が低いため日光がダイレクトに当たるので日焼けを怠らず!夏でも北海道は涼しく、標高を上げていくにしたがって風が出てくるので、なお心地よいでしょう。

前に要塞!後ろに大沼!駒ヶ岳が作り上げる世界観を堪能

前に要塞!後ろに大沼!駒ヶ岳が作り上げる世界観を堪能

写真:土庄 雄平

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ようやく「馬の背」へと辿り着く頃、後ろを振り返ってみて下さい。なぜなら、その眼下には北海道駒ヶ岳が育む大スケールの大沼公園の風景が広がるから。登山道の導線が続いて遠近感があり、緑や青に彩られた世界はまさに絶景!天気がよければ、大沼公園の奥に函館まで望むことができます。「北海道の自然を冒険している」という高揚感が一気に込み上げてくることでしょう!

前に要塞!後ろに大沼!駒ヶ岳が作り上げる世界観を堪能

写真:土庄 雄平

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しかし、それは振り返った景色だけではありません。なんと、入山可能な最高点「馬の背」へ到着すると、その先に現れるのは迫力満点の「駒ヶ岳」山頂の景観!山頂付近一帯がまるで広大な荒野の如く広がっており、そこには要塞のような山頂がそびえ立ちます。その風景たるや、今までいた場所とは別世界へ来た感覚と言っても過言ではないほど!目の前と後ろ、ともに独自の世界観をもつ双方の絶景を堪能しましょう。

前に要塞!後ろに大沼!駒ヶ岳が作り上げる世界観を堪能

写真:土庄 雄平

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また駒ヶ岳へ来たら、ぜひ高山植物も探してみて下さい。連綿とした火山活動で裸地になっているこの山でも、現在はイワギキョウやシラタマノキなど高山植物の植生が回復してきています。荒涼とした大地で、儚くも力強く咲くその花の姿に、癒されるとともに活力分けてもらえるよう!

道南の象徴!秀峰「駒ヶ岳」の世界を歩いてみよう

道南の象徴!秀峰「駒ヶ岳」の世界を歩いてみよう

写真:土庄 雄平

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道南の顔として、存在感を放つ「北海道駒ヶ岳」。連綿と火山活動を続けており、現在は8合目の「馬の背」以降は入山規制されているものの、道民を中心に全国から多くのハイカーが集います。そうしたこの山の醍醐味は、山単体のみならず、その山が作り上げる二つの世界観!火山活動によりもたらされた湖沼が密集し、独特の植生を見せる「大沼国定公園」と、馬の背以降に展開する荒涼な山上クレーターと要塞の如き山頂、その二つの景観です。ぜひ、道南へ旅に来た際は、秀峰「駒ヶ岳」を訪れ、自分の足で冒険してみて下さい!きっと忘れられない北の大地の絶景へ出会うことができますよ。

北海道駒ヶ岳の基本情報

住所:北海道茅部郡森町字尾白内町
アクセス:駒ヶ岳登山口6合目駐車場までJR赤井川駅から車で約20分、登山口から馬の背まで往復2時間弱

※備考
登山可能期間:2019年6月1日〜10月31日まで
※降雪状況により期間が変更となる場合あり

登山可能時間:9:00〜15:00まで 6合目駐車場に下山

北海道駒ヶ岳は現在も活動している活火山です。火山災害の危険性をご理解頂いた上、ルールとマナーを守ってお楽しみください。6合目には「入山届」用紙が設置してありますので、必ずご提出をお願い致します。

2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/08/21 訪問

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