富山・新湊観光船の内川遊覧コースで“日本のベニス”を満喫!

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富山・新湊観光船の内川遊覧コースで“日本のベニス”を満喫!

富山・新湊観光船の内川遊覧コースで“日本のベニス”を満喫!

更新日:2019/08/10 19:51

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

富山県射水市の新湊地域を流れる内川エリアは、運河沿いに古い町並みが残り、川の両岸に漁船が停泊する美しい風景からイタリアの水の都になぞらえ“日本のベニス”と呼ばれています。また内川には、個性的な12の橋が架けられています。その内川の町並みを地上とは違った目線で見ることができるのが新湊観光船の内川遊覧コース。橋めぐりとともに、カモメの餌やりも体験できる約50分間のクルーズを楽しんでみませんか?。

新湊観光船の乗船口は「海王丸パーク」から

新湊観光船の乗船口は「海王丸パーク」から

写真:モノホシ ダン

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新湊観光船の乗船口は、海王丸パーク内にあります。メインのコースは「内川遊覧&12橋巡り」で、海王丸の横を通過して新湊大橋をくぐり、「日本のベニス」といわれる「内川」エリアを通って日本海に出て、ふたたび海王丸パークに戻ってくるという、所要時間約50分のクルージングです。

遊覧船は「万葉丸」(12トン)で旅客定員は48名。船内にもトイレはありますが、船の揺れなどで使いづらいので、できれば乗船前に済ませておくのが無難でしょう。

新湊観光船の乗船口は「海王丸パーク」から

写真:モノホシ ダン

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新湊観光船には看板猫がいます。「みーちゃん」という名前の三毛猫で、事務所の一角に棲んでいて、副船長を勤めています。みーちゃんは船に弱く、めったに乗船することはありませんが、万葉丸の出港前には、見送りに来てくれることもあります。

新湊観光船の乗船口は「海王丸パーク」から

写真:モノホシ ダン

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万葉丸が出港すると、すぐにエサを求めてたくさんのカモメたちがやってきます。カモメのエサは船内で販売しています(100円)。カモメたちはあまりにも人懐っこいので、エサやりに夢中になっていると景色を眺めるどころではなくなってしまうかも知れません。

日本海側最大の斜張橋「新湊大橋」の威容

日本海側最大の斜張橋「新湊大橋」の威容

写真:モノホシ ダン

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海王丸パークを出て、最初にくぐる橋が「新湊大橋」。日本海側最大の斜張橋で、全長3.6km、主塔の高さは147m、海面から橋桁の高さは47mになります。上が車道、下が歩行者専用の2層構造になっていて、下部の歩行者専用の「あいの風プロムナード」は全長470mで、海上を散策する空中回廊としても人気です。

日本海側最大の斜張橋「新湊大橋」の威容

写真:モノホシ ダン

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内川エリアの入り口となるのが「新港大橋」。射水市と高岡市を結び、海王丸パークへの連結道路に接続しています。

日本海側最大の斜張橋「新湊大橋」の威容

写真:モノホシ ダン

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タイミングがあえば、万葉線の内川橋梁を渡る可愛らしい電車「アイトラム」の姿を見ることもできます。

船の天井までギリギリ「橋の通過」はスリル感たっぷり

船の天井までギリギリ「橋の通過」はスリル感たっぷり

写真:モノホシ ダン

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「二の丸橋」は、1920年(大正9年)に完成し、1960年(昭和35年)に架け替えられ、2007年(平成19年)に再度架け替えられたもっとも新しい橋です。かつて射水市中新湊の海岸部にあった放生津城にちなんで名付けられ、高欄および親柱は放生津城をイメージしたデザインになっています。

船の天井までギリギリ「橋の通過」はスリル感たっぷり

写真:モノホシ ダン

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内川12橋巡りの楽しみのひとつが「橋の通過」。ほとんどの橋が船の天井ギリギリの高さで、とてもスリルがあります。後部デッキでは立っていると頭部を橋にぶつける危険がありますので、通過時には必ずベンチから立ち上がらないようにしましょう。

船の天井までギリギリ「橋の通過」はスリル感たっぷり

写真:モノホシ ダン

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ベンガラに塗られた「東橋(あずまはし)」は、歩行者専用の切妻屋根付き橋で、内川のシンボル的存在です。スペインの建築家セザール・ポルテラ氏のデザインによるもので、橋の両端には、ガラス張りでベンチを備えた休憩室があります。下船後、ここから行き交う漁船などをのんびりと眺めるのもおすすめです。

内川散策の拠点となる「川の駅 新湊」からも乗船・下船が可能

内川散策の拠点となる「川の駅 新湊」からも乗船・下船が可能

写真:モノホシ ダン

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「山王橋」は、通称“手の橋”とも呼ばれ、射水市出身の竹田光幸氏による大理石の手の彫刻が飾られています。

内川散策の拠点となる「川の駅 新湊」からも乗船・下船が可能

写真:モノホシ ダン

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「山王橋」はとくに高さが低く、万葉丸の屋根の上で休憩しているカモメたちも衝突を回避するため慌てて避難します。

内川散策の拠点となる「川の駅 新湊」からも乗船・下船が可能

写真:モノホシ ダン

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事前に連絡すれば、内川散策の拠点となる「川の駅 新湊」で乗船と下船をすることもできます。

<川の駅 新湊の基本情報>
住所:富山県射水市立町1番26号
電話番号:0766-30-2552
開館時間:9:00〜21:00 ※季節により変動あり
ランチタイム時間:11:30〜14:00
休館日:毎月第4水曜日(祝日の場合は翌日)
アクセス:万葉線「新町口駅」より徒歩約8分
車利用の場合、北陸自動車小杉ICより約20分 海王丸パークより約5分

「内川エリア」は映画・テレビドラマ・CMなどのロケ地にも

「内川エリア」は映画・テレビドラマ・CMなどのロケ地にも

写真:モノホシ ダン

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内川エリアは近年では、映画・テレビドラマ・CMなどのロケ地としても幅広く使われています。「中新橋」(写真)もそのひとつで、俳優・高倉健さんの最後の主演作品になった『あなたへ』のロケで使われました。

橋のデザインは、江戸時代に北前船の寄港地として栄えた内川の歴史を今に伝えるべく、北前船をイメージしたものになっています。

「内川エリア」は映画・テレビドラマ・CMなどのロケ地にも

写真:モノホシ ダン

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「奈呉の浦大橋」を通過すると、万葉丸は日本海へ出ます。後方には、『万葉集』の編纂に関わった歌人、大伴家持が愛した「二上山」を見ることができます。

「内川エリア」は映画・テレビドラマ・CMなどのロケ地にも

写真:モノホシ ダン

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やがて前方に「新湊大橋」が見えてくるとクルーズの終了が近づきます。海上から眺める新湊大橋へのアプローチ部分は、まるで射水市の“ベタ踏み坂”のように感じられる方もいるかも知れません。

このように新湊観光船の内川遊覧コースは、個性的な橋を巡り、懐かしい港町の風情を感じ取ることができるクルーズです。「日本のベニス内川」を訪れた際には、町歩きとともに「内川遊覧&12橋巡り」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

新湊観光船の基本情報

住所:富山県射水市海王町2
電話番号:0766-82-1830
営業時間:8:30〜17:00
運航時間:9:00〜16:00(随時運航)
乗船料:大人(中学生以上)1500円 小人(小学生)800円
定休日:毎週水曜(水曜が祝日の場合は翌日)
アクセス:高岡駅から万葉線で約40分、「海王丸駅」下車徒歩約10分。車利用の場合は、北陸自動車道小杉ICから約20分

2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/08/03 訪問

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