写真:舟津 カナ
地図を見る別府には趣ある歴史的建造物や商店街、「九州の軽井沢」と呼ばれた時代に建てられたレトロな建物が残る面白い町です。
その町並みを生かし「別府八湯ウォーク」では、地元住民ボランティアガイドが歩きながら案内する「竹瓦(たけがわら)ゆうぐれ散策」や「山の手レトロ散策」などさまざまな現地ツアーが催行されています。
ツアーによって値段は異なりますが、低価格に設定され、予約なしでも参加できます。
写真:舟津 カナ
地図を見る宿にチェックインして、夕食までちょっと時間がある人は「竹瓦ゆうぐれ散策」ツアーに参加してみよう。
このツアーは、駅周辺にある隠れた名所や地元民に愛される共同風呂の歴史やユニークな情報を案内してくれます。毎日催行され、出発地は別府繁華街にほど近い北浜公園隣にある花菱ホテル。午後4時出発の1時間ツアーで、料金はなんとワンコイン500円。
出発地の花菱ホテルエントランス横には、無料の足湯「分福の湯」があります。時間に余裕がある人は、ちょっと早めに行き足湯で英気を養うのもよいでしょう。
写真:舟津 カナ
地図を見る花菱ホテルを出発し竹瓦温泉までゆっくり巡るため、年配の人でも気軽に参加できます。
出発地の北浜公園は昔砂風呂で有名だったことや、地元民しかしらない大松などガイドブックに載っていない情報が満載です。
珍名所として「ナニコレ珍百景」に選ばれた「座っている木」も案内してくれます。
本当に2本足で木が座っているように見えますね。
写真:舟津 カナ
地図を見る別府市には公衆浴場が100箇所以上あります。そのほとんどの施設が100円以下で入浴でき、地元民の憩いの場となっています。ひとつひとつ個性的で独特な雰囲気を持つこの浴場も案内してくれます。
たとえば、別府駅に程近い「駅前高等温泉」は、入り口が男女ではなく「ぬる湯」と「あつ湯」で別けられ、地元民以外は希望を出さない限り「ぬる湯」に通されるとのこと。
また、「ここに浴場?」というような入り組んだ商店街の路地裏にある「梅園温泉」など、温泉文化が根付いた別府ならではの場所を巡ります。
洗面桶とシャンプーを持って浴場に向かう地元民も多く見られ、「ほっこり」した気分になります。
竹瓦温泉前で解散しますが、解散前には別府名物のお菓子とお茶のサービスがあります。
これで500円とはビックリ!
タオルを持参しておけば、解散後そのままレトロな情緒たっぷりの竹瓦温泉で汗を流せます。
この温泉は砂場があり、砂湯を堪能することも。
もし、ホテルで夕食をとらない人は地元ガイドさんにおすすめの食事場所を聞いてみよう。
別府名物「冷麺」のおすすめ場所や、「関サバ」「関アジ」を安く食べられる場所などいろいろな情報を教えてくれますよ。
その町の良さは地元の人に聞くのが一番!「別府八湯ウォーク」では、いろいろなツアーを個性豊かなガイドさんが案内してくれます。
また、駅周辺はアートNPO「BEPPU PROJECT」が運営するアートスペースが数箇所あり、アートの町として動き出しています。
温泉だけでない、魅力的な別府の町を歩いて巡るのも楽しいですよ。
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(2024/10/15更新)
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