小豆島「うみねこかしや」は心と身体に優しいお菓子屋さん

小豆島「うみねこかしや」は心と身体に優しいお菓子屋さん

更新日:2015/09/10 17:03

凜風 杏花のプロフィール写真 凜風 杏花 ライター
瀬戸内海に点在する大小の島々。ガイドブックで大々的に宣伝している有名な観光地やロケ地も、もちろん素敵ですが、心がほっこりして、普段の忙しさを忘れる…そんな場所も良いですよね! 今回は、心と身体に優しいお菓子作りをしている小豆島の「うみねこかしや」をご紹介します。落ち着いたカフェスペースもあっておススメですよ!

ここが「美味しさ」への入口

ここが「美味しさ」への入口

写真:凜風 杏花

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「うみねこかしや」がお菓子を作り始めたきっかけは、茨城県守谷市にある、クッキーやスコーンを中心にしたおやつの店「くろねこかしや」。そこのお菓子が食べたくて食べたくて、とうとうお菓子屋さんを開くことになったそうな。

普通だと「食べたくて食べたくて食べに行く」、又は「食べたくて食べたくてお取り寄せ」というパターンになるところを、お店を開いてしまうなんて…すごすぎる!(^^)!

結構通行量のある車道沿いにあるのですが、この入口を一歩入ると、穏やかで静かな空間と、素材の味が生きているお菓子やお茶の世界が広がっています。

クッキーにだって物語がある!

クッキーにだって物語がある!

写真:凜風 杏花

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「うみねこかしや」で使われる小麦粉はすべて国産。砂糖はてんさい糖、きび粗糖など主にミネラルの多いもの。新鮮な食材やオーガニック素材を選び、保存料、着色料は不使用。中には、動物性の食材(卵・乳製品)を使わないお菓子もあって、選択の幅が広がります。

たくさんの種類があるクッキーの材料もそれぞれ違います。写真手前の「おさかなバニラ」には、てんさい糖、小豆島の塩、オーガニックバニラビーンズなど。奥側の「どんぐりと山猫の麦こがし」には国産麦こがしや、きび粗糖などを使用。他にも「黒糖くろねこ」や「ことりのメープル」などがあります。

可愛い形のクッキーからは、「山猫さんが道を歩いているとどんぐりが…」や「瀬戸内海に六匹のおさかな兄弟が…」などの物語が聞こえてきそう♪

飲み物にもパンにもこだわり発見!

飲み物にもパンにもこだわり発見!

写真:凜風 杏花

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カフェで頂ける飲み物のうち、写真は「玄米コーヒー」。玄米を焙煎し、コーヒーのような苦味・風味を出していて、ノンカフェイン。 他に、ポリフェノールたっぷりの「小豆美人茶」、ハチミツの香りがする「ハニーブッシュ・ティー」、「有機抹茶」などもオススメです。

一緒に頂いたのは「プルーンとひまわりのパン」。しっかりとしたもちもち感と噛みごたえがあり、練り込まれたプルーンが中からも出現!

カフェスペースではバイオリン教室も☆

カフェスペースではバイオリン教室も☆

写真:凜風 杏花

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カフェスペースでは、バイオリン教室も開いているため、テーブル席・ソファー席・本棚以外に、楽器類や譜面台なども配置され、芸術の香りが…。

旅の途中で好きなお菓子とお茶を選び、ひと時の休息をここで。また、日持ちのするお菓子をいっぱい買って帰り、ご家族やお友達と土産話を楽しむのも良いかも。

アクセスはバスを使えば一番便利。土庄、池田、草壁、坂手の各港をつなぐ線を使い、バス停・苗羽(のうま)で降りるとすぐ。港からレンタサイクルを利用する方法もあります。

飾らない美味しさ「カスタードプリン」

飾らない美味しさ「カスタードプリン」

写真:凜風 杏花

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「そういえば、プリンって何も載せなくても充分美味しいんだった」と再認識させられる優しい味は、底のカラメルソースを少しづつ混ぜあわせて頂くのが美味しい♪ 他にもさくらんぼなどを使った季節のお菓子、シフォンケーキやシュークリームなどたくさんありますが、人気の商品は売り切れの可能性があるので、早めの時間に訪問されることをおススメします。

【うみねこかしや】
営業日:金・土・日曜日
営業時間:11:00〜18:00
※変更の場合がありますので、各月のスケジュールを確認してからお出かけください。

癒しスポットとして

2014年に「瀬戸内海国立公園」は指定80周年を迎えました。「二十四の瞳映画村」などの観光地と合わせて、癒しスポット「うみねこかしや」へもぜひお立ち寄りくださいね☆

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/11 訪問

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