限りなくドイツ的なドイツ!ミュンヘンの王道観光スポットまとめ

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限りなくドイツ的なドイツ!ミュンヘンの王道観光スポットまとめ

限りなくドイツ的なドイツ!ミュンヘンの王道観光スポットまとめ

更新日:2019/08/17 14:54

藤 華酉のプロフィール写真 藤 華酉

ドイツといえばビールであり、ソーセージ、サッカーである、と言うのが世界人の人々の見解でしょう。しかしドイツ人に言わせてみれば、そのすべてを常時兼ね備えているのは、ドイツ広しといえどもミュンヘンしかありません。豪華な宮殿の観光やショッピングの後には、蒸留所で出来立てビールに舌鼓を打ち、ドイツ国内でも人気のサッカーチームを応援して、限りなくドイツ的な一日を過ごしましょう!

ドイツの大阪 元バイエルン王国のミュンヘン

ドイツの大阪 元バイエルン王国のミュンヘン

写真:藤 華酉

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ミュンヘンには外国人が考えるドイツ的な要素がぎゅっと詰まっていますが、ドイツ人に言わせればミュンヘンを含む「バイエルン州」は一般的なドイツとはちょっと違う要素を持っています。それはきつめの方言だったり、夏暑く冬寒い四季のある気候であったり、人々のドイツ人らしからぬ(?)陽気さであったりするかも知れません。そう、ミュンヘンは日本で言う所の大阪のような、間違いなく日本なんだけどすごく独特なんだよな……という思いを抱かせる場所なのです。

歴史的にも、ミュンヘンを首都とする「バイエルン州」は長らくバイエルン王国という独立した国家でした。ノイシュヴァンシュタイン城の建設で有名になったバイエルン王の家系です。

ドイツの大阪 元バイエルン王国のミュンヘン

写真:藤 華酉

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現代のバイエルン州は、ドイツの州の中で税収率が最も高い、お金持ちの州です。日系企業も含め、有名企業の支店が出そろい、治安も上々。観光客も安定して多く、ミュンヘン空港は新しく快適な空港としてEU内でも評判です。土地が豊かで食事が美味しく、何よりビールの味はドイツ国内でも随一。バイエルン州は、ドイツ人が老後に住みたい憧れの州でもあります。

つまり、ドイツに数日しか滞在できないのであれば、何はともあれミュンヘンを訪れるべきです。

街中に宮殿が!?王室の威信をかけたレジデンツ

街中に宮殿が!?王室の威信をかけたレジデンツ

写真:藤 華酉

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ミュンヘン中央駅から、徒歩15分程。大都会に突如出現する宮殿(レジデンツ)は、ここだけバイエルン王国の時代にタイムスリップしてしまったかのような雰囲気を漂わせています。

14世紀から何度も改装を重ねたレジデンツは、現在においても観光客を迷わせる魅惑の存在。それだけ広く見ごたえがあると言う事ですが、内部は宮殿の要所を見学するレジデンツ博物館と、宝物館に分かれています。コンビチケットを買っておけば、例え迷ったとしてもどこにでも入れるので安心です。

ドイツ人はイタリアが大好きである、と言うのは現代のドイツ人の夏季休暇計画を知れば誰もが同意する所。それは中世の時代から続く伝統でもあります。レジデンツは、至る所にイタリアへのあこがれを感じる構造。中でも舞踏会などが開かれていたホールや、グロテスクの庭園などの細工には、ローマ帝国の彫像やフィレンツェの宮殿の影響を感じない訳には行きません。
壮麗にしてどことなく異国風な装飾がレジデンツの魅力です。

街中に宮殿が!?王室の威信をかけたレジデンツ

写真:藤 華酉

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コンビチケットを買ったなら、宝物館も忘れずに参りましょう。
現代のドイツの宗教率はカトリックとプロテスタントの比率が半々といった所ですが、バイエルン王国は強固にカトリック王国でした。宝物館では、ふんだんに宝石を散りばめた聖遺物や、目玉が飛び出る程精巧な陶磁器の数々を見学する事が出来ます。

中でも聖遺物、つまりは人間の「骨」や「指」の展示は圧巻です。一見悪趣味に見えますが、仏教においても現存する仏陀の骨の数を数えると3000を超えると言われる程なので、信仰の本質に近いのかもしれません。宝石よりも高価な聖人の遺物、宝石や金細工で彩られた人体は西洋文化を理解する意味で一見の価値があります。

<基本情報>
住所:Residenzstrasse 1, 80333 Munchen
電話番号:+49-8929-0671
開館時間:
4月〜10月20日 9-18
10月21日〜3月 10-17
入場料:各博物館7ユーロ、コンビチケット11ユーロ

街中に宮殿が!?王室の威信をかけたレジデンツ

写真:藤 華酉

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また、ミュンヘン中央駅からトラムで10分程の、ニンフェルンブルク城も圧巻の観光地です。
広々とした庭園と優雅な宮殿は、「妖精の城」の名を裏切らない美しさ。パステルカラーが可愛らしい、女性的な内装も見所です。また、ルートヴィヒ一世と関係を持った女性の肖像画36人を並べた、美人画の間も必見。些か悪趣味な嗜好ではありますが、衣装も髪型も様々な、19世紀ドイツに生きた美女の姿を垣間見る事が出来ます。

<基本情報>
住所:Schloss Nymphenburg 1, 80638 Munchen
電話番号:+49-8917-9080
開館時間:
4月〜10月15日 9-18
10月16日〜3月 10-16
入場料:夏シーズン11.5ユーロ、冬シーズン8.5ユーロ

仕掛け時計がカワイイ、新市庁舎

仕掛け時計がカワイイ、新市庁舎

写真:藤 華酉

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こちらはミュンヘン中央駅から徒歩10分程。観光客と思しき人々が突然立ち止まり写真を撮り始めたら、新市庁舎前に辿り着いたと思って間違いありません。
凄まじく精巧な石のレース、季節の花々に彩られた美しい建物がこの新市庁舎。新、と名は付きますが、19世紀には既に現在の形になっていた、現役の市役所です。

見所は今でもお役人の働いている内部―――ではなく、塔に取り付けられた、可愛らしい仕掛け時計です。こちらの時計は毎日11時と12時に、木製の人形がくるくる回って動き出し、音楽と共に10分程度の仕掛けを見せてくれます。

この時間に間に合わなくても、一時間に一度はお人形さんがちょっとしたリアクションを見せてくれますので、バイエルン州名物の可愛い木人形の出来を確かめたいなら、是非とも脚を止めて塔を見上げる価値があります。

王室ご用達!ビアホールと言えばミュンヘン!

王室ご用達!ビアホールと言えばミュンヘン!

写真:藤 華酉

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オクトーバーフェストの折には10を越えるビールの蒸留所が軒を並べるミュンヘンですが、10月に訪れずとも本場の味は楽しめます。
中でも最も有名なビアホールが、ホフブロイハウス。

文字通り朝から晩まで陽気なバイエルン音楽が奏でられ、ビール!と適当に頼むと1Lのジョッキが出て来る、安心と信頼のドイツのビアホールです。観光客も大勢訪れますが、あまりにビールの味が良い為、地元のドイツ人おじさん方も多くが常連となっています。
いわゆるビール、さっぱりした味わいのピルスは、美味しく水のように飲み干されるためそのまま頼むと1L出て来ます。

ミュンヘンの名物、酵母がたっぷり含まれたWeisenは少し癖がありますが、香りが良く地ビールのようにコクがあり、0.5Lから注文可能です。黒ビールもさっぱりとした味付けにスモーキーな風味が加わり、冬でもごくごくと呑める美味しさです。季節のビールもぜひお試しください。さくらんぼのビール、レモンのビールなど、変わり種に挑戦できます。

<基本情報>
住所:Platzl 9, 80331 Munchen
電話番号:+49-8929-01361-00
営業時間:9時30分〜23時30分

新旧時代の入り交じる、楽しい旧市街

新旧時代の入り交じる、楽しい旧市街

写真:藤 華酉

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デパートやカフェを眺めながら、中央駅から歩く事10分程。突然現れる城門に、観光客は驚くかも知れません。ミュンヘンは城門があった頃の街構造が良く残されており、カールス門の内側は中世から市場だった旧市街になっています。
タマネギのような形のパステルカラーの塔が可愛らしいフラウエン教会や、オルガンの音色が自慢のミヒャエル教会など、歴史的建造物には事欠きません。

新旧時代の入り交じる、楽しい旧市街

写真:藤 華酉

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また、歩行者天国になっているノイハウザー通りにはドイツ内外のブランドが集結しています。ドイツの民族衣装、エプロンとチェック模様の可愛いディアンドルや、木製のクリスマスオーナメントなど、他の地域では一部季節にしか買えないお土産が揃っているのもミュンヘンならでは。

ドイツで人気のサッカーチーム、バイエルンのグッズが買えるのもミュンヘンだけです。日本で言わば野球の巨人、いつも勝つが故に敵も味方もナショナルなファンも多い、バイエルンのグッズはサッカーファンには必見です。

とりあえずミュンヘンに行こう!

言わずと知れたドイツの名所、ノイシュヴァンシュタイン城や、ドイツ一のクリスマスマーケットが開かれるニュルンベルク、日本人なら誰もが好きになってしまうローテンブルクなど、ドイツの名観光地はバイエルン州に固まっています。ならばバイエルン州の州都であるミュンヘンに、観光客がドイツに期待する全てが詰まっているのも当然と言うもの。極めてドイツ的なドイツを実感しに、是非ミュンヘンにお越しください。

2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/07/27−2019/07/28 訪問

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