写真:LUI
地図を見る須磨アルプスの登山コースは、六甲山全山縦走コースの一部で、スタートは山陽電車の須磨浦公園駅の改札を出て、右に曲がってすぐのところにあります。たどる順番としては、鉢伏山→旗振山→鉄拐山→栂尾山→横尾山→東山→下山口です。今回案内するコースは、登山口と下山口が異なる場所になるコースなので、ご注意ください。道中の六甲全山縦走の看板に従えば、迷わず行くことができますが、登山経験者と行くと、なお安心でしょう。
登山口には展望台があり、ここから早速、瀬戸内海が見渡せる絶好の景色を見ることができます。
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地図を見る登山口から鉢伏山の山頂までは約30分、ハイキングコースのような、整備された道を登ります。所々に展望が開けた場所があり、神戸の海が見渡せますので、飽きずに登ることができます。ただ、山頂260mまでほぼ一気に登ることになるので、適度に休憩をはさみながら登ることをお勧めします。
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地図を見る鉢伏山の山頂付近には、須磨浦山上遊園が広がっていて、レストランや売店もあるので、ここで水分の補充や休憩ができます。また、展望台も整備されているので、ぜひ明石海峡大橋の見える絶景を楽しんでください。
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地図を見る鉢伏山からは整備されつつも、山の中という雰囲気を味わえる登山道です。おらが茶屋というポイントまでは、上り下りを繰り返しながら、森林浴が楽しめます。所々しっかりした登りもありますが、ビルの階段が問題ない方なら大丈夫でしょう。
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地図を見る鉢伏山から鉄拐山の間の海側の斜面は、源平の戦いの中で源義経が急坂を駆け下りたことで有名な、一ノ谷の坂落し(逆落し)の場所でもあります。そして、鉄拐山の山頂からは、神戸市街の景色が目下に広がります。
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地図を見る鉄拐山を下ると、須磨寺公園という場所に出ます。ここにはおらが茶屋という軽食を提供している場所があります。営業は土日祝日のみなのでご注意ください。
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地図を見るおらが山から栂尾山までは、長い人工的な階段が続きます。向かいに見える栂尾山に行くために、一度山を下る必要があります。ここまでで体力的に辛くなった方は、降りたところの近くに、神戸市営地下鉄妙法寺駅へ向かうバス停(高倉町8丁目)があるので、ここでリタイアすることもできます。
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地図を見る下った後は、団地の中を通り過ぎます。スーパーもあるので、水分や行動食の補充もできます。
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地図を見る団地を抜けると、また登りの階段が始まります。約400段の空へと続く階段は、きれいな景色でもあり、しんどい景色でもありです。途中には休憩できる場所もあるので、自分のペースでゆっくり、頑張って登りましょう。
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地図を見る栂尾山を越え、横尾山も越えると、ついに須磨アルプスが始まります。花崗岩のごつごつした岩肌の登山道になっていて、安全のために鎖を使いながら下っていくような場所もあります。怪我をしないように、注意していきましょう。
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地図を見る横尾山から10分ほどで須磨アルプスの名勝、馬の背が見えてきます。右には海、左には街があり、それを分けるような馬の背のごつごつした岩肌は、他の場所ではなかなか見ることができない景色です。
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地図を見る先ほどまで見ていた岩肌は、登山ルートの一部です。岩肌に渡された階段を下り、馬の背を渡っていきます。写真正面の岩山も登り越えていきます。
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地図を見る両側が急斜面という恐怖と闘いながら、狭い道を行く場所もあります。十分に気を付けてください。
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地図を見る渡り切った馬の背を見返すと、猛々しい岩肌がむき出しの山の力強さをよく感じます。自分自身が強くなったような感覚にもなれます。
馬の背を越えれば、あとは整備された山道です。東山山頂での分岐で妙法寺駅行きのほうに進み、15分ほどで下山口に至ります。下山口から妙法寺駅までは歩いて12分ほどです。
住所:兵庫県神戸市須磨区横尾4丁目
アクセス:山陽電車「須磨浦公園駅」から徒歩5分(登山口)
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
LUI
関西在住の社会人です。社会人でも中身の濃い旅行がしたい!という自分の素直な気持ちに従い遊びも仕事も両立させるスタイルで旅行をしています。旅のメインは写真撮影、温泉、グルメ。おもなエリアは関西周辺です。
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