絶景!スイス・ベルニナ急行沿線「サッサル・マソン」へハイキング

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絶景!スイス・ベルニナ急行沿線「サッサル・マソン」へハイキング

絶景!スイス・ベルニナ急行沿線「サッサル・マソン」へハイキング

更新日:2019/08/22 13:07

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家
ハイキング王国スイス東部グラウビュンデン州を走るベルニナ急行沿線には絶景が満載!4000m級のベルニナアルプスの山並み、真っ白い雄大な氷河にキラキラ輝く美しい湖と自然美溢れる眺めが次々に現れます。

この絶景の中にはハイキングルートが網の目のように張り巡らされています。そのうちのひとつ、湖畔を歩き高山植物の咲き乱れる中、氷河を目の前に見る山小屋サッサル・マソンを訪れるコースをご紹介します。
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ベルニナ急行沿線は絶景の連続!

ベルニナ急行沿線は絶景の連続!

写真:Hiroko Oji

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氷河急行、「ゴールデン・パス」ラインと共にスイスを代表する3大急行のひとつである「ベルニナ急行」は、東部のサンモリッツとイタリアのティラノを結ぶ絶景ルートの中を走り抜けます。4000メートル級のベルニナアルプスの山並みに加え、美しい森や滝、純白の雄大な氷河やキラキラ輝く山間の美しい湖など自然美に溢れ、世界遺産にも登録されています。さらにループを描く石橋やいくつものアーチの美しい石橋も見所で車窓風景に釘付けになってしまうルートです。

そんな中イタリア領に近いブルージオには有名なオープンループがあります。この路線のハイライトの一つで、緑の草原の中を大きくカーブを描きながらアーチが連なる石橋の上を列車が360度回転するのはこの路線ならではのひととき。ブルージオ駅からこのループまで10分もかからずにハイキング気分が楽しめます。

ベルニナ急行沿線は絶景の連続!

写真:Hiroko Oji

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またハイライトの一つに標高2985メートルのディアヴォレッツァ展望台があります。

ベルニナ・ディアヴォレッツァ(Bernina Diavolezza)駅で下車し、駅前のロープウェイに乗り換えて一気に山頂駅まで上りますと、目の前には大迫力のベルニナアルプスの名峰がズラリと横並びに並ぶパノラマが!ピッツ・パリュー、ピッツ・ベルニナ、ピッツ・モルテラッチュといった山々の足元にはモルテラッチュ氷河の大きな流れにペルス氷河が合流する雄大な風景が広がります。この周辺にもハイキングコースが用意されています。

ベルニナ急行沿線は絶景の連続!

写真:Hiroko Oji

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沿線の中でもラーゴ・ビアンコという高い標高の湖があるのですが、こちらはイタリアに近い標高1000メートル近くの地点にあるポスキアーヴォ湖。水力発電の貯水湖として利用されている湖ですが、湖面に山並みを映し出す風景はなかなかのもの。湖畔沿いに遊歩道が設けられていますので、お時間に余裕があればぜひ湖畔散策を楽しんでいただきたい所です。

ハイキングの始まりはオスピッツォ・ベルニナ駅

ハイキングの始まりはオスピッツォ・ベルニナ駅

写真:Hiroko Oji

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このような絶景続きの中、人気の高いハイキングコースの一つをご紹介しましょう。オスピッツオ・ベルニナ駅から始まりサッサル・マソン小屋を経由してアルプ・グリュム駅に向かうコースです。

出発点のオスピッツオ・ベルニナ駅はラーゴ・ビアンコという乳白色の緑がかった湖に面したベルニナ線で最も標高の高い駅で標高2253メートル。石造りの建物に赤い鎧戸の付いた窓が可愛らしい感じの駅舎です。この駅から、湖の左手上方の切り立った岩山の上にちょこんと見えるサッサル・マソンの山小屋を目指して歩き始めましょう。

ハイキングの始まりはオスピッツォ・ベルニナ駅

写真:Hiroko Oji

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駅舎を出発してからはしばらく線路を下に眺めながら湖沿いに歩きます。

ラーゴ・ビアンコは白い湖という意味。周りの岩石を削った氷河が様々な成分を含んで湖に流れ込むために白っぽくなるのです。対岸には雪が残る岩山が聳え、この眺めは沿線のハイライトの一つとなっています。

ハイキングの始まりはオスピッツォ・ベルニナ駅

写真:Hiroko Oji

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足元には色とりどりの高山植物が咲き誇っています。緩やかなハイキングルートで、次第に下る坂道から線路を越え、湖のすぐ際を歩くこと40分ほどでダムにたどり着きます。

この後の分岐点で上りの右側のコースへ進みましょう。

ラーゴ・ビアンコを後に

ラーゴ・ビアンコを後に

写真:Hiroko Oji

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分岐を越えると緩やかな上りが続き、やがて背後のラーゴ・ビアンコの姿も山陰に隠れてしまいます。

ラーゴ・ビアンコを後に

写真:Hiroko Oji

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お花畑を愛でながら上り続けると、イタリア方面に見えてくるのが碧い真珠のようなポスキアーヴォ湖。幾重にも重なる山並みの窪みにポツンと小さく見えているのがそうです。手前の平らな山のてっぺんでは牛の放牧がおこなわれており、カラーンカラーンと聞こえてくるカウベルの音が長閑そのものです。

ラーゴ・ビアンコを後に

写真:Hiroko Oji

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上り始めて30分近くでサッサル・マソンの山小屋に到着します。谷に突き出した崖の上標高2355メートルの地点にあり、背後のパリュー氷河に下流のパリュー湖、湖左手斜面上にアルプ・グリュム駅、遠くはポスキアーヴォ湖まで見渡せる展望台になっています。

<サッサル・マソン小屋の基本情報>
住所:Ristorante Sassal Masone, 7710 Poschiavo
電話番号:+41-81-844-03-23

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サッサル・マソン小屋からの絶景

サッサル・マソン小屋からの絶景

写真:Hiroko Oji

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このレストラン併設の山小屋前には広いスペースでテラス席が設けられ、素晴らしい眺望を前にお食事が楽しめます。その背後には石を積み上げて円錐形に造られたワイン蔵が二つあって、内部にはワインが綺麗に陳列されています。

サッサル・マソン小屋からの絶景

写真:Hiroko Oji

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一番奥に控えているのがパリュー氷河。鳥が翼を広げたような形をしており、氷河の融水が細く流れ出しています。

サッサル・マソン小屋からの絶景

写真:Hiroko Oji

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流れていく先にあるのがハート型にも見える青い乳白色のパリュー湖。その左上山斜面には九十九折りに蛇行するベルニナ線の線路がくっきり見え、アルプ・グリュム駅も小さく見えています。緑の中を時折走り抜ける赤い車体の列車がとてもかわいく感じられます。

ゴールのアルプ・グリュム駅を見下ろしながら

ゴールのアルプ・グリュム駅を見下ろしながら

写真:Hiroko Oji

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サッサル・マソン小屋でゆっくり休憩したら、あとはゴールのアルプ・グリュム駅を目指して下るのみです。

下り始めは氷河に向かい、途中からは氷河を背にアルプ・グリュム駅を前方の右下に眺めながら歩ける両脇にお花が咲き競うコースです。

ゴールのアルプ・グリュム駅を見下ろしながら

写真:Hiroko Oji

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やがてアルプ・グリュム駅も山陰に隠れてしまい見通しもよくなくなりますが足元にはお花畑が広がります。線路を越えると再びパリュー氷河を見上げる形に。そのまま進むとアルプ・グリュム駅を右下に見下ろすようになります。前方にレストランを兼ねる山小屋が見えてきたらゴールはすぐそこ!

ゴールのアルプ・グリュム駅を見下ろしながら

写真:Hiroko Oji

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最後、牛さんたちの落とし物も交じるお花畑の斜面を一気に下りきるとアルプ・グリュム駅のホームにつながります。

アルプ・グリュム駅も石造りの建物で宿泊施設とレストランを兼ね添えており、ひと休みにもってこいの場となっています。標高2091メートルにある駅のテラス席やホームの端っこからは、山並みの上に広がる氷河と谷底の湖をまとめて一枚の絵のように眺められます。

<アルプ・グリュム・レストランの基本情報>
営業時間:8:00〜18:00
ホットフード提供時間:11:00〜18:00

自然美溢れる絶景続きのベルニナ沿線

アルプスの山並みと氷河と湖をたっぷり楽しめるコースをご紹介しました。このベルニナ線沿岸には他にも盛りだくさんの楽しみ方が潜んでいます。サンモリッツからティラノまで走る列車から風景を眺めるだけでも十分に楽しめる沿線ですが、どの駅で下車してもハイキングや展望、美しい高山植物に美味しいお料理などが味わえます。ぜひ時間に余裕をもって計画し、ベルニナ線の旅をお楽しみくださいね。

2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/07/17 訪問

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