うつぶな公園に到着すると、まずその光景に驚かされます。裏山の一角が色とりどりのあじさいで覆われているのです。遮るものがなく一面にあじさいの花が咲き誇り訪問者を圧倒します。
後述する「あじさいまつり」の期間中はスタッフがいまして、あじさいのビュースポットまで連れていってくれることも!この公園のあじさいは、もともとボランティアの方々が育てているものなので愛情というものを感じます。今でも少しずつ株数を増やしています。
もちろん裏山へは立ち入ることが可能で、頂上まで遊歩道が整備されています。遊歩道の両脇に咲くあじさいに囲まれながらゆっくりと歩いて行きましょう。頂上まではゆっくり歩いても10分ほどでたどり着けます。
セイヨウアジサイやガクアジサイなど、様々な種類のあじさいを間近で観賞することができます。
遊歩道の周りには見渡す限りあじさいが広がっています。これだけたくさんのあじさいに囲まれると圧巻です。
また、遊歩道には南部町の街が一望できる眺めの良い場所もあります。
見頃となる6月下旬には「南部あじさいまつり」が開催され、模擬店が数店出店します。特に大きなステージイベントはありませんが、あじさいをゆっくり鑑賞するのにはかえって好都合です。
模擬店として出店している休憩処で、南部町特産のお茶をすすってお団子を食べながらあじさいを観賞するというオツな楽しみ方もできます。
なお、あじさいまつり開催中は混雑防止の為、直接車で公園に行くことが出来ず、シャトルバスで移動することになります。詳しくは南部町のウェブサイトを御覧ください。
最後はワタクシ、ウェブ山梨案内人としてこのスポットの山梨の中での総合評価をお伝えします。
山梨県のあじさいスポットの規模としては、河口湖の天上山公園の次に大きい場所です。天上山公園はハイキング向けなので、あまり歩かずにたくさん見たい方はこちらの公園がオススメです。
南部町はその名の通り山梨県の最南端。少し北上すると法華経の総本山・身延山久遠寺があります。また、久遠寺のある身延町には「一色のホタル」と呼ばれるホタルの名所があります。見頃は6月中旬ごろなので早い時期にあじさいを見に来られた方は行ってみると見られるかもしれません。
あじさいの名所巡りをしたい方にオススメしたいのは、少し北上したところにある「妙法寺のあじさい」。妙法寺はうつぶな公園の次に規模が大きいあじさいの名所で、お寺とあじさいという定番の風景を見ることが出来ます。
この機会にぜひ峡南地区(山梨県の南部の総称)に訪れてみてはいかがでしょうか?
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/14更新)
- 広告 -