写真:吉田 彩緒莉
地図を見るサムイ島でも中心部チャウエンは、一昔前「ココナッツアイランド」と言われたのどかな印象も今は全く感じないほどに発展。いわゆるリゾート都市要素の強い雰囲気が漂っています。静かで穴場のビーチには高額なリゾートホテルの建設ラッシュが続き、どんどん敷居が高くなっていきます。
のんびり、気軽に楽しめる静かなビーチはないのかとお嘆きの皆さん。サムイ島には「バンポービーチ」があります。見てください!日中でも、人が通る時間の方が少ないほどの静けさ!
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るサムイ島の空の玄関口サムイ空港や、サムイ島一番の繁華街チャウエンからはトゥクトゥクで30分以上かかりますが、サムイ空港が利用できるのは「バンコク・エアウェイズ」を含む4エアラインのみ。そのためサムイ島LCC利用を考えている人の方が多いのでは?
えっ?LCCってサムイ空港に着かないの?と驚いている人もいるでしょう。LCCの場合、タイ本土からサムイ島にバスで1時間〜2時間で移動できる複数の空港に到着し、船でサムイ島に移動するのです。でも日本の船会社をリタイヤ後、タイに売られた船に乗れたり、パンガン島などの離島を眺めながら到着する船旅もオツなもの。
バンポービーチの今回のお勧めするホテル「バンポービレッジ」は、そんなLCCの乗客を乗せたフェリーが到着する「ナトン港」から、ミニバスで10分もかかりません。お得な旅行を考えている人には逆に便利な立地です。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るバンポービレッジにはレセプションがなく、敷地内のオーナー家族が住む家を訪ねてチェックインします。完全なる家族経営なのです。
敷地内にはいくつかのタイスタイルのコテージが並んでいて、タイ人が住んでいる村に迷い込んだような気持になります。
一番スタンダードなコテージは日本円で一部屋3000円台(2019年8月現在のレート)程度。宿泊予約サイトのセールに当たればそれ以下になることも。それでもリビング、キッチン、ベッドルームに分かれた広い造りでファミリーで宿泊することも可能です。ただし、このホテルで一番お勧めしたいのは、バンポ―ビレッジに2つしかないビーチフロントヴィラ!
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る2つのベッドルームと、シャワールーム、キッチンのある広〜い造りで、1ヴィラ6000円から7000円程度。家族で宿泊すればとてもお得ですし、友達2人なら部屋もシャワーも個人で使え、快適そのもの!ただし、最近タイで流行の都会的かつクールなデザインのホテルとは異なり、タイ人の自宅仕様なので「うわあ、おしゃれ!」と感動することはないでしょう(笑)。もちろん、とても清潔で寝心地が良いベッドや、問題なく熱いお湯が出てくるシャワールームなのでご安心を。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るリビングルームは屋外。大きな大きなテラスには、寝ころんで過ごせるデッキチェアと、ダイニングテーブル。屋外とはいえビーチからの涼しい風が常に吹いてくるのでとても快適です。
ここまでだと「なーんだ・・・」と思う人もいるかもしれませんが、ビーチフロントヴィラの凄いところはこんなものではありませんよ。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る大きなテラスの目の前に広がるのは、エメラルドグリーンの素晴らしい海と、静けさに満ちたバンポービーチ!
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る部屋のテラスで寝ころんでビールを飲み、海で泳いだら、水着のまま部屋のシャワーがそのまま浴びられるという、夢に描いたリゾートライフができてしまうこの環境!奥に見える島影はフルムーンパーティーで知られるパンガン島です。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るバンポ―ビレッジ目の前のエリアはプライベートビーチ。さあ、見てください。この海の透明度を!そしてチャウエンビーチほか、観光客の多いサムイのメインビーチからは考えないくらいの静けさを。
波の音で眼ざめ、顔も洗わないまま誰もいないプライベートビーチに出て深呼吸。そしてそのままテラスでまったり過ごす・・・。こんな贅沢をこの値段でできるホテルは、サムイ島だけではなくタイでも稀少です。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る朝食は各客室のテラスにルームサービスで運んでくれます。しかも、家族経営のホテルなので、スタッフである家族の皆さんが交代で調理を担当。ゲストがテラスに出てきたのを見計らって朝食を作り出す細やかな配慮は五つ星ホテル並!トーストと、目玉焼き、そしてベーコン、ソーセージと言うオーソドックスなメニューですが、目の前の海景色が一番のごちそうですよね。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るホテル内で飼われているにゃんこが、我が物顔で各ゲストのテラスに遊びに来ます。人懐っこく、膝の上に自分から乗ってくることも。とはいえ、ホテルできちんと餌をあげているので食べ物はねだりません。ゲストが帰るときは車の場所までついてきたりと、さながら旅館のゆるーい女将のようです。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る昼食はホテルエントランス側の幹線道路沿いにある簡易食堂や、屋台からテイクアウト。キッチンで温めなおしてテラスでいただけば超リーズナブルな海辺のランチが堪能できます。ビーチ沿いのレストランはどこのリゾート地も高額な設定ですが、このホテルにいる間は、部屋のテラスこそがビーチレストランに早変わり。
夜もワインやビールを買い込んで、波音を聞きながら過ごせば、最高のプライベートビーチバーですね!
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るバンポービーチ自体にはいくつかホテルがありますが、バンポービレッジ前のプライベートビーチでは、他のホテルのゲストにほぼ会いません。時折ランニングする欧米人のおじいちゃんに会うことはありますが、1時間に1,2名会えば多い方。それくらい誰もいない静かなビーチです。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る人が少ない場所という事は、レストランやコンビニもないのでは?という心配は無用。ビーチと反対側の幹線道路沿いにミニマートや、地元の人向けの食堂、屋台があります。また、ビーチを10分程度歩くと、オンザビーチのレストランが数軒。中にはタイ人に広く知られたシーフードの名店もあるので食べることに困ることはありません。
いかがでしたか?
透明度の高い海、静寂、プライベートビーチ、広いヴィラ、オンザビーチのレストランなどなど・・・「リゾートの贅沢」を並べていくと「一体どれくらいの値段で体験できるの?」と思ってしまうほど現実離れしてきますよね。でもここサムイ島のバンポービレッジなら格安で思い描いた夢のリゾートライフが楽しめます。
もちろん、ショッピングや夜遊びをメインに考えている皆さんにはお勧めできません。ただひたすら、誰もいないビーチでのんびりしたい・・・そしてできればお金をかけずに過ごしたい、という人にはサムイ島で最もお勧めできる穴場のホテルです。
2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/16更新)
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