展望列車『きらら』& 日本一短い鉄道で行く 京都・鞍馬寺

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展望列車『きらら』& 日本一短い鉄道で行く 京都・鞍馬寺

展望列車『きらら』& 日本一短い鉄道で行く 京都・鞍馬寺

更新日:2014/06/04 15:29

村松 佐保のプロフィール写真 村松 佐保 WEBライター

「えーでん」の愛称で親しまれている叡山電車は、京都洛北への旅には欠かせないすてきな案内人です。叡電でしか味わえない景色を楽しみながら鞍馬に向かえば、旅もさらに楽しくなること間違いなし!京都屈指のパワースポットとして知られている神秘と伝説の地、鞍馬をゆっくり散策してみませんか!

座席も景色も最高!普通運賃で乗れる展望列車『きらら』

座席も景色も最高!普通運賃で乗れる展望列車『きらら』

写真:村松 佐保

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出町柳駅から電車に揺られること30分。叡山電車の車窓から眺める景色は最高です!鞍馬までは、普通車両と、展望列車『きらら』が走っています。せっかくですから『きらら』に乗って旅してみませんか!

写真は『きらら』の座席です。2両編成、それぞれの車両中央付近8席が、窓を向いて設置されています。ほかの座席も、ゆったりとしたソファタイプで抜群の座り心地。片側は一人掛けです。

春は青もみじのトンネルを、秋は真っ赤に色づく木々に囲まれながら爽快に走ります。移りゆく景色を眺めていると、過ぎ去っていく時間が惜しいほど!季節を問わず存分に楽しむことができる列車です。

座席はすべて自由席。そして普通運賃だけで乗車できます!ぜひ『きらら』に乗って、鞍馬への旅をお楽しみください!

列車の時刻等詳細は、下記[MEMO] 時刻表(叡山電車) をご覧ください。

わずか2分!日本一短い鉄道『鞍馬寺ケーブルカー』

わずか2分!日本一短い鉄道『鞍馬寺ケーブルカー』

写真:村松 佐保

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鞍馬駅を降りて、食事処や土産物屋が並ぶ道を数百メートル歩けば、受付所の仁王門に到着します。入口に一歩足を踏み入れれば、神秘の旅へ期待が膨らみます。

鞍馬寺には、鞍馬山鋼索鉄道(くらまやまこうさくてつどう)という、唯一宗教法人が運営している、日本で一番短い鉄道があります。
始発の山門駅を出発して、高低差90メートル、距離200メートルほどの区間をわずか2分で一気に駆け上がり、終点の多宝塔駅に到着します。
ちなみにケーブルカーではなく、普通の鉄道路線で一番短いのは千葉県の芝山鉄道だそうです。

徒歩でもそれほど時間はかかりませんが、標高584メートルの鞍馬山の斜面に位置しているハイキングコースは、登り坂や階段などの山道が続きます。小さなお子様やご高齢の方がご一緒のときは、ケーブルカーがおすすめです。勿論乗り物好きの方も!

片道100円ですが、乗車料金でとしてではなく、寄付金です。切符に代わる参拝記念の花びら型の乗車票をくださいます。

いよいよ始まる 神秘と癒しの散策路

いよいよ始まる 神秘と癒しの散策路

写真:村松 佐保

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駅を出ると、写真の『多宝塔』が目に入ってきます。ケーブルカーならではの美しいスポットです。ここからが始まりです。鞍馬の最終地点、西門受付所までは、距離にすれば2キロ強ですが、坂や階段、足元の悪いところもあります。気を付けて進みましょう。

鞍馬寺の創立者は鑑真の高弟、鑑禎(がんてい)と言われています。尊天(そんてん)は、「毘沙門天王(びしゃもんてんおう)、千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)、護法魔王尊(ごほうまおうそん)の三身一体の本尊」です。(本尊は、寺では「尊天」と称されています)

毘沙門天王は北方守護の神で「光の象徴」、千手観音菩薩は人々を助ける力の強い神で「愛の象徴」、地球の霊王である護法魔王尊は「力の象徴」とされています。

特に尊天の一人「護法魔王尊」は、650万年前に金星から地球に降り立ったといわれています。通常の人間とは異なる体を持ち、年齢は永久に16歳のまま。永遠の存在です。

神秘のパワーを持つ鞍馬の尊天様に包まれた空間を、ゆっくり楽しんでください。

鞍馬山一帯にすてきな鐘の音が響きます!

鞍馬山一帯にすてきな鐘の音が響きます!

写真:村松 佐保

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多宝塔から10分ほど歩くと、『鞍馬寺本殿金堂』が鎮座しています。本殿前の金剛床が一番のパワースポットと言われるところで、大勢の方々が中心の六芒星(ろくぼうせい)からパワーをもらっています。

さらに、奥の院参道入り口から山に入り、石段を上がりきると、右手脇に階段が見えます。ぜひ上ってみてください。写真の『梵鐘』が見えてきます。毎年除夜の鐘を撞く人が列をつくるほど人気があります。小さなスペースですが景色も最高です!

そして『梵鐘』を撞いてみてください。
「一呼吸して心を静め、やさしく静かに撞いてください。やさしく撞くとよい音が出ます。」
と、案内があります。澄んだ音色が、鞍馬の山一面に吸い込まれるように響きます。

美しい音色の後は、「与謝野寛(鉄幹)・晶子」の歌碑で旅のムードが盛り上がります。梵鐘から少し先の、道の端に控えめにしています。見過ごさないでくださいね。

「なんとなくきみにまたるるここちして いでし花野の夕月夜かな」 晶子
「遮那王が背くらべ石を山にみて わが心なほ明日を待つかな」 寛
 

除夜の鐘にご興味のある方は、下記[MEMO] 京都除夜の鐘(e-KYOTO)を参考にしてください。

静まり返った『大杉権現社』で瞑想にふける

静まり返った『大杉権現社』で瞑想にふける

写真:村松 佐保

山道を進んで行くと徐々に森が深くなり、昼間だというのに薄暗くなってきます。『義経公背比石』のあたりが、山道で一番高い位置になります。

上からは木々の葉が覆いかぶさり、足元には木の根っ子。地表から露出して不思議な文様となっている『木の根道』のあたりを歩いていると、山全体から不思議なパワーを感じます。

うっそうとした森の中をさらに奥に進むと、写真の「大杉権現社(おおすぎごんげんしゃ)」が現れます。このあたりは「大杉苑瞑想道場」と呼ばれていて、鞍馬山の信仰の原点です。護法魔王尊影向(ごほうまおうそんようごう)の杉として信仰を集めている、樹齢1000年の杉の巨木は、昭和25年の台風で折れてしまい、現在残っている15メートルほどの根幹が、訪れる人を見守ってくれています。

『大杉権現社』の、静まり返った自然に囲まれて瞑想するのも鞍馬寺ならではの過ごし方ですね。

そして、金星から舞い降りた魔王尊が祀られている『奥の院魔王殿(おくのいんまおうでん)』を過ぎると、鞍馬の山ともそろそろお別れです。西門に向けて、急な階段が続いています。お疲れが出る頃ですので、足元にはくれぐれもお気を付けください!

最後に

展望列車『きらら』で訪れた鞍馬寺散策は、いかがでしたでしょうか。境内に足を踏み入れたときから始まる神秘の世界。歴史の重みと尊天様の強いパワーに触れて、エネルギーを存分に吸収できる地です。不思議な「気」に満ち溢れている鞍馬山で、お気に入りの瞑想スポットを見つけてみませんか!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/24 訪問

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