長崎・大浦天主堂そば「聖コルベ神父記念館」の上は穴場ペンション!

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長崎・大浦天主堂そば「聖コルベ神父記念館」の上は穴場ペンション!

長崎・大浦天主堂そば「聖コルベ神父記念館」の上は穴場ペンション!

更新日:2019/08/29 09:10

澁澤 りべかのプロフィール写真 澁澤 りべか 西洋史ブロガー
長崎の観光地のど真ん中、世界遺産・大浦天主堂のすぐそばに、とってもリーズナブルに宿泊できて、しかも長崎にゆかりの深い歴史上の人物の資料館が同じ建物内にある、そんなユニークすぎる施設があるのをご存知ですか。
それが「聖コルベ神父記念館」とその階上にあるペンション「南山手十番館」です。

コルベ神父って誰?

コルベ神父って誰?

写真:澁澤 りべか

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大浦天主堂またはホロコーストに関心のある方なら、マキシミリアノ・マリア・コルベ神父の名を聞いたことがあるのではないでしょうか。

ポーランド出身のコルベ神父は1930年、宣教のために長崎へやってきて、『聖母の騎士』という小冊子を発行するなど熱心に布教活動を行いました。しかし帰国後ほどなくナチスにつかまり、アウシュヴィッツで他の囚人の身代わりとなって亡くなります。神父に刑をかわってもらった人物は終戦まで生き永らえました。

コルベ神父はその尊い「身代わりの愛」の行為により、キリスト教の聖人に列せられています。

そのコルベ神父が『聖母の騎士』誌の出版作業を行っていた場所こそ、ここで紹介する「聖コルベ神父記念館」です。

コルベ神父って誰?

写真:澁澤 りべか

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大浦天主堂に向かう坂を上りだしてすぐ、右手の路地を入ったところに記念館はあります。坂に看板が出ているのですぐ分かります。

入口を入ってすぐの所はキリスト教用品を取り扱うお土産屋さんです。
ロザリオやメダイ、マリア像、カードなど多種多様なグッズが所せましと並んでいて、眺めるだけでも楽しい空間。写真右手奥にコルベ神父の像が見えます。

聖コルベ記念館は店の奥にあります。店員さんにひと声かけて奥へすすんでください。入場料は100円です。

遠藤周作も見に来たマントルピース

遠藤周作も見に来たマントルピース

写真:澁澤 りべか

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記念館の中央にそびえるのが、コルベ神父がここで活動していたときに使用されていたマントルピース(暖炉)の一部。当時の建物はすでに火災で失われましたが、焼け残ったこの赤レンガの煙突を取り壊すことなく(場所は数メートル移動させて)、現在の建物が建てられました。

まさにこの場所でコルベ神父は仲間の修道士たちと『聖母の騎士』を編集、印刷していたのです。『聖母の騎士』は月刊誌として現在も刊行されており、観光客も信徒用ではない別冊を大浦天主堂で無料でもらうことができます。

『沈黙』などで知られるクリスチャンの小説家、遠藤周作は1981年にここを訪れ、コルベ神父を題材に『女の一生(第二部・サチ子の場合)』を書きあげました。

遠藤周作も見に来たマントルピース

写真:澁澤 りべか

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館内には、コルベ神父に関する様々な資料が展示されていて、その生涯をたどることができます。当時の建物の様子や、マントルピースの写真、また前述した遠藤周作が訪れたときの写真などもあります。

戦後、この建物の所有者となり火災後もマントルピースを保存することを決めた嵩山(すやま)雄太郎氏(故人)は、信者でないにもかかわらずキリスト教の大切な遺物を守った功労者として、ローマ法王からも高く評価されています。
館の入口左手の壁に嵩山氏の写真があります。

遠藤周作も見に来たマントルピース

写真:澁澤 りべか

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ショップのレジ近くに写真のような額があります。これはなんと2代前のローマ法王、ヨハネ・パウロ2世からの感謝状。1995年8月8日に贈られたもので、直筆のサイン入り。ヨハネ・パウロ2世はコルベ神父と同じポーランド人で、その弟子です。

感謝状の宛名はジュンコ・スヤマ、イクコ・スヤマとなっています。ジュンコさんは雄太郎氏の妻、イクコさんはお二人の娘さん。イクコさんは店番をされていることもあるので、気軽に声をかけてみてください。
お父様の活動や記念館のことをくわしく教えてくださいます。また階上にある宿泊施設を管理している女将さんでもあります。

最高の立地に3000円台で宿泊できる!

最高の立地に3000円台で宿泊できる!

写真:澁澤 りべか

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聖コルベ神父記念館兼店舗の上にあるのが、ペンション「南山手十番館」。ここは大浦天主堂やグラバー園の目の前で土産物屋やレストランがひしめく通りの脇。こんな便利な所が、安い時なら素泊まり一人3500円程度!なんともリーズナブルです。
さらにすぐそばには、ちゃんぽんの元祖「四海楼」。少し歩いてバス通りへ出れば深夜まで開いているガストもあります。

写真は3つしかない客室の一例です。民家を改造したかわいい部屋で、こちらはツインルーム。シングル利用もできます。エアコン、冷蔵庫、空気清浄機、テレビあり。タオルと歯ブラシも。トイレは共用です。

最高の立地に3000円台で宿泊できる!

写真:澁澤 りべか

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こちらは共用スペース。実家に帰ってきたような雰囲気です。右手奥に共用の台所(コンロなし、ポットと電子レンジあり)、洗面所、お風呂があります。
客室はもちろん、これら水場も清掃が行き届いていてとても清潔です。

部屋のカギは在室中しかかからないため、シャワーやトイレの際に貴重品が心配な方はオレンジ色のロッカーを利用してください。

チェックイン後も荷物を12時まで無料で、それを過ぎる場合は1つ300円で預かってくれます。

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聖コルベ神父記念館の基本情報

住所:長崎県長崎市南山手町2番6号
電話番号:095-821-8081
アクセス:路面電車「大浦天主堂」下車、徒歩3分

2019年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/08/12−2019/08/13 訪問

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