写真:藤谷 ぽきお
地図を見る市場で有名なジャガルチ駅・南浦駅や旅の拠点となる釜山駅、若者文化で賑わう西面駅などを沿線上に有する、釜山都市鉄道1号線で釜山駅から北へ14つ目に、東莱温泉にすぐの「温泉場駅」があります。
駅にはホームプラスという大きなデパートも隣接していて、一見して温泉がある街には見えない駅構えです。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る駅構内で「スパシティ」とカタカナで書かれたパンフレットをゲットして、東莱温泉巡りを始めましょう。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る東莱温泉にはホテル・宿泊施設などに25ヶ所の温泉場がありますが、日帰りでも利用可能な無料の足湯が二ヶ所もあるので、十分に温泉を楽しむ事が出来ます。
日本の足湯と大きく違う点が2つありますので注意しましょう。足湯がかなり大きいので、一度にたくさんの人が利用できるようになっています。そこで靴箱があり、靴はそこに置くようにしましょう。2つ目はいきなり足湯には入れず、足洗湯がある点です。温泉が浅く張られた円形の足洗湯で、1周しながら足を洗うことを指示されます。2点を守って足湯を楽しみましょう。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る駅から最寄の足湯は「(第二足湯)スパトリア」です。駅から西側に徒歩で約10分程の温泉場路沿いにあります。
東莱温泉には白鶴の伝説があるのですが、その鶴をかたどった奇抜なオブジェが目印の足湯です。雨天時も使い易いように屋根もあり、晴天時も日除けになることから、いつも満杯状態です。遠慮していてはいつまでも座れないので、一人立ち上がったらすぐに場所取りをしましょう。
<スパトリアの基本情報>
住所:9 Oncheonjang-ro 107beon-gil, Oncheon-dong, Dongnae-gu, Busan
電話番号:+82-51-550-6602
アクセス:温泉場駅から西側に徒歩で約10分
営業時間:(3〜10月)10:00〜17:00 (11〜2月)11:00〜16:00
休日:毎週火曜日・金曜日、夏季(7/20-8/31)・冬季(1/1-1/31)、旧正月、秋夕連休
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る2つ目の足湯は駅から17〜18分の金剛公園路沿いにある「(第二足湯)東莱温泉露天足浴湯」です。屋根はありませんが、簡単な日除け、足洗湯、足湯などがあり、こちらもいつも満席状態です。道路沿いに大きな温泉の看板があるので、見逃す事はありません。
<東莱温泉露天足浴湯の基本情報>
住所:135−5 Oncheon-dong, Dongnae-gu, Busan
電話番号:+82-51-550-6602
アクセス:温泉場駅から西へ徒歩約17〜18分
営業時間:(3〜10月)10:00〜17:00 (11〜2月)11:00〜16:00
休日:毎週火曜日、夏季(7/20-8/31)・冬季(1/1-1/31)、旧正月、秋夕連休
第二足湯の東莱温泉露天足浴湯から駅に行く道沿いは「スパユンスルキル」と呼ばれる通りです。温泉を意味する「スパ」、潤いを意味する「ユン」、露のように澄んでいるという意味の「イスル」を合わせてつくられた造語で通りの名前としています。全長約87mの通りでは、祝日やお祝い事などがあると、音楽会や展示会などが開かれます。
通りの赤レンガの壁には、モノクロ写真で撮られた昔の東莱温泉の歴史がそれぞれの年代ごとに張られて説明されています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る東莱温泉には約1,500年前の「白鶴」伝説が残っています。足を骨折した白鶴が田んぼで3日間休養していたら、足が治って飛び立ったのを住民が見ていた。そこには温水が沸く泉があり、自分の骨折した足も治ったことから、そこを温泉と呼んだといいます。
高さ約6mの白鶴のオブジェがあるのが「スパ白鶴ガーデン」です。水のカーテンのような噴水があり、オブジェの裏にはその伝説や東莱温泉の由来なども書かれています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るホテル農心の駐車場近くには「連理枝」と呼ばれる、根っこは違うのに成長段階で一つの木の様になった街路樹があります。愛の木とも呼ばれ、親子・夫婦・恋人などの愛情を表す木として大事にされてきました。木の後ろの看板に詳しく説明が書かれています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る同じく、ホテル農心の駐車場近くには「おじいさんの象」と呼ばれる、ちょっとシュールな像が移築されています。元々は、1926年に釜山からの電車が東莱の温泉場駅を終点に建設された時のオブジェです。周辺を明るく照らす意味で当時の典型的な服装をした老人像の目に電球を付けていました。今は移築・保存されています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る東莱温泉にはお洒落なカフェもたくさんあります。特にスパトピアまでのスパユンスルキル通りと温泉場路には3〜4店舗ほどあります。テイクアウトドリンク片手に市場巡りをしてみましょう。
昔ながらの市場一帯は、温泉場駅3番出口から北西へ徒歩7〜8分ほどです。ちょっと暗く見えますが、雨が降っても困らないように、頭上にカバーもされているので、市場歩きが楽しくできますね。
特に目を引くのが、日本でもそれほど見かけない種類のお米が売られています。赤米や黒米は最近日本でも目にしますが、色合いだけでも20種類を越えています。お土産としてはたくさん買えないかもしれませんが、フォトジェニックな写真が狙えますよ。
釜山の少し違った魅力を楽しむ為に、東莱温泉を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?地元民や韓国の観光客は温泉場のすぐ後ろに広がる山々にある「金井山城トレッキングコース」や「梵魚寺の散策」などを楽しんだ後に温泉に立ち寄るのが定番コースです。釜山からちょっと足を伸ばして、ハイキングや温泉巡りを楽しんでみて下さい。
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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