名古屋から紀伊半島を目指して、鉄道ならJRか近鉄で松坂市まで約1時間半、お車ならもう少し早く着くかもしれません。三重県の県庁所在地「津市」を過ぎて伊勢神宮までもう少しという場所に松坂市はあります。
駅に降りた所から目に入るそこかしこの場所に、松坂牛の案内看板が目立ちます。看板に目を奪われながら駅から歩いて7〜8分で、この「フレックスホテル松坂」に着きます。
フロントデスク前には広めのロビーがあって、チェックイン時に立て込んでいてもゆっくりと待つことができます。ホテル内は本館と別館に分かれていますが、一本の通路で繋がっているので迷路で迷ったりすることはありません。
フロントのチェックインデスクは御覧のように広く、フロントマンの方がテキパキと作業を進めています。
スタンダードのシングルルームでも14平方mあり、それ以外のお部屋は22平方mあります。テーブルと椅子があり、そこに荷物を少し広げても、手足を十分に伸ばしながら寛ぐことができます。
ホテル宿泊時には様々なプランがありますが、このフレックスホテルに泊まるなら絶対に夕食付きのプランを選んで下さい。お得感が格段に違います!
今回は「伊勢路」というレストランをご紹介します。店内は清潔で、ゆったりと食事を楽しむことができます。
宿泊料金は時期などによって変動しますので、必ず各サイトやホテルホームページでご確認下さい。リーズナブルな価格なのでそんなには大したことはないだろうとお考えの方には、いい意味での裏切り感があります。
写真でご覧の通り、正真正銘の松坂牛のすき焼きです!本当に美味しい牛肉と納得できて、十分に納得できるすき焼きであることは間違いありません!
朝食のメニューは豊富です。バイキング会場も明るく、席がゆったりとしているので、落ち着いて食事を楽しむことができます。
盛り付けのイメージですが、ホテルのお料理という感じがします。バイキング形式なので十分な量が取れます。
でもこのホテルの朝食には「松坂牛の牛すじカレー」もあります。朝カレーは健康にいいと言われていますが、それが松坂牛なら尚更です。ランチで食べれば、千円札1枚では絶対に味わえない美味しさです。
ホテルから駅に向かって通り過ぎ、反対側の街並みは歴史ファンにとってはたまらない程の、名所旧跡のオンパレードです。日本百名城の中でも攻め落とすことが至難のお城、それがこの松坂城です。名将蒲生氏郷渾身の縄張り(お城の平面設計図)は、秀吉をして「俺を滅ぼす奴かもしれない」と警戒されたほどの出来栄えです。
松坂城の三の丸に当たる地には、江戸時代に作られた武士の住居である「御城番屋敷」が現存し、しかも未だに僅かな修築をしただけで、今でも実際に人が住んでいます。その風情は、今にも玄関先から刀を差した武士が城に向かって登城していくようです。
城内には「本居宣長記念館」もあり、古事記に関する資料も閲覧できます。その他にも財閥三井家の発祥の地や、北海道の命名者「松浦武四郎記念館」も松坂市にあり、万葉集と古事記を研究した「賀茂真淵と本居宣長の一夜の交わり」跡地や、かの伊勢神宮もここからさほど遠くない地にあります。
松坂というと日本人なら、いや他の国の人も牛肉のすき焼きを思い浮かべるでしょう。そしてそれがリーズナブルに食べられるならと思わずにはいられません。この「フレックスホテル松坂」はその期待に十分に応えてくれる素敵なホテルです。
また松坂の街には様々な歴史的な見所も沢山あるので、一泊することをお勧めします。そしてこの「フレックスホテル松坂」に宿泊した翌日には、伊勢神宮や熊野詣にお出掛けしてみてはいかがでしょうか。きっと「記憶に残る宿と旅」になることをお約束します。
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(2024/10/8更新)
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