瀬戸内海の東部、小豆島の西方3.7kmに位置する「豊島」は、離島ならではの素朴な情緒を色濃く残す島です。観光地となった今でも、昔ながらの農業景観や漁村風景が広がり、ゆったりとした時間が流れます。
写真:土庄 雄平
地図を見る花と街並みがコラボする癒しの風景、島の原風景を今に伝える「唐櫃の清水」、島の穏やかな雰囲気とのギャップが面白い奇抜なアート作品など、実に面白い風景が数々根付いています。カメラをもって、気の赴くままぶらぶらと散策すると、島のミクロな魅力を数々見つけ出すことができるはず!
そんなこの豊島は、周囲27島からなる直島諸島で最も大きな島であり、岡山宇野港〜小豆島土庄港の中継地。1日に9便ほど小豆島直島フェリーが就航しています。宇野港からも土庄港からも30分と、手軽にアクセスできるところも魅力!途中、瀬戸内ブルーと多島美を満喫しながら、爽やかな船旅を楽しむことができますよ。
写真:土庄 雄平
地図を見る豊島を巡るとき、一番便利なのは「自転車」でしょう!なぜなら、島の雰囲気をダイレクトに感じられるほか、自転車で回るのに程よい距離で、探検するのに小回りが利くからです。なお、豊島にある二つの港(唐櫃港・家浦港)では、それぞれ電動自転車を借りることが可能なのですが、中でも唐櫃港の「からと港レンタサイクル」がおすすめ!なぜなら、今回紹介する「海へ飛び込む道」に近いほか、手荷物を無料で預かってもらえるから。
なお、車やマイ自転車で訪れたい人は注意が必要!実は、宇野港〜土庄港をつなぐ小豆島豊島フェリーのうち、旅客船にはそれらを積載することができません。フェリーは1日に4便しかないため、しっかりプランニングすることが重要です。
写真:土庄 雄平
地図を見る唐櫃港から10分弱、家浦港から20分程、豊島の主要アート作品の一つ「豊島美術館」へ向かって自転車で走れば、豊島一の絶景と名高い「海へ飛び込む道」へと至ります。少し上りが大変ですが、それを乗り越えると、そこには目を疑うほどの絶景が広がるのです。
そこには、どこまでも青く鮮やかな大スケールの瀬戸内海へ向かって、すーっと伸びていく美しい道。遮るものはなく、まるで海へ飛び込んでいくかのような錯覚すら感じ、その爽快感は筆舌に尽くしがたいものがあります。
写真:土庄 雄平
地図を見るどの角度から見ても、道と海の見事な調和を見せてくるこの道は、豊島の持つ独特の地形の賜物!というのも、海岸線から一気に標高を上げて、そこに棚田を形成する豊島の地理条件こそ、この唯一の「瞬間の絶景」を作り上げているのです。
この道を走れば、穏やかな島の時間と美しい景色、それを自らの身体で思いっきり感じられること間違いなし!フォトジェニックな構図も探して、写真撮影も満喫してくださいね。
写真:土庄 雄平
地図を見る最後に「海へ飛び込む道」に来たら、少し足を伸ばして立ち寄りたい「壇山展望台」をご紹介!山という字を冠する通り、豊島最高峰にあたるこの場所には、唐櫃の集落を過ぎて伸びていく細い林道を進むとアクセスできます。
頂上の展望台ヘ辿り着くと、そこには大迫力の小豆島が佇み、麓の集落まで俯瞰できる壮大かつ美しいパノラマが広がります。標高は340mと決して高くはないものの、さすが離島の山。スケールが段違いです。少し上りが大変ですが、訪れる価値は大いにある寄り道スポット!
写真:土庄 雄平
地図を見るなお唐櫃から壇山へ至る道沿いは、豊島の密かな紅葉名所であり、11月後半になると、瀬戸内海&紅葉の鮮やかなコラボや、趣深い落ち葉の道を楽しむことができるので、季節が合えばオススメですよ。
写真:土庄 雄平
地図を見る小豆島や直島など周囲の島と比べて派手さはないものの、素朴な魅力があふれている「豊島」。その中で近年人気を博している「海へ飛び込む道」は、豊島の地理条件が生み出した島の宝と言えるでしょう。ここまで絶妙に道と海が折り合う景色は珍しく、島を訪れる多くの人の心を掴んでいます。
そんなこの場所を訪れるなら、利用したいのが自転車!車やバスの移動では見えないミクロな豊島の魅力が見つかるはず。一度カメラ片手に訪れてみてはいかがでしょうか?
住所:香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃 県道255号
アクセス:唐櫃港から自転車で10分弱、家浦港から自転車で20分程
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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