星の王子さまワールド全開!関越道・寄居PAで感じる南仏の風

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星の王子さまワールド全開!関越道・寄居PAで感じる南仏の風

星の王子さまワールド全開!関越道・寄居PAで感じる南仏の風

更新日:2014/05/15 11:12

Naoyuki 金井のプロフィール写真 Naoyuki 金井 武蔵国ナビゲーター、歴史探索ブロガー

「星の王子さま」は、サン=テグジュペリの生んだ傑作小説。児童文学の体裁ながら《大切なものは、目に見えない》を始めとした様々な示唆に富んだメッセージで数多くのファンがいます。
その星の王子さまとコラボレーションし独特な世界感を表現したのが、関越道にある「寄居 星の王子さまPA」で、日本初のテーマパーキングエリアとしてオープンして以来、多くの人気を集めています。
今回はその人気の秘密をご紹介します。

星の王子さま

星の王子さま

写真:Naoyuki 金井

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パーキングエリアに入って、まず目に付くのが建物です。
すべての施設は、サン=テグジュペリゆかりの地である南フランス・プロバンス風のデザインが施され、PAとはとても思えないほど凝った造りです。
エリア内の表示は、「喫煙所」や「お手洗い」など必要最低限でしか日本語は使用されておらず、殆どがフランス語表記されている徹底ぶりで、その佇まいはまさに南フランスの街並みを彷彿とさせます。

写真にある搭のある建物は、PAのメイン施設であるレストラン「ル・プチ・プランス(星の王子さま)」です。
こちらのレストランは外観のみならず、内装も、星の王子さま関連の調度品で装飾されたメルヘンの世界を演出しています。

料理もPAだからと言って侮ってはいけません。
肉料理【若鶏のブランケット】、魚料理【白身魚のポワレ ピストゥーソース】、パスタ【桜海老のスパゲッティー】など、こちらもプロヴァンス地方の家庭料理をはじめとした本格的な料理が揃い、更にモーニング、ランチ、ティータイム、ディナーと、それぞれの時間帯のメニューが楽しめます。

日本に出現した南フランスの街並みで、プロバンス風の美味しい料理がいただけるのが人気の一つです。

キツネのほこら

キツネのほこら

写真:Naoyuki 金井

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エリアの北側には庭園があります。
こちらの庭園も星の王子さまワールド全開で、まずは星の王子さまのスタチューのお出迎えです。
その近くには、王子さまが地球におりてキツネに会うシーンをモチーフとした「キツネのほこら」があり、《あんたと遊べないよ。飼いならされちゃいないから》というフランス語で書かれたメッセージボードまであります。また、《渡り鳥のプロムナード》や王子さまが出会ったキャラクターが迎えるといった趣向には驚かされます。

更に奥には物語の《ぶどう園》があり、一番奥には《実業家の煙はお邪魔ですか?》というメッセージの喫煙所まであるのですから心憎い演出です。
建物の壁にもこれらのメッセージが散りばめられていますから、丹念に見ていくのも楽しいでしょう。

物語の内容を良く知らない・・・、という方もご安心ください。
エリア内に物語の概要パネルがあり、何処に何があるかの案内がありますので、気に入ったストーリー、挿絵やメッセージを見つけたら、その場に行って観られるのです。

星の王子さまを知らなくても、充分楽しめる工夫が嬉しいです。

金色の髪

金色の髪

写真:Naoyuki 金井

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レストランで本格的に食べるほどお腹はすいていないが、少し小腹が、という方にはサテリットという飲食外売店があります。
おすすめは「シュブー・トゥ・ドレ(金色の髪)」というパン屋で、《金色の麦畑をみると王子さまのことを思い出す》というキツネのメッセージが店名の由来です。

こちらでは粉から練り上げた自家製焼きたてのフランスパンが提供されているのですが、なかでも一押しがプロヴァンス風サンドイッチ「パンバーニャ」です。
南フランス地方のサラダを、ボールを意味する「ブール」という球形のフランスパンで包んだもので、トマト、ゆで卵、シーチキン、ポテト、レタスなどの新鮮野菜を挟んで、アンチョビ風味のオリーブオイルをかけた「パンバーニャ」は、常に新鮮でさわやかな味で提供され、その上ボリュームも満点です。日本ではここでしか食べられない逸品ですから、是非とも食べていただきたいです。
テラスで小粋に食べるのも良いですが、持ち帰ってワインと共にいただくのもお洒落です。

その他、このサテリットには、オムライス専門店「シャセー・レ・プル(鶏を捕まえて!)」、カフェ「サン=テグジュペリ」、ソフトクリーム屋「マニフィック・イマージュ(すばらしい絵)」がありますので、店名の由来とともに楽しめます。

フランスの小粋な佇まいのなかで珍しい料理が堪能できるので、グルメな方にも喜ばれます。

気まぐれ屋

気まぐれ屋

写真:Naoyuki 金井

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もう一つお店をご紹介しましょう。
レストランの隣にある店で、バラの花言葉《気まぐれ》から付けられた「マガザン・カプリシュー(気まぐれ屋)」です。コンセプトとして気まぐれで営業していることになっていますが、しっかりオープンしているのはご愛嬌です。

ここでおススメするのがオリジナルの「うわばみ焼」で、《象を飲み込んだうわばみ》の挿絵の人形焼です。
星の王子さまのシンボルとも言える象を飲み込んだうわばみを、あなたが飲み込む挿絵は一体どんな構図になるのか、思い浮かべながら食べてみれば、ユーモアたっぷりの人形焼にウィットを感じます。
但し、この人形焼は単に奇をてらっただけでなく、味も充分楽しめます。香ばしいバターのかおりと、しっとりした食感は、ある意味プロバンス風人形焼と言えます。
是非、一度はご賞味していただきたい名物です。

なお、隣には平日は営業していない「エフェメール(はかない)」があり、季節の美味しいもの(取材日はキャラメルポップコーン)を気まぐれに販売していますので、気まぐれに食べてみてはいかがでしょうか。

店舗も商品もウィットに溢れているところが、癒される秘密と言えます。

五億の鈴

五億の鈴

写真:Naoyuki 金井

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最後はお土産ですが、決してPAにありがちなお土産屋ではありません。
ショップ「サンク・サン・ミリオン・ドゥ・グルロ(五億の鈴)」は、箱根星の王子さまミュージアムに次ぐ日本に2店しかない専門ショップで、《王子さまが自分の星に帰る最後の場面で語られる言葉》から名付けられました。
アクセサリー、ぬいぐるみ、ステーショナリー、テーブルウェア、絵本、そしてプロバンス地方の特産物などなど、驚くほど沢山用意されています。特に《象を飲み込んだうわばみ》のぬいぐるみは、なかなかユニークなお土産となるでしょう。
愛好家にとってはどれもこれも欲しくなるものばかりですが、愛好家ならずとも一つ二つは欲しくなる楽しくメルヘンたっぷりの品揃えです。

写真は週末・祝日の15時と18時にショップ前で行われる時報コーラスで、ドライブの疲れも吹き飛ぶような素敵な演出も見逃せません。
このほかにも季節のイベントなどが目白押しですので、チェックしてみてください。

日本では手に入れにくい、希少キャラクターの豊富な品揃えが不動の人気です。

最後に。。。

星の王子さまファンは当然ですが、特に思い入れのない方でも、この世界観には魅了されるでしょう。
様々な人気の理由の根底にあるのは「優しさ」で、溢れるホスピタリティがあるからこそリピーターが続出しているのです。
要するに《Le plus important est invisible(大切なものは、目に見えない)》と言うことです。
貴方も今度のお休みに立ち寄ってはいかがですか!

※なお、高速に乗らずに一般道からも入れるようになっています。(但しその場合の駐車場は3台分しかありませんのでご注意ください)

【寄居 星の王子さまPA】
関越自動車道[上り線]本庄児玉IC 〜 花園IC間
〒369-0214 埼玉県深谷市本郷北坂3064-4
TEL:048-598-4871

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/03 訪問

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