糸魚川ジオパーク絶景めぐり「小滝川ヒスイ峡」と「高浪の池」

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糸魚川ジオパーク絶景めぐり「小滝川ヒスイ峡」と「高浪の池」

糸魚川ジオパーク絶景めぐり「小滝川ヒスイ峡」と「高浪の池」

更新日:2019/09/04 17:01

風祭 哲哉のプロフィール写真 風祭 哲哉 B級スポットライター、東海道完歩ブロガー、青春18きっぷ伝道師
新潟県の糸魚川市は日本を2つに分ける大きな断層帯「フォッサマグナ」の西端にあたり、地質学的に貴重な場所が数多くあるため日本で初めてユネスコの世界ジオパークに認定されています。

エリア内には特徴やテーマによって24に分けられたジオサイトがありますが、今回は糸魚川ユネスコ世界ジオパークの中でも絶景のひとつとして知られている「小滝川ヒスイ峡ジオサイト」の「小滝川ヒスイ峡」と「高浪の池」をご案内します。
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糸魚川ユネスコ世界ジオパークとは

糸魚川ユネスコ世界ジオパークとは

提供元:一般社団法人糸魚川市観光協会

https://www.itoigawa-kanko.net/地図を見る

ジオパークとは「大地(GEO:ジオ)の公園(PARK:パーク)」のこと。世界遺産と同じユネスコの活動ですが、地形や地層、火山などの「地質的な宝」を保護するだけでなく、学習や観光を通じて多くの人に知ってもらい、訪れてもらうことを目的としています。

誰もが一度は社会科の教科書で習った「フォッサマグナ」は、日本を2分する大きな断層地帯のこと。特にこの糸魚川周辺は、糸魚川と静岡を結ぶ中央構造線上にあり、特徴的な地形が多いことから、日本で初めてユネスコにより「世界ジオパーク」として認定されました。

糸魚川ユネスコ世界ジオパークとは

提供元:一般社団法人糸魚川市観光協会

https://www.itoigawa-kanko.net/

糸魚川ジオパークは、そのエリアやテーマによって24のジオサイトに分けられています。
その中には風光明媚な断崖絶壁の地「親不知ジオサイト」(写真上)やヒスイ探しができる海岸沿いのジオサイトなど、見どころはたくさんありますが、最近、絶景の地として注目を浴びているのが今回紹介する「小滝川ヒスイ峡ジオサイト」です。

糸魚川ジオサイト屈指の絶景「高浪の池」

糸魚川ジオサイト屈指の絶景「高浪の池」

写真:風祭 哲哉

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「小滝川ヒスイ峡ジオサイト」のエリアにある「高浪の池」は、糸魚川市街から約20キロ、白馬山麓国民休養地内の標高540メートルの高原にある深さ13mの池。近くにある赤禿山の地滑りによってできたと言われ、15分ほどで一周できる小さな池ですが、実は「浪太郎(なみたろう)」と呼ばれる体長4メートルの巨大魚の目撃が相次ぐ神秘の池でもあります。

池のほとりにはキャンプ場やグラウンドゴルフ場があり、ボートに乗って湖上遊覧することもできますが、この池に来たらぜひ見てほしいのが「トリム展望台」からの眺望。

糸魚川ジオサイト屈指の絶景「高浪の池」

写真:風祭 哲哉

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池を一周する散策路の途中から脇道に入り、4、5分ほど登った「トリム展望台」からはこの絶景。

地下からの伏流水で1年じゅう水が枯れることがなく、静寂に包まれた高浪の池とその向こうに聳える荒々しい岩肌をむき出しにした明星山。このコントラストが絶妙で、まるで日本ではなくスイスにいるかのようにも思えてきます。

糸魚川ジオサイト屈指の絶景「高浪の池」

写真:風祭 哲哉

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高浪の池と明星山の展望台は「トリム展望台」のほかにもうひとつあります。
高浪の池から県道483号線に向かう平山線を走っていると、峠の頂上近くに眺望が開けた場所があり、「高浪の池展望台」として整備されていますので、車の方はここから眺めてもいいかもしれません。

高浪の池も明星山もやや遠くにはなりますが「トリム展望台」よりも高い位置から眺めることができ、こちらも絶景に変わりはありません。

ヒスイ峡展望台からの明星山は大迫力

ヒスイ峡展望台からの明星山は大迫力

提供元:一般社団法人糸魚川市観光協会

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ヒスイ峡展望台は、崖の上から小滝川ヒスイ峡を見下ろすことができる展望台。明星山の荒々しい大岩壁の下、ヒスイの原石の間をぬって小滝川の急流が流れる様子もまた絶景。

ヒスイ峡展望台からの明星山は大迫力

写真:風祭 哲哉

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このヒスイ峡展望台の目の前に迫るのが明星山の大岩壁。
明星山(みょうじょうざん)は標高1,188m、3億年前はサンゴ礁だったと言われ、ほとんどが石灰岩でできています。
またここは日本有数のロッククライミングのゲレンデとして有名で、シーズン中は小滝川の谷底から440メートルという大絶壁を登るクライマーの姿を見ることもできます。

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小滝川ヒスイ峡でヒスイの原石に触れる

小滝川ヒスイ峡でヒスイの原石に触れる

写真:風祭 哲哉

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明星山の大岩壁の下、小滝川の谷底まで降りたところが「小滝川ヒスイ峡」。その名の通り、ここは国内随一のヒスイの産地で、川の中にヒスイの原石がごろごろ転がっているのを見ることができます。

小滝川ヒスイ峡でヒスイの原石に触れる

提供元:一般社団法人糸魚川市観光協会

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ヒスイ(翡翠)は深緑の半透明な宝石の一つで、5億年前の石と言われています。日本でも縄文遺跡からヒスイを加工した宝石が発掘されていて、最古の宝石と言われていましたが、長い間、それは大陸から持ち込まれたものだとされてきました。

ところがのちにこの小滝川で日本で最初にヒスイが発見されたことにより、この一帯はヒスイ峡と呼ばれ、ヒスイの原石を見ることができる国内でも数少ない場所として有名になったのです。

小滝川ヒスイ峡でヒスイの原石に触れる

写真:風祭 哲哉

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ヒスイ峡には大小のヒスイの原石が残されていますが、川辺の原石は表面が風化していて、ぱっと見ただけではなかなかヒスイだと判別がつきません。
間近で見て、触れられるものもありますが、ヒスイは現在、国の天然記念物となっているため採取はできませんのでご留意ください。

フォッサマグナミュージアムやフォッサマグナパークも

フォッサマグナミュージアムやフォッサマグナパークも

提供元:一般社団法人糸魚川市観光協会

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糸魚川ジオパークについてもっと詳しく知りたい方は「フォッサマグナミュージアム」や「フォッサマグナパーク」といった施設もぜひ合わせてご訪問ください。

フォッサマグナミュージアムは、フォッサマグナとヒスイという糸魚川を代表的する2つの資源を中心に、地球の誕生や日本列島の生い立ちを学ぶことができるミュージアム。糸魚川がユネスコ世界ジオパークである理由がきっとわかるはずです。

<フォッサマグナミュージアムの基本情報>
住所:新潟県糸魚川市大字 一ノ宮1313(美山公園内)
電話:025-553-1880
アクセス:JR糸魚川駅、糸魚川ICから車で10分

フォッサマグナミュージアムやフォッサマグナパークも

提供元:一般社団法人糸魚川市観光協会

https://www.itoigawa-kanko.net/地図を見る

フォッサマグナパークは糸魚川−静岡構造線と呼ばれる断層面が見学できる野外公園。みどころは断層破砕帯をはさんで、約1600万年前の岩石と、約4億年前の岩石が接している部分。古い岩石の溝に 新しい地層がたまった様子がはっきりとわかります。

<フォッサマグナパークの基本情報>
住所:糸魚川市根小屋2484-1
電話:025-553-1880
アクセス:JR大糸線根知駅から徒歩15分

知られざる絶景がひそむ糸魚川ユネスコ世界ジオパーク

糸魚川ユネスコ世界ジオパークは大自然の迫力や神秘を感じられる広大な大地の公園。その中には数々の知られざる絶景がひそんでいます。
今回ご案内した小滝川ヒスイ峡や高浪の池、明星山以外にもまだまだ絶景も見どころもたくさん。ぜひ一度、雄大な大地の公園を訪れてみてください。

2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/08/10 訪問

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