写真：麻生 のりこ
地図を見る名古屋ドームから徒歩約8分。名古屋市千種区の住宅地の中に「名古屋晴明神社」は鎮座しています。
小さな丘の上にある境内は、自称「名古屋で一番可愛い神社」。晴明の力を感じさせてくれると、参拝者が後を絶ちません。
写真：麻生 のりこ
地図を見る少し急な階段（脇にスロープあり）を上ると正面に社務所が、鳥居は真横にあります。手水舎は鳥居をくぐってすぐ右側に。見落とさないようにご注意くださいね。
写真：麻生 のりこ
地図を見る名古屋晴明神社の手水舎の水はごく普通の水道水ですが、不思議なことに消毒用のカルキ臭が殆どしません。
なお、水道水なので飲用は可能ですが柄杓から直接飲まず、各自手にすくってお飲みください。柄杓に描かれた五芒星もお見逃しなく。
写真：麻生 のりこ
地図を見る鳥居の奥には狛犬と神殿が。小ぢんまりとした境内ですが、あちこちに描かれた五芒星から晴明との繋がりを感じるでしょう。
自分の身体で気になるところがある方は、気になる部位と狛犬の同じところを撫でると効果があるそう。コツは男性は向かって左側の、女性は右側の狛犬を撫でることです。
ところで、平安時代中期に京の都で陰陽師として活躍した安倍晴明と、名古屋がどう結び付くのかというと、それにはこのような出来事が。
晴明が名古屋に一時期住んでいた頃、この付近で数多くのマムシ被害が発生し村人たちが困っていました。それを見た彼が得意の加持により、マムシを封じ込め退治。
江戸時代に再びマムシ被害に遭った際、かつての晴明伝説を思い出した村人たちが晴明の神霊を勧請し、彼の居住地跡へお祀りする塚と祠を建てたのが始まりです。
明治時代初期に京都の晴明神社から正式に分霊しました。
写真：麻生 のりこ
地図を見る神殿から向かって左側に大きな傘が見えますが、ここは以前ご神木があった場所。台風の被害に遭い倒れてしまったご神木の切株に傘が差してあります。
この傘の周りを自分の願いを唱えながら男性は左回りに2周、女性は右回りに2周すると願いが叶うとのこと。時間のある方は、こちらへもぜひどうぞ。
写真：麻生 のりこ
地図を見る社務所の扉前には、お百度参り用のお百度石も。お百度参りとは、お百度石が置かれた神社仏閣の入り口から、拝殿や本殿までの間を心願が成就するよう百往復すること。
こちらではそれを簡略化した作法があるので、気になる方は参拝の折に注意書きをお読みください。
写真：麻生 のりこ
地図を見る社務所では数々のお守りやステッカー、お札に清め砂、イヤホンジャックなど幅広く授与をしています。
人気なのはカード型で願い事別に書かれた呪符が10種類以上あるお守り。恋愛成就、交通安全、病気平癒、安産祈願があり、複数枚を一度に授与される方の姿も。交通安全のお守りにはサムハラ真符もあります。
写真：麻生 のりこ
地図を見るおみくじは社務所のカウンターやや下あたりに。代金を入れる納金箱と止め環入れは、五芒星を意識した五角柱。
写真：麻生 のりこ
御朱印は書き置きになりますが、受け取ることができます。五芒星が描かれたステッカーは大小2種類。どちらも玄関扉や門柱、門扉などへ外向きに貼るのがポイントです。
車の場合は後部や視界を遮らない後部窓へ。こうすることにより、外からの災いを祓うとされています。
社務所が開いているのは、毎週火・木曜日の13:00～16:00と、土・日・祝日の10:00～16:00、および初詣期間と、例大祭が行われる9月26日です。自主都合による臨時休の場合があるので、どうしてもお守りを受けたい方は、参拝前に電話で確認を。
それ以外は無人でお守り等の授与はありませんが、参拝はいつでもできます。
住所：愛知県名古屋市千種区清明山1-6
電話番号：052-711-8803
アクセス：
名古屋市営地下鉄・名城線「砂田橋駅」1番出口から徒歩12分、「ナゴヤドーム前矢田駅」1番出口から徒歩12分
JR「大曽根駅」南口から徒歩20分
名鉄瀬戸線「矢田駅」から徒歩20分
名古屋駅から市バス基幹2号系統「萱場」バス停下車、徒歩5分
JR千種駅から幹砂田1号系統、千種11号系統「清明山」バス停下車、徒歩5分
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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