写真:藤谷 ぽきお
地図を見る済州民俗村は朝鮮時代末期である1890年代の済州島の昔ながらの文化・生活の様子を、元の姿のまま保存している歴史型テーマパークです。
済州島の南東部に位置し、レンタカーなどでは97番道路でアクセス可能で、公共交通機関では空港やバスターミナルから221番バスで約80〜90分で到着できます。
山村・中山間村・漁村など、住民の暮らすエリアごとに分けて展示されています。また、済州エリアの様々な土着信仰・風習・官庁などのテーマごとにテーマパークも設置されています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る順路としては入園して左側から回ることになります。最初にある展示が済州営門と呼ばれる官庁を復元した展示です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る地域を治める官庁の展示には、罪を犯した民衆への拷問道具などもあり、イスに座って足を傷める物や仰向けに寝かせて鞭打つ板などが置かれています。当時は厳しく統治されていたことがうかがえます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る次には民俗公演場があり、1日に三回(11:20/13:30/15:30 それぞれ約30分程/毎週水曜日と悪天候時は休演)の公演を観ることが出来ます。1回逃すと次の公演が2時間後なので、到着したらすぐに公演時間をチェックすることをおススメします。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る古楽器での演奏や子どもの演者が演舞を行うコーナーなどもあります。
写真の演舞では、頭に付けたとっても長い布を円を描きながら回すのですが、最終的には床に着かない程にグルグルと回すようになり、その様は圧巻です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る2003年12月11日から27日まで17日間、ここを舞台にドラマ「宮廷女官チャングムの誓い(韓国名:『大長今』)」の撮影が行われました。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る展示室内には、撮影当時の衣装・台本・フォトアルバムなどが展示されています。ドラマにハマッた方には映画撮影地の聖地巡礼となりますね。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る出演者たちのサイン入り案内板や一緒に写真も取れるコーナーもあり、ファンには嬉しい場所となっています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る園内にはクーラーの効いた大食堂と野外に作られた民俗市場と、二ヶ所で食事を取ることができます。せっかくですので復元された古民家でのランチをおススメします。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る地元のお母さんが野外調理場で作っている様子も見学可能です。料理などが好きな方は質問などして、現地の方との交流や韓国料理の知識なども深められますね。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るチジミには貝類やタコなどの海鮮モノが多く入っており、復元された野外の古民家で食べると、町で食べる物とはまた違った味で美味しく感じられます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る園内後半のエリアには、山村・中山間村・漁村などの古民家が再現されています。屋根は日本と同じ様に萱(かや)で葺(ふ)いていますが、家の間取りは二間(ふたま)で独特な萱葺きの形態です。済州島では「マクサリ家」と呼ばれています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る家畜小屋なども再現されており、当時はトイレも家畜小屋に隣接して作られていたようで、「トンシ」と呼ばれます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る復元された古民家「マクサリ家」のいくつかでは、済州民俗画・木彫り人形・書刻・伝統楽器などのお土産も売られています。伝統工芸の職人がその場に居て、制作・販売しているので、興味のある方はより詳しく話を聞けます。まさにお土産話もゲットできますね。
住所:631-34 Minsokhaean-ro, Pyoseon-myeon, Seogwipo, Jeju-do
電話番号:+82-64-787-4501
アクセス:済州空港や市内からは221番バスで約80〜90分
入館料:(大人)11,000ウォン、 (中高生)8,000ウォン、 (小学生)7,000ウォン
営業時間:(10-3月)8:30〜17:00、(4-9月)8:30〜18:00 ※年中無休
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/15更新)
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