2018年春に登場したバンコクマリオットスリウォン。スリウォン通りはバンコクのオフィス街でもありますが、シーロムエリアから少し離れると、個人商店の多い閑静な場所にあります。BTSやMRT直結という立地の便利さがなく、リバーサイドにも歩いて10分以上はかかるため、観光客にとって「超便利」という立地ではありません。それでも旅人がわざわざ戻りたいと願う理由は、立地を補う相当の魅力があるからこそ。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る実はバンコクには「マリオット」の名を冠したホテルが5つ(2019年9月現在)もあります。新築でグランドオープンしたマリオット、という意味であればここ近年では唯一のホテルなので、施設の美しさは間違いなくグループホテルで1位と言っても過言ではありません。
客室数の割にはとてもこじんまりとしたロビーですが、気品ある高級感とアジアンモダンが融合し、凛とした雰囲気です。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るロビーの奥は「The Lobby Lounge」。軽食やアルコールが楽しめる気軽なカフェの位置づけですが、モダンなインテリアを配置していながら、高級ブランドショップのリビングルームのような雰囲気。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るスイート以外の標準の客室は、クラブフロアも含めて同様の作り。広さは37平米と、バンコクのホテルの中では特に広いというレベルではありません。しかしながら、そのスペースを有効に使っているので、想像以上に広く感じます。このような設計の客室だとシンプルになりがちですが、壁には古き良き時代のタイの様子が描かれ、美術館を思わせるオブジェを配するなど、濃密なほどタイの雰囲気。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るバスルームは比較的新しいタイのホテルでは主流になりつつある室内に窓があるタイプ。この窓があるのとないのとでは、解放感が全く異なります。バスルームのガラスにも客室と同じ、タイの歴史画が描かれていて、オリエンタルムード満点。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るアメニティは日本でも人気ナチュラル系コスメブランドとして知られ始めた「ハーン(THANN)」。タイ産由来のハーブがふんだんに使われていて、タイのお土産としても女性部門ではトップクラスの人気を誇ります。
世界的ホテルチェーンでありながら、その国の良さをデザインから。そして使用するアイテムにまで表現するマリオットのレベルの高さ。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るコロニアル調の美しいカフェの向こうに広がるのは・・・
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るバンコクマリオットザスリウォンの高評価の要因の一つとなっている、絶景インフィニティプールが広がります。スリウォンはオフィス街シーロムエリアに属しているので、目の前に広がるのは国際都市バンコクのインテリジェンスビル。
インスタ映えとはまさにこのこと!まるでバンコクの天空に流れる川のよう。誰もがスマホやカメラでの撮影にいそしむ「映え」スポットです。
このホテルで最も高く評価されている場所が、エクゼクティブラウンジである「Mクラブラウンジ」。当然ここでのおもてなしを受けるにはMクラブフロアを予約する必要がありますが、はっきり言ってこのコスパであれば、逆にお得と言わざるを得ません。
また、スリウォンのはずれの方にある立地から、このクラブラウンジからの眺めは最高。蛇行しながら流れる大河チャオプラヤー川を見渡せ、バンコクが最も美しく光り輝く夕日の時間「マジックアワー」は最高の夕日鑑賞の場所になります。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るバンコクには数々のクラブラウンジがありますが、カクテルタイムのミールははっきり言って「ピンキリ」。バンコクマリオットザスリウォンのカクテルタイムは「えっ?これディナーじゃないの?」と勘違いしてしまうほどの充実ぶりです。特にホットミールは、毎回手の込んだものを目の前で切り分けてくれます。毎日メニューが変わるのも楽しみの一つ。
いかがですか?このボリューム。本当に凄いでしょう?
そして「のん兵衛さん」にうれしいのは、17時30分から19時30分の軽食(軽食レベルではありませんが)が振舞われる時間が終わっても、20時30分までアルコールが飲めること!3時間ワインやカクテル、ビールが絶景のクラブラウンジで楽しめるなんて、わざわざ外出して絶景のバーに行く必要がありません。なんてお得なんでしょう!
そしてルーフトップバー激戦区のバンコクにおいて、最も穴場と言われている「ヤオ」。バンコクの摩天楼と、チャオプラヤー川を一度に眺められる環境は、訪れなければ勿体ないレベル。実のところ、まだそこまで知名度がなく、ゲストが少ないというところが穴場たる所以。さらにお酒も有名なルーフトップバーと比較するとかなりお安め。
観光名所になってしまった著名なルーフトップバーの中には、混雑してしまいお酒も景色も楽しめなくなってしまったバーも。
しかし、ここでは静かにお酒をたしなみながら、バンコクの夜景が楽しめます。そしてチャオプラヤー川沿いの花火がきれいに見える穴場でもあるので、ロイカトーン、王族の誕生日、年末年始(パーティーの可能性あり)他、花火シーズンにバンコクを訪れる人は覚えておくと良いでしょう。
都会の雰囲気だけではなく、古き良きバンコクを表現した客室、圧倒的なサービスを誇るラウンジサービス、インスタ映えスポットのプール、そして、穴場のルーフトップバーと、バンコクの魅力を全て詰め込んだ「バンコクホテルマリオットザスリウォン」。しかも口コミサイトのホテル部門でバンコクの上位になったホテルでもあります。次のタイ旅行は皆さんが実際にそのレベルの高さを体感してみてはいかがでしょうか?
バンコクマリオットザスリウィンのクラブラウンジ、ルーフトップバーについては他の記事に書かせていただきましたので、関連MEMOからお読みください。
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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