写真:藤谷 ぽきお
地図を見る釜山最大の繁華街「西面」の駅から1つ離れた、都市鉄道1号線の駅「ポムネコル駅」5番出口前のバス停から村へアクセスするバスが出ています。小型のマウルバスが7〜8分おきに運行されています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るこのバスの終点が集落の一番高い位置付近にあり、所要時間は約15分ほどです。帰りはここに戻ってきても良いですし、安昌村を散策し終えたら到着する、集落一番下の2つ先のバス停から乗っても帰ることができます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るバス停から徒歩で2分程下った所に観光案内所があり、集落のマップやイベント情報などをゲットできます。オフィスの横にはコインロッカーもありますので、大きな荷物は預けて身軽にハイキングしながら観光しましょう。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る最近では、村全体がアートでカラフルな甘川文化村が有名になってきていますが、安昌村ではこれよりも早い2007年に釜山最初の街作り事業としての壁画プロジェクトが始まりました。
プロジェクト名は「ホレンイ(釜山の方言で「虎」の意味)村」として積極的に広報していましたが、再開発計画などで住民と自治体が対立してしまい、壁画の大半は消されてしまいました。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るしかし、今でもオブジェやアート作品の一部は残されており、村の奥に広がる森にかつていた虎と住民との伝説や、寺の住職が知恵を使って虎を追いだした逸話などが、観光で訪れた方にも分かるように説明されています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る集落のバス停から少し登ると、集落の一番高い場所となり、青い村の絶景を見渡す事ができます。展望台などがある訳ではなく、自動車道から小路を少し登るとこの景色に出会えます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るこの安昌村は朝鮮戦争の避難民がバラック小屋を建てたのが始まりです。青いストレート屋根の平屋が山の斜面に貼りつく様にびっしりと並び、このような光景が広がるようになりました。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る小道を歩いていると住民の日常生活にも触れることがあります。ペットの犬小屋も青い屋根です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る壁画の多くは消去されましたが、プロジェクトの一部はまだ残っています。その1つが郵便ポストです。各家庭のポストが虎型です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る虎の顔だけのモノや尻尾が付いたモノまで、数種類のパターンがあり虎ポストを見付けるだけでも楽しめます。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る1970年代まで電気などの基本インフラもなく、つい10年程前でも無許可の建物が全800戸中670戸ありました。今でも家屋の基礎部分は石積みの所が多く、セメントやブロック部分は半分程です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る1950年代には韓国各地で見られた風習もここにはまだ残っており、昔の家族写真が家の壁面に飾られています。50〜60年程昔にタイムスリップしたかのような村です。
現在の安昌村は、部分的に開発が進められていますが、集落全体としては半世紀以上前の姿を今に残す貴重な村の1つです。あっという間に風景が変わる変化の早い釜山だからこそ、今の内に見ておいて欲しい景色の1つです。
住所:Beomcheon 2(i)-dong, Busan
アクセス:釜山都市鉄道1号線「ポムネコル駅」5番出口前のバス停から小型のマウルバスで約15分
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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