愛知県常滑市(とこなめし)は、知多半島の西側の中央、伊勢湾に面した街です。沖に中部国際空港(セントレア)があり、常滑焼のふるさととして全国的に有名です。写真は常滑の人気観光地「やきもの散歩道」の「土管坂」。「やきもの散歩道」は、陶磁器をテーマにした古い街並みで、常滑観光のハイライトとして連日たくさんの観光客が訪れています。今回ご紹介する「常滑チャーシュー」は名鉄常滑駅、やきもの散歩道から車で5分ほどの場所にある人気ラーメン店です。
「常滑チャーシュー」は、2012年の8月末に惜しまれつつ閉店したチャーシューメンの名店「八百善」の後を引き継ぎ、同年の11月にオープンしたお店です。「八百善」は、お客様に喜んでもらおうと、日に日にチャーシューが大きくなっていくという店主のサービス精神が伝説となったお店で、昔からのファンに加え、遠方からもたくさんの人が来店した人気店でした。閉店を惜しむ声が後を絶たなかったため、閉店後しばらくして次世代に引き継がれる事が決まりました。
店内は明るい雰囲気で清潔感があります。席数は18席と少なめなので、混み合うランチタイムは相席になることもしばしば。平日でも、10時から営業と開店が早めなので、比較的空いている開店直後が狙い目です。日によっては11時過ぎには満席、空席待ちの列ができています。
メニューは中華そばのみ。注文後5分ほどで運ばれてきた中華そばのチャーシューに驚愕!厚さ5センチ、直径10センチほどの岩のようなチャーシューの塊が2つも!思わす「おーっ!」と声が出てしまいます。スープは真っ黒、濃いめのたまり醤油味。飲んでみると見た目よりスッキリしていて、最近あまりお目にかかれない、懐かしい昭和の味です。麺は中太の縮れ麺。トッピングの海苔とメンマは控えめですが、メインのチャーシューのボリュームを考えるとちょうど良いです。
お待ちかねのチャーシューのお味はかなりしっかりとした醤油味。とても分厚いですが、ホロっと柔らかく、美味しく仕上がっていて、これだけでご飯のおかずになります。それにしてもこの大きさ!普通のラーメンに入っているチャーシューの10倍以上の量ですが「食べきれない!」という方も安心。テーブルにポリ袋が備え付けてあり、ほとんどのお客さんはチャーシューを一枚、袋に入れて持ち帰っています。持ち帰ったチャーシューは、お酒のつまみや、刻んでチャーハンの具にしたり、チャーシュー丼にして食べるという声も。その場で食べきれなくても、二度美味しく楽しむ事ができるわけです。このボリュームで730円(税込)とは、とてもお値打ち!待ってでも食べる価値があるわけです。
その他のメニューは、おにぎり170円、ライス120円、豚まん250円。そして自慢のチャーシュー持ち帰り用は一本850円!これも大変お値打ちです。お土産にぜひどうぞ。
「常滑チャーシュー」は昼のみの営業ですので、お早めの来店をオススメします。
愛知県常滑市榎戸町1-83
名鉄蒲池駅から徒歩5分程度
0569-42-3355
営業時間[月〜金] 10:00〜14:30 [土・日・祝] 9:30〜15:00
不定休
さて、最後に周辺の立ち寄りスポットをご紹介します。おすすめは「常滑チャーシュー」から車で約10分、コストコ常滑店の隣にある「めんたいパークとこなめ」です。こちらは、本場福岡市の辛子明太子製造販売会社「かねふく」が運営する明太子のテーマパーク。明太子の親であるスケソウダラの生態などを学べるミュージアムや、明太子の製造工場見学、明太子や明太子で作った食品などが購入できる工場直売店、明太子を使ったグルメを楽しめるカフェレストもあります。
特に人気なのは、明太子の軍艦巻きなどを無料で食べられる試食コーナーです。ソフトドリンクも無料ですので、お買い物後の休憩をする人で賑わっています。
愛知県常滑市りんくう町1-25-4
名鉄常滑駅から徒歩10分
0569-35-9900
営業時間 9:00〜18:00
休日 年末年始など
入場、工場見学は無料
ミュージアムは大人500円、小人300円。
常滑はレジャー、観光、グルメ、買い物と様々なスポットがひしめき、特に中部国際空港の開港以降は新しいお店がどんどん増え、今が訪れ時です!
中でも今回ご紹介した「常滑チャーシュー」は、名店の味を更に昇華させ、人気爆発!
厚さ5cmの爆弾チャーシューが皆さんの挑戦を待っています!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/12/3更新)
- 広告 -