和紅茶に出会いどぶろく特区を訪ねる!奈良市東部地域の見どころ

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和紅茶に出会いどぶろく特区を訪ねる!奈良市東部地域の見どころ

和紅茶に出会いどぶろく特区を訪ねる!奈良市東部地域の見どころ

更新日:2019/10/04 09:58

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者
観光客で賑わう東大寺や奈良公園のある奈良の中心部から、東に車を走らせること10分。急に斜度を増す道は、標高200〜600メートルのなだらかな山地状に広がる大和高原に入っていきます。大和高原の北部にあるのが奈良市東部地域。市街地の観光の後、足を延ばして東部地域に行けば、緑豊かな茶畑と田んぼが織りなす日本の原風景が。ここでは「和紅茶」が作られています。市街地から、ちょっと足を延ばして奈良を深堀り!
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奈良市東部地域で奈良を深堀りしてみましょう

奈良市東部地域で奈良を深堀りしてみましょう

写真:SHIZUKO

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奈良は、日本の国の形を作り上げた古都。大陸文化を積極的に取り入れ、華やかな天平文化が花開いた場所です。

現在でも、日本で一番多くの国宝や国宝級の建造物が現存し、貴重な文化財が保護されています。それらの多くは、東大寺や春日大社などの有名寺院が点在する奈良公園を中心にした奈良エリアに集中しています。観光で訪れる人も多く、奈良で最も有名な場所です。

奈良市東部地域で奈良を深堀りしてみましょう

写真:SHIZUKO

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でも、奈良エリアは、奈良のほんの一部。

日本最古の道と言われる山の辺の道やミステリアスな石像が魅力的な飛鳥地区など、広々としたエリアは自然の中で古代ロマンを感じられる場所。そして、奈良県の3分の2は、修験道のルーツとなる急峻な山々が連なる吉野路エリアで、世界遺産にも登録されている紀伊山地の霊場と参詣道「大峯奥掛け道」が占めています。

奈良を訪れる多くの人は、奈良エリアを日帰りで楽しんで、京都や高野山へと向かい、奈良の本当の魅力を知らないまま通り過ぎて行ってしまいます。通過するだけではもったいない魅力が奈良にはあります。もう一泊、奈良にとどまり、もっと奈良を深堀りしてみませんか。

そのための最適地が奈良市東部地域です。

奈良市東部地域で奈良を深堀りしてみましょう

写真:SHIZUKO

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奈良市東部地域は、田原(たわら)・柳生・大柳生・東里・狭川・都祁(つげ)・月ヶ瀬の七つの地区からなる地域。古都奈良の暮らし・食を支えてきた農村地域です。

市街地から10分ほど走れば、道は斜度をグングン増していきます。大和高原は広大で、南側には大台ケ原など秘境感のある山々がありますが、奈良市東部地域のある北部へは、奈良市街地から車で田原までなら25分。最も遠い月ヶ瀬までは50分とアクセスしやすい位置にあります。

名産「大和茶」たっぷりのランチ

名産「大和茶」たっぷりのランチ

写真:SHIZUKO

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奈良市東部地域の名産物の一つに「大和茶」があります。茶葉の栽培には、冷涼で朝晩の寒暖差が大きな土地が最適とされます。ここ東部地域は、冷涼な気候に加え、日照時間が短く葉に蓄えられた糖分がそのまま葉に残るので、甘みの強い良質なお茶を収穫できるのです。

田原の町のそこここには、高低差のある斜面に緑の縞模様の独特の景観が広がっています。濃い緑の低く刈り込まれた美しい茶の木の畝です。道路ぞいからは見えないところにも広い茶畑があり、茶畑の向こうには、万葉集の編纂者・太安萬侶の墓があったり、天皇陵があったり。古都ならではの史跡があります。

名産「大和茶」たっぷりのランチ

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その大和茶で作る茶粥がいただけるのが、田原にある「ART&CAFE水仙月」。茶粥を一口、口に含めば、ほうじ茶の豊かな香りにノックダウンされます。ぜひ、一度食べてみていただきたい絶品です。

名産「大和茶」たっぷりのランチ

提供元:ならのはるをめざして。

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2018年にオープンした、木がふんだんに使われた開放感のあるやさしいお店。こちらでは、緑茶入り豆腐ハンバーグや、緑茶入り出汁の素麺など大和茶を使った豊富なメニューはもちろんのこと、使われている野菜やハーブは自家農場のもの。大和茶パフェやケーキもあります。田原の自然を味わってほしいと、日々、メニュー開発されています。

また、手漉き和紙体験や茶筅で大和茶たて体験など、いろんなワークショップも開催されます。また、1枚1枚手漉きされた手漉き和紙の名刺を注文することもできます。オリジナルで貴重な名刺は、ビジネスシーンで大活躍することでしょう。

<ART&CAFE水仙月の基本情報>
住所:奈良県奈良市日笠町396-2
電話番号:0742-81-0188

緑茶で作る「和紅茶」ワークショップ

緑茶で作る「和紅茶」ワークショップ

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「和紅茶」をご存知でしょうか。

紅茶といえば、スリランカやインドなどの外国製のものかと思われていますが「国産紅茶」=「和紅茶」が今、とても注目されています。もともと日本でも紅茶は作られていましたが、輸入自由化により一時は衰退してしまいました。しかし2002年から「全国地紅茶サミット」が開催され、すっきりとした飲み口と、安心の国産茶葉で作られることから、現在では人気が高まり、各地で製造販売されています。

田原にある「田原ナチュラル・ファーム」は、和紅茶の人気店。農薬や、除草剤・化学肥料を使わない茶葉から作られる和紅茶は苦みや渋みがなく、安心安全。お茶や紅茶は毎日口にするものなので、安心安全は欠かせないもの。使われている茶葉は「やぶきた」というとてもポピュラーな茶葉です。いつもの茶葉が紅茶になるとは驚きです。

緑茶で作る「和紅茶」ワークショップ

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田原ナチュラル・ファームでは、茶葉の収穫体験のほかに、自分で和紅茶を作る体験も出来ます。

緑茶にするには摘んだ葉を蒸しますが、紅茶にするには発酵させます。といっても、難しいことはなく、前日に摘んだ葉を涼しい風通しの良いところに置いてしんなりとさせます。翌日、みじん切りにして、すり鉢で傷をつけて、暖かなところに置いておくと発酵が始まり茶色になります。これを乾燥させると和紅茶が完成。その日に飲むことが可能です。

そして、もうひと手間、地元の方が栽培されたハーブを加えると、オリジナルブレンドティーも。自分なりの味が見つけられるワークショップも開催されています。

<田原ナチュラル・ファームの基本情報>
住所:奈良県奈良市日笠町614-2
電話番号:090-9994-3298

緑茶で作る「和紅茶」ワークショップ

写真:SHIZUKO

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田原にはほかにも多くの体験が出来る場所が用意されています。それが「田原やま里博物館」という新しい博物館。

訪れた人に、地域に根付く伝統の技や工芸に触れる機会を提供する新しい博物館。地域の人たち一人一人がボランティアの館長となり、仕事の一角や個人の収蔵品などを公開し、地元の人との交流を通じて、普段触れることのない工芸や文化を体験してもらう博物館です。

炭づくり工房や原木しいたけ園、奈良市指定文化財の松本家住宅、竹細工工房など20箇所近くの博物館があります。博物館とはいえ、観光施設ではなく各館長の仕事場なので、完全予約制。専用駐車場もないので、各館長と連絡を取り合い、楽しく見学・体験をしましょう。

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「どぶろく特区」で出来たてのどぶろくを!

「どぶろく特区」で出来たてのどぶろくを!

写真:SHIZUKO

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東部地域は、2018年に奈良県で初めて「どぶろく特区」として国の認定を受けました。

どぶろく特区とは、要件を満たせば自家栽培米を使って、どぶろくを自家製造所で作ることが出来る特区。そのどぶろくを、農家民宿や農家レストランで提供あるいは販売することが認められている地域です。酒類の製造には、酒税法で、年間最低製造見込み数が決められていますが、どぶろく特区に指定されると量規定が外されます。

「どぶろく特区」で出来たてのどぶろくを!

写真:SHIZUKO

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東部地域南端にあたる都祁(つげ)の「野の花醸造所」では、2019年6月に、特区第一号となる酒類製造免許を獲得し、新米を使った初のどぶろく「野の花」が完成。

どぶろくを濾すと清酒になるので、絶対に濾すことはできません。なので、口に含むと、お米のつぶつぶが舌に残るとても素朴な味わい。度数が高いので、飲み過ぎにはご注意を。

<野の花醸造所の基本情報>
住所:奈良県奈良市都祁白石町2503−1
電話番号:090-1480−1080

日本の原風景を楽しみましょう

奈良市街から、少し足を延ばすだけで、忘れてしまっていたような里山の農村風景に出会えます。そこに根付いた文化、伝統、日々の暮らしを体感してこそ、奈良の本当の魅力に触れられる旅が完成します。ぜひ、一泊、奈良の東部に泊まって、ゆったりとした時間をお過ごしください。

2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:奈良市

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/08/26 訪問

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