写真:花村 桂子
地図を見る「モンマルトルの丘」はパリ屈指の人気観光地ですが、朝一番なら観光客もまだ少なめ。モンマルトル観光は、朝10時メトロの「アンベール(Anvers)」駅からスタートしましょう。
アンベール駅から、サクレクール寺院ふもとのサンピエール広場へ向かう細い路地「ステンケルク通り(Rue de Steinkerque)」の両側には、びっしりお土産物屋が並んでおり、スノードームやエコバッグなどパリ旅行の記念に買いたい小さな品が揃っています。ベタなお土産品に、つい目を奪われてしまいますが、ここでは買い過ぎ注意。ショッピングは30分以内を目安にして進みましょう。
写真:花村 桂子
地図を見る「サン・ピエール広場(Place Saint Pierre)」には、サクレクール寺院へのフィニキュレール(モンマルトル・ケーブルカー)駅があります。大きな木や花、緑の芝生が生い茂り、とてもきれいな憩いの場所。
写真:花村 桂子
地図を見るノスタルジックなメリーゴーラウンドは、おとなも子どもも心躍る人気のインスタ映えスポット。
写真:花村 桂子
地図を見るサクレクール寺院は、パリで一番小高い丘の上にありますが、フィニキュレール(ケーブルカー)なら、楽々上れる!メトロと共通チケットで乗れるので、事前に地下鉄駅で10枚綴りのカルネを買っておくことをおすすめします。午前中なら、行列も少なくサクサク乗れるはずですが、「待てない!」という元気な方は隣の階段でも登れます。
写真:花村 桂子
地図を見るフィニキュレールが到着する広場は、白亜のサクレクール寺院をバックに自撮りするのに絶好のポイント。また、眼下に広がるパリの街をジオラマのように撮れる、インスタ映えスポットでもあります。写真撮影の所要時間は、15分ほどでしょうか。
世界中から観光客がやってくる人気観光地ゆえに、いつも多くの人で混みあっており、観光客目当ての物売りが出没することも。不要な時は、「ノーサンキュー」とキッパリ断って。
写真:花村 桂子
地図を見るサクレクール寺院は、中に入るだけなら無料。さらに絶景が広がる人気の屋上テラスは、行列覚悟で。今回はスルーして、テルトル広場へ向かいましょう。サクレクール寺院からテルトル広場までは、細い路地を通ってほんの3分ほど。
<サクレクール寺院(Basilique du Sacre-Coeur de Montmartre)の基本情報>
住所:35 Rue du Chevalier de la Barre, 75018 Paris
写真:花村 桂子
地図を見るセザンヌやロートレックなど、芸術家の住む町として栄えたモンマルトル。今でもテルトル広場は、画家たちがキャンパスを並べるインスタ映えスポット。中央にはレストラン、広場をぐるりと囲むようにカフェやブティック、お土産物屋が軒を連ねており、ショーウィンドウを眺めながら、そぞろ歩きが楽しい!アイスクリームやクレープなど、食べ歩きもいいですね。絵やおみやげ物を見ながら歩いていると、1時間はすぐに過ぎちゃいます。
<テルトル広場(Place du Tertre)の基本情報>
住所:Place du Tertre, 75018 Paris
写真:花村 桂子
地図を見るスリが多い場所なので、バッグは常に自分の体の前に来るようにご注意を。男性は、財布をズボンの後ろポケットに入れて歩くなんてことはなさいませんように。
写真:花村 桂子
地図を見る「テルトル広場は人が多すぎて疲れちゃった」という方にオススメの穴場スポットが「モンマルトル博物館」。19世紀、画家がアトリエを構えた邸宅を改装した美術館で、花と緑があふれる「ルノワールの庭」や、当時人気のカフェやキャバレーのポスター「シャノアール」など、インスタ映えスポットがたくさん!入場料はかかりますが、古き良きモンマルトルの雰囲気たっぷりで、その価値大です。所要時間は、最低1時間。
<モンマルトル美術館(Musee de Montmartre)の基本情報>
住所:12, RUE CORTOT 75018 PARIS
電話番号:+33-01-49-25-89-39
アクセス:パリ・モンマルトル「テルトル広場」から徒歩3分。コルト通り
料金:9.5ユーロ〜11ユーロ
写真:花村 桂子
地図を見るテルトル広場まわりのカフェは人が多く、お値段も高めなので、ランチはアビス駅(Abbesses)周辺がおススメです。テルトル広場右手の奥にある階段が、アビス駅への近道。モンマルトルらしい急な階段も、素敵なインスタ映えスポット。下りなら、アクセスも楽々です。
写真:花村 桂子
地図を見るアビス駅わきにある、人気観光スポットが「ジュデームの壁」。世界じゅうの言語で愛の言葉が刻まれた壁は、愛のパワースポットかも。
<ジュデームの壁(Le mur des je t’aime)の基本情報>
住所:Square Jehan Rictus, Place des Abbesses, 75018 Paris
写真:花村 桂子
地図を見るアベス駅の入口は、20世紀に流行した建築様式「アールヌーボー」で飾られています。パリでも珍しい「ガラスのひさし」つきで、インスタ映えも上々。
アベス駅のホームは、パリで一番深い位置にあり、なんと深さ36メートル。地上に出るには、らせん階段をぐるぐる上るか、小さなエレベーターを待たなければなりません。アベス駅を利用するなら、階段を下りればよい帰りがおすすめです。
パリでは、日祭日お休みの店が多いのですが、モンマルトルのテルトル広場やアンベール駅周辺は、日祭日も営業する店が多く、観光客にはありがたいエリア。モンマルトルの丘の、インスタ映えスポットを巡る半日コースをご紹介しました。このルートなら、急な坂道や階段は下るだけ!初めてのパリでも道に迷う心配はありません。楽々、モンマルトル観光を楽しみましょう。
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
花村 桂子
長崎出身、福岡在住。地元・九州の「よかとこ」を探して旅する探検家。メジャーな有名観光地は、もちろん「よかとこ」ですが、ちょっとマイナーで人が少ない穴場な「よかとこ」が、大好きです。パワースポット、絶景…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索