片知渓谷(千畳岩)は、モネの池や更にその上流の川浦渓谷へ向かう板取川沿いの道路を、片知川が合流する地点から片知川上流へ向かい約7kmほど。板取川の分岐点からゆっくり走って20分です。「千畳岩」は、1300mある「ふくべの森遊歩道」の上流側入口からわずか1〜2分。車は、遊歩道入口付近に車幅を取ってある箇所に停めることが出来ます。遊歩道入口を示す看板の字は欠けているのでご注意ください。
約50〜60mほど緩やかな径を下りていくと、すぐに左手に渓流が見えてきますよ。歩きやすい散策路です。
更に近づくと豊かな水量の千畳岩の下流付近です。さわやかな風が吹き抜けるマイナスイオンたっぷりの散策が楽しめます。
千畳岩に出ると、右手に朱塗りの橋。橋の下中央付近奥に「かやの滝」がのぞいていますよ。「千畳岩」の上は比較的平坦ですが、水分が残り、微細な苔が生えている部分はスベリやすいので足元に気を付けましょう。
片知川は、巨大な「千畳岩」の中央をえぐるように、蛇行部では水しぶきを上げ下流に向かっています。
「千畳岩」はモノクロ水墨画の世界。一方、岩の横の淵がエメラルド色を見せています。
「千畳岩」を堪能したら、朱塗りの橋を渡り、「かやの滝」へ行ってみてはいかがでしょう。モノクロの岩とエメラルドの水、木々の緑、そして朱塗りの橋の色彩が楽しめますよ。
橋の向こう側へ渡りましょう。橋からの上流側、下流側の眺めも絶景!マイナスイオンたっぷりの空気の中で、深呼吸してみてはいかがでしょう。
橋上右手奥(上流側)に「かやの滝」が流れ込んでいる様子が見えます。橋の下はごつごつとした岩の間をぬって幾重にも小滝があり楽しめる景色です。
橋を渡ると石畳の小径を先に「かやの滝」まで200mの標識があります。少しアップダウンがありますが、「かやの滝」は手の届くところまで接近可能。滝の流れやしぶきがこちらにかかって来そうですが、水しぶきを浴びることはありません。マイナスイオンがさらに溢れる空間です。
左手奥上流に幾重にも小滝が連なっているのが見えます。苔むした岩や緑も楽しめますよ。
滝が片知川に流れ込む様子も間近に見ることが出来ます。柵などはないので、足を踏み外さないようにしましょう。
道路脇にある「名もない滝」がこちら。「千畳岩」から約1300m下流の遊歩道入り口の道路山側を流れ落ちています。見事に糸を引く滝は絹の布の風情です。是非ご覧になって下さい。「美濃フィッシングエリア」標識の少し上流部にこの場所があります。
幾筋にも糸を引くように広がり道路脇に流れ込んでいます。渓流まで下りずにこの滝を堪能すると、得したような気分になりますよ。
下流側の遊歩道入口付近にも車を2〜3台停車できるので、接近して堪能できます!
住所:岐阜県美濃市片知
アクセス:東海北陸道美濃ICから板取川沿いに国道291号、県道81号を上流へ、片知川が合流する地点で県道81号沿いに右手上流側にほぼ道なりに約40分程
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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