日本最後の秘境・トカラでダイビング!大物、回遊魚を狙おう!

日本最後の秘境・トカラでダイビング!大物、回遊魚を狙おう!

更新日:2014/11/28 14:22

黒潮本流の影響から、大物や回遊魚が群れる鹿児島県のトカラ列島。2014年4月に口之島ダイビングサービスがオープンして、九州地域以外からも行きやすくなりました。ギンガメアジ、イソマグロ、ツムブリ、マンタ、マダラトビエイ、ハンマーなど、大物、回遊魚好きな方には夢のようなポイントです。

トカラといえば激流、回遊魚、大物!

トカラといえば激流、回遊魚、大物!
地図を見る

トカラといえば大物、群れ狙いの激流ダイビングをイメージされる方も多いでしょう。トカラ列島は黒潮本流に近いため、黒潮に乗って様々な回遊魚が訪れます。
程良い流れがあるときは、ボートからロープに沿って潜行すると、すぐにギンガメアジの壁に出会えます。
流れに逆らい、岩につかまっているだけで、イソマグロの群れが通り、巨大カンパチが悠然と泳いで行きます。
更なる大物を求めて泳ぎだすと、マンタ、マダラトビエイ、アカウミガメに遭遇し、ツムブリの群れに巻かれ、メジロザメを追いかけ、盛りだくさんなダイビングです。
運がよければ、ハンマーヘッドシャークの群れに出会えることもあるそうです。

たまにはサンゴ、海底温泉、癒し系のポイントも

たまにはサンゴ、海底温泉、癒し系のポイントも

ダイビングは安全第一なので、強風や、高すぎる波や、強すぎる流れのために、回遊魚の豊富なポイントに潜れないこともあります。そんなときは癒し系のポイントでのんびりしましょう。
口之島には、元気なサンゴにキンギョハナダイやチョウチョウウオが群れるポイントや、海底温泉ポイントもあります。
透明度は常に25mほどで、綺麗な海で南の海気分を満喫できます。

アフターダイブはのんびり島時間を楽しもう

アフターダイブはのんびり島時間を楽しもう

黒潮本流に近い、ニヨンというポイントに遠征する場合は、水面休憩は東シナ海に浮かぶ無人島の灯台で過ごします。
あたり一面真っ青な海で、遠くに口之島が見える絶景ポイントです。
ダイビング後は、集落の温泉に入ったり、野生牛を見に行ったり、山の中の温泉に入ったり、のんびり島時間を楽しみましょう。
夕食はバーベキューの日もあります。お肉のほかに獲れたてのお魚や、島で獲れたタケノコをいただき、お腹も大満足。

トカラダイビングの行き方

トカラダイビングの行き方

トカラへの公共交通機関は週2便のフェリーのみというまさに日本最後の秘境。
今までは鹿児島からのクルーズツアーに参加するのが一般的でしたが、今年4月に口之島ダイビングサービスがオープンして、個人でも参加しやすくなりました。

ツアースタイルは鹿児島港夜集合の2泊3日または3泊4日(フェリー内で1泊)。東京や大阪からは、金曜日の仕事終わりに夜の飛行機で鹿児島に向かい、土日にダイビング、日曜日のフェリーで鹿児島に戻り、月曜日早朝の便で戻ってそのまま出社……という有給を取らない強行プランも可能です。
(フェリーの到着時間は遅れる可能性があるので、フェリー着日の新幹線等での移動はお勧めしません。)

お休みが取れたら、帰る前にのんびり鹿児島観光を楽しむのもおすすめです。西郷隆盛や島津家の史跡で幕末気分に浸れる市内観光はもちろん、桜島、縄文遺跡で有名な上野原遺跡など見どころも豊富です。

口之島ダイビングサービスのツアー日程が合わない!という方は、東京や九州にトカラツアーを開催しているショップがありますので、探してみてくださいね。

※トカラは流れが強く、上級者向けのポイントです。最低100本以上で、フリー潜行、浮上、ドリフトダイビングに慣れていないと大変だと思います。心配な方はショップに問い合わせてみてください。

まとめ

日本最後の秘境、トカラ。ベテランダイバーでも行ったことがあるという方は少ないかもしれませんが、一度行くとヤミツキになります。伊豆・神子元島や沖縄・与那国島のダイビングが好きな方は、絶対にハマると思います。ぜひ一度訪れてみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/02−2014/05/05 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -