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写真:松田 朝子
地図を見るアート&カルチャーの街、デュッセルドルフで真っ先に行ってみたいのは、「世界で最も美しい並木道」と言われるケーニヒスアレー(Konigsallee)。
ここは、1804年にナポレオンによって造られた通りです。ホーフガルデンの緑地から続く幅31メートルの水路に沿って、2本の歩道が南北に1キロ続いています。
写真:松田 朝子
地図を見るケーニヒスアレー(通称ケー)は、デュッセルドルフのシャンゼリゼとも呼ばれ、沿道には高級ブティックやカフェ、歴史的建造物のホテルなどが軒を連ねます。水路には噴水もあり、白鳥などの水鳥が遊んでいたり、花が綺麗な緑地帯もあり、フォトスポットもたくさん。歩いているだけで優雅な気分に浸れます。
写真:松田 朝子
地図を見るデュッセルドルフは、ライン川を中心として東西に広がる街。ライン川の東側にあるライン河畔プロムナードは、1990年代にドイツ人建築家、ニクラウス・フリッチによって再開発が成されたエリアです。
水辺には遊歩道や公園、たくさんのカフェやバーがあり、川風に吹かれながら憩う人々の姿があります。観光のクルーズ船も多く行き交い、船から眺める街もまた趣があります。
写真:松田 朝子
地図を見る注目なのはメディエンハーフェン(MedienHafen)と言われるエリア。かつての港湾用地だった場所は、メディア地区として再開発され、中でも 川沿いに立つ、ねじれたようなデザインの3つのビルディングは必見です。
ポストモダニズム様式のこれらの建物は、アメリカ人建築家、フランク・ゲーリーによる作品群。3つのビルは、石膏、金属パネル、レンガとそれぞれが異なる素材で作られています。そして単なるオブジェではなく、広告会社やメディア エージェンシー、ファッション デザイナーのオフィスなどが入居しています。
写真:松田 朝子
地図を見るビル群の近くには高さ234mの「ラインタワー」がそびえ立ち、タワーに上るとデュッセルドルフの街並みは一望のもと。
展望室は窓ガラスが斜めになっているので、張り付いて外を眺めると、街に放り出されたようなスリルがあります。
ここには、1時間に1回転するレストランがあり、夜景を見ながらの食事が楽しめます。タワーは夜になると、ライトアップして仕掛け時計のように!未来都市の一角のようなメディエンハーフェンは、クラシカルな建物ばかり見ていた目に、ひときわ新鮮に映ります。
<基本情報>
住所:6Q96+5M デュッセルドルフ
電話番号:+49-211-8632000
写真:松田 朝子
地図を見る夜の帳が下りたら行ってみたいのは、「世界で一番長いバーカウンター」。どんな店にあるのかと思いきや、これはアルトシュタットと言われる旧市街のストリートそのもの。ここには260軒以上のバーや飲食店が並び、どの店も石畳の歩道にテラス席を設けています。
写真:松田 朝子
地図を見る道路には「ウェイトレスの飛び出し注意」のような標識もあり、街全体が巨大なパブのよう。
写真:松田 朝子
地図を見るバー・シーンの中心にあるのは、デュッセルドルフ発祥のビール、「アルト」です。
アルトビールは、伝統的なビール醸造法に基づいて造られる上面発酵 のエールビールであって、最近主流の下面発酵のラガービールよりも古くからあるため、ドイツ語の「古い」を意味する「アルト」という名前になりました。
名前は「古い」ですが、ここでは醸造所でできたばかりの新しい、フレッシュなアルトビールが楽しめます。黒ビールに近い色は、苦そうに見えますが苦味はなく、鼻に抜けるホップの香りは軽やか。上面発酵という点では、ケルンのケルシュビールに似ていますが、「ケルシュ協約」により様々な制限のあるケルシュに比べて、アルトは自由で、大きなグラスで飲むこともできます。
気をつけなくてはいけないのは、ケルンでアルトを、デュッセルドルフでケルシュを注文しようとすると、お店の人からブーイングが来ること。この2つの都市は隣り合っているにもかかわらず、ライバルとして張り合っていて、お互い、おらが街のビールが一番だ!と譲らないのです。
写真:松田 朝子
地図を見るコクのあるアルトビールにぴったりなのは、「シュバイネハクセ」という豪快な豚肉料理。
1キロくらいありそうな骨つきのスネ肉は、皮がパリパリになるまでローストしてあり、内側は、ボイルして作ってあるアイスバインのように柔らかくてジューシー。言うなれば、焼きアイスバインといった感じです。
写真:松田 朝子
地図を見るその、「シュバイネハクセ」を看板メニューにしているのは、旧市街にあるツム・シフヘン(Zum Schiffchen)という醸造所&レストラン。
ここは1628年から続く、デュッセルドルフで最も古いレストランです。かつてナポレオンもやってきたというこの店の一角には、彼が座った場所が、ナポレオンコーナーとして残されています。
<基本情報>
住所:6QFC+FV デュッセルドルフ
電話番号:+49-211-132421
写真:松田 朝子
地図を見るもう一つ、デュッセルドルフならではのお酒は、「キレピッシュ」。
ドイツ語の意味は「酔っ払い殺し」と物騒ですが、剣が刺さったハートのロゴが可愛くて、お土産にもぴったり。
写真:松田 朝子
地図を見るキレピッシュは、1858年に創出されたハーブ・リキュールで、アルコール度数が42%の強いお酒。数十種類の果実、野イチゴ、薬草などが入っており、「養命酒?」という人もいますが、それよりもイタリアのカンパリを思わすビジュアルと味です。
アルトシュタットにある店では、このお酒をショットグラスで出しており、店のところどころにあいている、小さな窓越しにオーダーします。そして、外で立ち飲みをするのがデュッセルドルフ風です。
<基本情報>
住所:6QGF+22 デュッセルドルフ
電話番号:+49-211-5422105
写真:松田 朝子
地図を見るドイツ名物のソーセージに合うのはやっぱりマスタード!
レーベンゼンフ Lowensenfは、1903年創業のドイツの老舗のマスタードメーカー。アルシュタットにあるここのショップ、デュッセルドルファー・ゼンフラーデン(Dusseldorfer Senfladen)は直営店です。オーソドックスなものから、BBQ味、サワークリーム、コーヒー味まであり、店内では試食もできます。
<基本情報>
住所:BergerStr. 29 40213 デュッセルドルフ
ドイツの歴史は、ライン川中心に展開していると言われていますが、デュッセルドルフはそれを実感させてくれる街。街の新旧の景色を、フレッシュなアルトビールとともに楽しんでみませんか?
取材協力:ドイツ観光局
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2021/4/17更新)
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