川浦渓谷は、板取川に沿って東海北陸自動車道の美濃ICから北上すること約1時間。川浦一号橋を渡り、新錦トンネルの先の川浦二号橋を渡ったたもとの「川浦渓谷」看板(写真)から散策を始めるのがおススメ。絶景の散策はとてもコンパクトです。200m程離れた川浦一号橋、二号橋の2本の橋上からと川浦渓谷看板(写真)から川沿いに100mの散策で堪能できます。
散策路に入る前に川浦二号橋から北方向を眺めてみて下さい。南西方向から流れ込む板取川は直角に2回方向を変え、激しく水しぶきを上げ、透明な水がまっしろに。その先の長く狭い水路では徐々に静かな流れとなります。この深い水路は高千穂を彷彿とさせる神秘的景色です。
散策路に入り深山トンネルを越えるとすぐに東屋があり、東屋の少し先の橋の上が絶景スポットです。
川浦二号橋から眺めたまっすぐの流れは、再び2回、ほぼ直角に岩を削りながら流れています。澄んだ碧色が水深が増し、水がゆっくり流れる淵になっています。
真下を見てはいかがでしょう。先ほどの深山トンネルの先にある橋の左手から支流が流れ込み美しい碧色と白い泡が混ざり合っています。
東屋の反対側の山を糸を引くように流れる滝を是非ご覧になって下さい。高さ80m程の滝が眼前にあり、次の写真とつないでなんとか全長が収まるほどの全長を誇ります。橋からは、手でシルクの布に触れそうに感じるほど近いですよ。
滝は下に向かい、透明感のある薄い布を広げていくように滝壺に流れ込んでいきます。左手からは支流が合流し、紺碧の激流にシルクの滝がふわっと落ちていく様子は、まるで繊細な綿菓子がかぶさっていくイメージですよ。
東屋側に戻り、板取川の流れを眺めてみてはいかがでしょう。川浦渓谷の魅力は、白く泡立つ激流、紺碧の淵、瀬の渓流など魅力いっぱいです。板取川が半円を描きながら豪快に川浦一号橋方面へ流れる様子を堪能できます。
渓谷でよくみられる人面岩。川浦渓谷も例外ではありません。川浦二号橋から直角に曲がる岩(写真右上)は、人の横顔に見えますよ。人面岩にご興味がない方は、手前の七色に透き通った水を楽しんでみてはいかがでしょう。
人面岩が正面から見えますが、この角度からは人面には見えません。右手の岩の間におサルさんの顔が隠れているのが分かるでしょうか。
歩道を200mほど歩いて、川浦一号橋から北方向を眺めてみ手はいかがでしょう。川浦二号橋を北向きに流れて行った板取川は、川浦一号橋では半周して南向きに流れてきます。この景色の中で巨大な亀が水に飛び込もうとしているのです。
近く寄ってみたのがこちら。甲羅が大きい亀の様な岩がはっきりと見えますよ。
住所:岐阜県関市板取川浦
アクセス:東海北陸自動車道美濃ICから板取川沿いに北上、約1時間
川浦二号橋を渡ったたもとの「川浦渓谷」の看板前に駐車場約15台あり
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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