美しい里山風景!「都立小山田緑地」で多摩丘陵の魅力を実感

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美しい里山風景!「都立小山田緑地」で多摩丘陵の魅力を実感

美しい里山風景!「都立小山田緑地」で多摩丘陵の魅力を実感

更新日:2019/09/17 13:52

沢原 馨のプロフィール写真 沢原 馨
「多摩丘陵」とは東京都南西部の八王子市から多摩市、町田市辺りにかけて広がる丘陵群のこと。多摩丘陵には古き佳き“里山”と“谷戸”の風景が残り、その心安らぐ風景を求めてハイキングに訪れる人も少なくありません。町田市の「都立小山田緑地」は、その多摩丘陵真っ直中の立地。多摩丘陵の魅力を存分に感じることができます。お天気に恵まれた休日、多摩丘陵のハイキングに出かけましょう!
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多摩丘陵本来の姿が残る地域に設けられた「小山田緑地」

多摩丘陵本来の姿が残る地域に設けられた「小山田緑地」

写真:沢原 馨

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東京都八王子市の南部から日野市の南部、多摩市、狛江市、稲城市、町田市の北部、さらに神奈川県川崎市の北部、横浜市の北部にかけて、連なるように丘陵地帯が広がっています。これを「多摩丘陵」と呼んでいます。多摩丘陵の一部はニュータウンとして開発されています(ジブリ映画の「平成狸合戦ぽんぽこ」では、まさに多摩丘陵の宅地開発が描かれていました)が、昔ながらの風景もまだ広く残っています。

中でも町田市の北部は多摩丘陵本来の風景が色濃く残る地域。「小山田緑地」は、その町田市北部に設けられた都立公園。いわば“多摩丘陵のど真ん中”に位置していて、多摩丘陵の本来の姿に出会うことのできる公園なのです。

多摩丘陵本来の姿が残る地域に設けられた「小山田緑地」

写真:沢原 馨

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「小山田緑地」は本園と、その周辺に“飛び地”として点在する分園から構成されており、45haほどが開園しています(平成30年6月1日現在)。現在でも充分に広い面積を有していますが、計画面積は146haに及ぶ広大さ。

多摩丘陵本来の姿が残る地域に設けられた「小山田緑地」

写真:沢原 馨

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「小山田緑地」とその周辺には多摩丘陵の美しい風景が広がっています。「小山田公園」ではなく「小山田緑地」という名であることからもわかりますが、多摩丘陵の自然環境を保全することも「小山田緑地」の目的のひとつなのです。

その美しい“里山風景”を求めてハイキングに訪れる人も少なくありません。「小山田緑地」には来園者用の無料駐車場が用意されていますので、“多摩丘陵ハイキング”の拠点としてもお勧めですよ。

ファミリーでの行楽にも!自然溢れる小山田緑地本園

ファミリーでの行楽にも!自然溢れる小山田緑地本園

写真:沢原 馨

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まずは「小山田緑地」の本園部分を存分に楽しみましょう。本園でまず足を運んでおきたいのが、西側に設けられた「みはらし広場」。標高123m、園内で最も高所の「みはらし広場」は、その名のように開放感に満ちた爽快な眺望が魅力。丘を吹き渡る風を感じながら、木陰でお弁当もいいですね。

この「みはらし広場」は「関東の富士見百景」のひとつにも選定されています。天候に恵まれれば山並みの向こうに富士山の頂上部分を見ることもできますよ。

ファミリーでの行楽にも!自然溢れる小山田緑地本園

写真:沢原 馨

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「みはらし広場」の東側の原っぱも魅力的。丘の間に横たわる平らな低地は、12世紀頃にこの辺りを治めていた小山田氏が馬の放牧を行っていたところ。今は子どもたちの絶好の遊び場です。遊具も少し設置されていますが、広い原っぱを思う存分駆け回るのが、子どもたちにとって何より楽しいのでは。

ファミリーでの行楽にも!自然溢れる小山田緑地本園

写真:沢原 馨

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「みはらし広場」から尾根を越えて東側に歩を進めれば、“谷戸”の地形に池や湿地を抱えた「小山田の谷」です。岸辺の遊歩道や木道を辿って、ときどき湿地を覗き込みながらの散策が楽しいですよ。

その他にも、園内には尾根に沿った園路や雑木林の中を抜ける園路などが縦横に延びています。気の向くままに園路を辿ってゆけば、それぞれに美しい“里山”の風景に出会えますよ。

尾根道ハイキングが楽しい「梅木窪分園」

尾根道ハイキングが楽しい「梅木窪分園」

写真:沢原 馨

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本園北側のサービスセンターの近くから、分園のひとつである「梅木窪分園」への道が辿っています。「梅木窪分園」は、そのほとんどが木々の茂る丘で、その中を尾根道が辿っています。木漏れ日の中、尾根道を歩くのは気持ちの良いものです。

尾根道ハイキングが楽しい「梅木窪分園」

写真:沢原 馨

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尾根道は、途中で分かれていて、「うさぎ谷」という“谷戸”に架けられた吊り橋を渡るルートもあります。吊り橋はそれほど大きなものではありませんが、せっかくですから渡っておきたいですね。吊り橋の上から見る「うさぎ谷」も鬱蒼とした樹林に包まれて、溢れるような緑が美しいですよ。「うさぎ谷」という名もかわいいですね。

尾根道ハイキングが楽しい「梅木窪分園」

写真:沢原 馨

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尾根道を北へ歩ききると、尾根の西側の“谷戸”に降りていきます。降りたところにある小さな池は「アサザ池」、池に面して木製のデッキが設けられています。その横には四阿も設けられていますから、一休みにもいいところです。

「アサザ池」では、その名の通り、アサザを見ることができます。アサザは小川や池に生育する多年生の水草で、夏に小さな黄色い花を咲かせます。近年では数が少なくなって、絶滅を危惧されている植物でもあります。これほどの数のアサザが見られるのは貴重かもしれません。

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丘と谷戸とが織り成す風景が美しい「大久保分園」

丘と谷戸とが織り成す風景が美しい「大久保分園」

写真:沢原 馨

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「梅木窪分園」からゴルフ場となった丘を西側へ越えれば「大久保分園」です。「大久保分園」は「トンボ池」という池を中心に、周辺を「小山田緑地」の分園として整備したもの。丘と“谷戸”とが織り成す、美しい風景が広がります。

丘と谷戸とが織り成す風景が美しい「大久保分園」

写真:沢原 馨

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湧き水を集めた「トンボ池」は、その名のように初夏には数多くのトンボが産卵にやってきます。うまく季節が合えば、池の上を群れ飛ぶトンボに出会うことができるでしょう。池には木道が設けられていて、池の様子を間近に観察することができるのも楽しいですよ。

丘と谷戸とが織り成す風景が美しい「大久保分園」

写真:沢原 馨

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「トンボ池」から尾根の上を回って南側の低地へ降りた先は「大久保谷戸」。湿地の上に木道が設けられ、その周囲に緑濃い風景が広がります。丘裾に立つ樹木の姿も良い風情で、美しい“谷戸”の景観を堪能できるところです。

人の営みと共にある自然、多摩丘陵の里山を訪ねよう

人の営みと共にある自然、多摩丘陵の里山を訪ねよう

写真:沢原 馨

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いわゆる「里山」の自然は、伐採や植林、下草刈りなど、人が管理することで維持されています。尾根と尾根に挟まれた谷筋、この辺りで言う「谷戸(やと)」には、たいてい水田が設けられていますが、この水田も生き物たちにとって大切な場所。これらは、いわば“人の営みと共にある自然”です。

その“人の営みと共にある自然”が、多摩丘陵のいちばんの魅力。そうした自然環境は、近年、特に東京近郊では少なくなってしまいました。それを可能な限り保全し、誰もが利用できる公園としたものが「小山田緑地」なのですね。

人の営みと共にある自然、多摩丘陵の里山を訪ねよう

写真:沢原 馨

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「小山田緑地」には本記事でご紹介した「梅木窪分園」と「大久保分園」の他にも「山中分園」があり、それらを巡っての“多摩丘陵ハイキング”がお勧めです。ハイキングの際には、うっかり私有地に立ち入らないように充分に注意しましょう。

「里山」と「谷戸」が織り成す、多摩丘陵の美しい風景と自然を堪能してくださいね。

小山田緑地の基本情報

住所:東京都町田市下小山田町〜上小山田町
電話番号:042-797-8968(小山田緑地サービスセンター)
アクセス:
京王相模原線・小田急多摩線・多摩モノレール「多摩センター」から「日大三高」行きバス、「扇橋」下車、 徒歩約12分
JR横浜線・小田急線「町田」から「小山田」行きバス、「大泉寺」下車、徒歩約12分
JR横浜線・小田急線「町田」から「多摩丘陵病院」行きバス、「扇橋」下車、徒歩約12分
中央自動車道国立府中ICから約12km
圏央道相模原愛川ICから約14km
東名高速道路横浜町田ICから約14km
来園者用無料駐車場有り

2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/20 訪問

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