写真:土庄 雄平
地図を見る都市というイメージの強い大阪ですが、実は三方を山に囲まれているのが特徴で、そのうち東に位置しているのが「生駒山地」です。標高642mの生駒山を中心に南北に延びる山脈で、地元ではハイキングで人気の里山。地理的には大阪と奈良の県境の役割も果たしています。
そんなこの生駒山地ですが、総じて展望が良く、都市部と近いことから大阪屈指の夜景名所を数々有しているのがポイント!その代表例こそ今回紹介する「十三峠展望台」でしょう。
写真:土庄 雄平
地図を見る峠の頂上までは麓から車で30分ほど。道も狭いので運転には注意が必要です。なお"夜景"は、次第に暗くなり、明かりが灯っていくプロセスも含めて楽しむのが醍醐味なので、日没前には峠の頂上へ着いておきたいところ。そして、日が沈んでから20〜30分経過すれば、いよいよ夜景のお出ましです。
写真:土庄 雄平
地図を見る展望台から大阪方面を振り返れば、夕焼けのオレンジ色が残り、その下には燦然と輝く大阪の夜景。その宝石のような美しさと圧巻のスケールを前に、思わず見惚れてしまうこと間違いなし!夜の大阪ならではの絶景を眺めながら、ぜひ大切な人とロマンチックな時間を過ごして下さいね。
写真:土庄 雄平
地図を見る十三峠から少し下ったところにある水呑地蔵尊は、あまり有名ではないのですが、実は知る人ぞ知る夜景の絶景スポット!道からお堂の舞台へと入れば、先程の十三峠展望台よりも町に近く、平面的に広がる大阪のダイナミックな夜景が広がります。まさに日本第二の都市が魅せる圧倒的なパノラマと言えるでしょう。
ほんの短い区間ですが、真っ暗な道を歩かねばならないため、ライトを忘れないようにしてくださいね!
写真:土庄 雄平
地図を見る実は、他にも大阪の絶景夜景スポットはたくさん存在するので、ここで少し取り上げていきましょう。
まず夜景マニアの間で有名な、大阪府堺市の「浜寺公園」。水路沿いの歩道から、対岸にある阪神高速湾岸線や東燃ゼネラル石油堺工場の夜景を眺めることができます。工場とは少し距離があるため、夜景自体はやや小規模ですが、水面に映り込む阪神高速や浜寺大橋の灯りが美しく、開放的な空間で、人も少ないので階段に座ってのんびりと夜景を眺めれるのが嬉しいところ。
<浜寺公園の基本情報>
住所:大阪府堺市西区浜寺公園町3
アクセス:JR浜寺公園駅から徒歩5分
写真:土庄 雄平
地図を見るまた、大阪の都心から少し離れた交野市にある「交野観音岩」も知られざる夜景展望スポットです!標高330mの山頂からは、枚方市や寝屋川市など北摂エリアから大阪市街地、京都南部までの夜景を一望できます。遮るものがなく200度を超える大パノラマは、思わず引き込まれる絶景です。
ただ距離が短いものの、樹林を暗い中歩かなければならないので、ライトは必須!ルートについては関連MEMOをご参照ください。
<交野観音岩の基本情報>
住所:大阪府交野市大字倉治
アクセス:交野カントリー倶楽部(ゴルフ場)の駐車場から徒歩15分。交野いきものふれあいの里駐車場から徒歩20分。
写真:土庄 雄平
地図を見る都市のイメージが強い大阪は、意外にも周囲に山も豊富であり、町と山が近接しているのが特徴!大阪観光においては、都市部のお洒落スポットやグルメなどに注目が集まることが多いですが、実は「夜景」という切り口も存在します。夜の大阪が作り上げる絶景を眺めに、生駒山・十三峠へ出掛けてみませんか?きっと大阪の新たな魅力に気づくはず!
住所:大阪府八尾市神立大字
アクセス:八尾市街・平群町から車で1時間(狭路のためご注意ください)
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/7更新)
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