マドリードで行きたい!気軽なバル・美味しいバル・ディープなバル

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マドリードで行きたい!気軽なバル・美味しいバル・ディープなバル

マドリードで行きたい!気軽なバル・美味しいバル・ディープなバル

更新日:2019/09/19 10:28

竹川 佳須美のプロフィール写真 竹川 佳須美 旅行会社経営
日本人観光客がスペインで戸惑うのが、昼食と夕食の時間でしょう。昼は2時、夜は9時が一般的で、レストランの開店も早くて30分前といったところです。時差ボケもあり、たっぷり歩いて観光した日など、夜9時までお腹もまぶたももたないかもしれません。でも、ご安心ください。スペインには空腹と喉の渇きに強い味方、バルがあります。マドリード中心街でお勧めのバルをご紹介しましょう。
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気軽なのに本格的、味も雰囲気も良い「STOP MADRID」

日本では居酒屋と訳されるバルですが、本場のバルはアルコールに限らず、飲み物と軽食を気軽にとれるお店のこと。なので、朝はコーヒーとクロワッサン、昼はビールとサンドイッチ、夜はワインとおつまみプラスアルファ(本格的な料理を出すところも)と、一日三食をバルで済ますことも可能です。

オープン時間も朝もしくは昼から夜遅くまで、たいてい休み時間なしで営業していますので、軽食はもちろん、街歩きの途中のひと休みにもおすすめです。ですがやはり一番人気は、ビールやワインと美味しいタパス(おつまみ)をウリにしているバル。「ストップ・マドリード」もそんな人気店のひとつです。

気軽なのに本格的、味も雰囲気も良い「STOP MADRID」

写真:竹川 佳須美

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マドリード市内に4店舗を展開していますが、ご紹介するのは 地下鉄グラン・ビア駅から徒歩2分の STOP MADRID Hortaleza 店。1929年創業当時のままの、いかにもバルらしい雰囲気が味わえるバルです。

入り口すぐの立ち飲みカウンターの奥に、テーブル席があります。天井にはレトロな扇風機、大理石の柱、床は組み模様のタイルで、とても落ちついた雰囲気です。テーブルはワイン樽の上にコルクの栓を敷き詰め、丸いガラスを載せただけのもの。気取りがなくて好感がもてます。

気軽なのに本格的、味も雰囲気も良い「STOP MADRID」

写真:竹川 佳須美

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ワインの品ぞろえが豊富ですから、定番のつやつや大粒オリーブや生ハムと一緒に、何種類かのワインを試してみてください。そう、バルの良いところは美味しいワインをあれこれグラスで飲めること、ですから。

この店の特徴はもうひとつ。バルは通常予約を受けつけていませんが、STOP MADRIDは電話やホームページから予約が可能なのです。人気バルは並ばなければ入れなかったりしますが、疲れているときや確実に入りたい(座りたい)とき、予約ができるのはありがたいですね。

<基本情報>
住所:Calle de Hortaleza, 11, 28004 Madrid
電話番号:+34-915-21-88 87
営業時間:12時30分〜午前2時

気軽なのに本格的、味も雰囲気も良い「STOP MADRID」

写真:竹川 佳須美

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美味しいワインと料理をゆっくり味わえる「Taberna LA CONCHA」

美味しいワインと料理をゆっくり味わえる「Taberna LA CONCHA」

写真:竹川 佳須美

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タベルナも居酒屋と訳されますが、大衆食堂という意味もあります。ということはテーブル席もあり、料理もおつまみプラスアルファが期待できる店ということ。美味しいタパスと料理が高評価の、「タベルナ・ラ・コンチャ」をご紹介しましょう。

場所はマヨール広場から南西に徒歩5分ほど。店構えもカジュアル感にあふれていて、楽しい気分が盛り上がります。おすすめは地下のテーブル席。ゆっくりと腰を落ち着けて、おしゃべりや食事を楽しむことができます。

美味しいワインと料理をゆっくり味わえる「Taberna LA CONCHA」

写真:竹川 佳須美

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料理の特徴は新感覚なこと。伝統的なスペイン料理とは一味違う、自由でヘルシーなメニュー。見るとビーフやチキンのレッドカレー、ホームメイドフィッシュボールのタイグリーンカレーなどもあって、選択に迷います。

外せないのは野菜料理。温野菜のサラダにウズラの卵がちょこんと乗った Mixed vegetables with quails egg や、ダイスにカットしたサーモンと葉野菜に、ソイソースと魚卵が絶妙のハーモニーの Salmon green salad with soy sauce。旅行で不足しがちな野菜をたっぷり補うことができます。

美味しいワインと料理をゆっくり味わえる「Taberna LA CONCHA」

写真:竹川 佳須美

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あとは白エビのカルパッチョやビーフの生ハムとパルミジャーノチーズ(オープンサンド)、カモの生ハムとオレンジ(オープンサンド)とか、あるいは豚のほほ肉の赤ワインソースやオックステールのカネロニなど、軽めからガッツリお肉系まで、お好みでどうぞ。一皿の量も伝統的スペイン料理と違って少な目ですから、気軽に色々な料理を味わえます。

ワインも、ドライな白やアルコール度の高い芳醇な赤ワイン、有名どころカバのスパークリングワインなどがグラスで3ユーロから。ボトルも18〜30ユーロとお手頃です。また、この店も電話やサイトから予約が可能です。

<基本情報>
住所:Calle de la Cava Baja, 7, 28005 Madrid
電話番号:+34-616-91-06-71
営業時間:13時〜午前1時(土・日は午前2時まで)

ちょっと”入りにくい居酒屋”「Bodega de la Ardosa」

ちょっと”入りにくい居酒屋”「Bodega de la Ardosa」

写真:竹川 佳須美

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最後に、いつも地元の人でごったがえしている老舗のバルを覗いてみましょう。「ボデガ・デ・ラ・アルドーサ」、1892年の創業です。ボデガとは酒蔵という意味。ワイン販売が主で、でも一杯飲むこともできる、というのが元々のボデガ。居酒屋やレストランの名前によく使われていますが、その店の成り立ちや歴史が込められていることも多いのです。

Bodega de la Ardosaもそんなボデガでした。マドリードの南、アルドサのワイン醸造農家が直販所として開いたのが始まりです。場所は地下鉄グラン・ビア駅から北に500メートルほど。大通りの喧騒を離れ、シックなギャラリーのウィンドウなどを覗きながら歩くのが、とても楽しい界隈です。

店内に一歩足を踏み入れると、その狭さと混み具合に驚くかもしれません。立ち飲みカウンターも見えないほど、いつも立ち飲み客であふれています。壁には天井までぎっしりとワインの瓶。その横、天井すぐ下の棚にはビールの樽。あらゆる壁面、あらゆる床面に隙間がありません。

ちょっと”入りにくい居酒屋”「Bodega de la Ardosa」

写真:竹川 佳須美

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奥にもスペースがあり、空きがあれば入れてもらえます。ここで二つ目の驚き、なんと、カウンターの下をくぐって入るのです。といっても座れる椅子席があると期待してはいけません。空きとはカウンターに身体の幅の分の空きがあること、だと理解してください。

ここでは生ビールとトルティーヤ(スペイン風オムレツ)を頼みましょう。ホテルの朝食に並んでいるトルティーヤと違って、ふわふわのとろとろが味わえます。

スペインの人たちにとってバルとは、本格的な食事の前に軽く一杯ひっかけるところ。だから何軒かはしごするのも当たり前。Bodega de la Ardosaはまさにそんな正統派のバルです。なのに閉鎖的ではなく、観光客でも当たり前の顔で迎え入れてくれる。その温かさと雰囲気に心地よく酔える店です。

ちょっと”入りにくい居酒屋”「Bodega de la Ardosa」

写真:竹川 佳須美

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ほろ酔いでお勘定を済ませ、カウンターをくぐったら、是非後ろを振り返ってみてください。入った時には気おされて気が付かなかったものが壁にあります。豚の腿の形のままぶら下がった生ハム? いえ、その隣にある一連の版画、スペインを代表する画家ゴヤの版画「ロス・カプリチョス」80点です。

版画集が発表された1799年、Bodega de la Ardosaのあったところにはタベルナがあり、こにゴヤが足しげく通ったという逸話が残っています。

<基本情報>
住所:Calle de Colon, 13, 28004 Madrid
電話番号:+34-915-21-49-79
営業時間:8時〜午前2時

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本場のバルを楽しむために

スペインの食文化の一端を担うバル。最近は日本にも出現していますが、やはり本場のバルは格別です。ただし、地元の人たちの生活に根差した伝統的なバルは、入るのに少し敷居が高いものです。

そんなバルは、スペインの人たちの「食前の一杯ひっかけ時間」を外して覗いてみてください。「ひっかけ時間」は昼は1時前後、夜なら7時〜8時ころでしょうか。ちょうど日本の食事時間帯と重なるのがネックですが、少し早めに入れれば、混雑を避けられるかもしれません。

とはいえ、バルは元来堅苦しい場所ではありません。言葉がわからないからと臆せず、「オーラ!」とあいさつするのを忘れず、スペインの美味しいお酒とおつまみをお楽しみください。

2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/29−2018/12/03 訪問

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