埼玉・小川町の「松岡醸造」で日本酒の魅力を深堀り!

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埼玉・小川町の「松岡醸造」で日本酒の魅力を深堀り!

埼玉・小川町の「松岡醸造」で日本酒の魅力を深堀り!

更新日:2019/09/24 13:50

森山村 りつのプロフィール写真 森山村 りつ 女子旅世話役、自然食トラベラー
埼玉県比企郡小川町はユネスコ無形文化遺産に登録されている手漉き和紙「細川和紙」のふるさととして有名です。またこの地は、秩父山系を源とするミネラル豊富な良質な水と造り酒屋に適した気候など、いくつかの好条件が重なり、古くから「関東灘」といわれる全国でも有数の酒どころ。
今回はそんな小川町に江戸時代末期から蔵をかまえる「松岡醸造」をご紹介します。食あり、美あり、歴史あり!のワンダーランドです。
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1851年創業の酒蔵の風格

1851年創業の酒蔵の風格

写真:森山村 りつ

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「松岡醸造」は江戸時代末期、1851年の創業。初代は良質な水を求めて新潟から移り住み、豊かな自然に恵まれたこの地で銘柄「帝松(みかどまつ)」の酒造りを始めました。良質な深層天然水、選び抜かれた優良米、経験豊富な杜氏の伝統のわざにより、「帝松」は脈々と時を経て歴史を重ね、今に至っています。

「帝松」は「全国新酒鑑評会」にて埼玉県最多となる8年連続金賞を受賞するという、素晴らしい記録を保持しています。日本酒好きでなくとも一度試してみたくなる、そんな魅力と実力を兼ね備えたお酒です。

写真は酒蔵の入り口です。老舗酒蔵の風格と歴史が感じられますね。酒蔵見学は予約制ですが、1名からでも受付可能です。今や世界のSAKEとなった日本酒の奥深いワールドを是非体感してください。

1851年創業の酒蔵の風格

写真:森山村 りつ

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ここでは、現在、2種類の「蔵」が酒造りを担っています。平成8年から稼働する通称「新蔵」と、明治30年から使われている通称「明治蔵」です。「新蔵」では、「帝松」をはじめとする定番日本酒がつくられています。一方、「明治蔵」は、少量手仕込みの大吟醸の他、昨今のトレンドを意識した、新しい酒造りが進められています。

普通、逆ではないか?と考えますが、実はこれが正解なのです。定番酒は毎年同じ味になるよう、テクノロジーも駆使して「新蔵」で正確にそして丁寧に醸造されます。一方、「明治蔵」ではチャレンジ精神、斬新なアイデアなど盛り込み、従来の枠組みを超えた取り組みの場になっています。こういった柔軟な発想こそが来るべき時代へ挑戦し、世代をこえて幅広い支持を堅持している「松岡醸造」の力とも言えます。

写真は「新蔵」内部です。最新の技術を取り入れつつ、そこにはやはり伝統のわざやこだわりが色濃く感じられるスポットです。

1851年創業の酒蔵の風格

写真:森山村 りつ

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こちらは通称「明治蔵」への入り口です。柱など当時のままの構造物も多く、まさに日本で古くから行われてきた酒造りの現場そのものです。ここで従来の日本酒の良さを生かしつつ、新たな取り組みが試行錯誤されているのです。興味津々のスポットですね。

歴史と味を体感する酒蔵見学は続く

歴史と味を体感する酒蔵見学は続く

写真:森山村 りつ

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この写真は酒蔵内にある、今でいう税務署職員の出張所のような部屋。明治期はこのオフィスに酒税に関する収税事務、酒造検査を管理監督する官吏が駐在していました。部屋は当時のままであり、歴史的にも価値がある文書や備品が並んでいます。このような古い施設が現存しているケースは非常にめずらしく、歴女にも人気の撮影スポットとなっています。

歴史と味を体感する酒蔵見学は続く

写真:森山村 りつ

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水は日本酒の命とも言われています。水の品質によって酒の味は変わります。「松岡醸造」の酒蔵では、地下130メートルから仕込水をくみ上げています。また、この水はミネラル分が豊富であり、全国でもトップクラスの硬水となっています。

通常硬度が高い水は鉄分も多く、加工をしなくては酒造りには使えません。しかし、ここの天然水は鉄が少なく、無加工で仕込水として使用できるのです。それが「帝松」特有のまろやかさとうまみを生み出していいます。新米が収穫されると、仕込水の出番です。

歴史と味を体感する酒蔵見学は続く

写真:森山村 りつ

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酒蔵見学の最後に試飲のサービスが設けられています。日本酒好きにはお待ちかねの時間です。「帝松」をはじめ、いろいろな種類が供されます。これは、と思うお酒は是非試してみましょう。気に入ったお酒は併設の売店で購入することが出来ます。

なお、自家用車やバスのドライバーさんは試飲は出来ません。でもがっかりしないでください。売店にはまだまだ魅力的な商品が並んでいます。

お酒だけじゃない、日本酒の魅力再発見

お酒だけじゃない、日本酒の魅力再発見

写真:森山村 りつ

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写真は大吟醸ソフトアイス。酒蔵併設売店の大人気商品です。お酒が苦手な人、ドライバーさん、お子さんには是非こちらがお勧めです。大吟醸の風味とうまみを生かしながらもノンアルコール。シャーベットのようなあっさりとした後味、きれのよさ、芳醇な香りのソフトアイス、真夏でも寒い冬でも季節を問わず楽しみましょう。一度食べたらクセになる、絶品です。

お酒だけじゃない、日本酒の魅力再発見

写真:森山村 りつ

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売店には、日本酒以外にも、大吟醸ソフトアイスや大吟醸ゼリー、甘酒などいろいろな品が所狭しと並んでいます。写真は「梅酒の実」です。梅酒に付け込んだ後取り出した実が販売されています。

江戸時代から続く名門酒蔵、というと、少々敷居が高く感じられます。ましてやお酒が苦手となると、足を踏み入れることさえ躊躇してしまいますね。でもここはより多くの方に、日本酒のマルチな魅力を知ってほしいという願いのもと、酒蔵見学コースや売店、地下水試飲井戸等が設けられていますので、女子旅でも家族旅行、社員旅行でもお気軽にお立ち寄りください。海外からの個人旅行客もしばしば訪れる、さながらSAKEミュージアムとなっています。

お酒だけじゃない、日本酒の魅力再発見

写真:森山村 りつ

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美に関心が高い女子にはすでにおなじみ、酒蔵といえば化粧品です。日本酒はアミノ酸を多く含み、米麹は肌に抜群の効果があることは広く知られています。この売店にも石鹸、化粧水、乳液の基礎化粧品3品、ハンドクリームが販売されています。この機会に試してみましょう。

帝松をはじめとする日本酒や日本酒由来の化粧品は公式オンラインショップでも購入可能です。

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お酒だけじゃない、酒蔵レストランには笑顔が似合う

お酒だけじゃない、酒蔵レストランには笑顔が似合う

写真:森山村 りつ

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同じ敷地内に「松風庵」という酒蔵レストランがあります。古い蔵を再利用したレストランは、日本酒をゆっくり楽しむこともできますが、食事も麹や酒粕を使用したオリジナリティあふれるメニューばかり。特別な日の会食に、酒蔵見学後のひとときに、何気ない日常のリフレッシュに訪れていただきたいレストランです。

お酒だけじゃない、酒蔵レストランには笑顔が似合う

写真:森山村 りつ

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写真は「鯛の胡麻と麹茶漬け」です。鯛の刺身にさりげなく添えられている胡麻と麹が絶妙のハーモニー。鯛は茶漬けとして、また刺身として、お客様が自由に楽しんでいただけるよう、半分はお茶碗に、半分はお皿に盛りつけてあります。その心遣いには脱帽です。

メニューはこれ以外にも「松風庵のしゃぶしゃぶ(豚、金目鯛、生タコ)」や「大吟醸モツ煮定食」などがあります。

お酒だけじゃない、酒蔵レストランには笑顔が似合う

写真:森山村 りつ

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もちろん日本酒もレストランの主役です。メニューにはありませんが、予約制で、松岡醸造でつくられている日本酒の飲み比べ(おつまみ付き)などもオーダーできます。こちらは日本酒好きの大人たちへお勧めです。

このように、「松岡酒造」は単なる酒蔵見学の場、日本酒販売所ではありません。日本酒の歴史や酒蔵の在りし日に思いをはせ、食してよし、塗ってよしの麹などの魅力を体感できる、ワンダーランドなのです。

松岡醸造の基本情報

住所:埼玉県比企郡小川町下古寺7-2
電話番号:0493-72-1234
アクセス:東武東上線小川町駅より徒歩25分(タクシー5分)
車では嵐山小川インターより15分

松風庵
電話番号:0493-74-1234
営業時間:11時〜15時(14時半ラストオーダー)
木曜日定休
コース予約の受付は前日15時まで

2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/09/13 訪問

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