夕景も美しい初秋の彼岸花!岐阜県本巣市「やすらぎの林」

夕景も美しい初秋の彼岸花!岐阜県本巣市「やすらぎの林」

更新日:2020/08/25 15:05

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー
岐阜県本巣市にある「やすらぎの林」は例年9月中旬になると長良川の支流・犀川の川べりに彼岸花が咲き、秋の訪れを感じることができる人気のスポットとなっています。昼間の景色ももちろん素敵ですが、夕方になると夕日に染まる川面や林の中に差す西日を受ける彼岸花を見ることができて、さらに情緒がある光景に。
伊吹山や養老山系といった山並みの光景とあわせ、秋めく素敵な風景をご紹介します。

秋の訪れ!彼岸花の光景

秋の訪れ!彼岸花の光景

写真:古都の U助

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濃尾平野西部、岐阜県本巣市にある「やすらぎの林」は暑さがいくらか和らぐ初秋になると、彼岸花が咲く名所として知られています。こちらの彼岸花の特徴としては、見頃が例年お彼岸よりも数日早めになるので、ほかの彼岸花のスポットよりも若干早く見頃を迎るという点があります。

また、もう1つ特徴として、こちらでは林の中に彼岸花が咲くので初秋のこの時期は周囲の緑がまだ鮮やかで美しく、彼岸花との色合いのコントラストも楽しめます。

秋の訪れ!彼岸花の光景

写真:古都の U助

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彼岸花は色合いといい花の形といい、他の植物にはないような独特の風情が感じられます。また、林の中には数は少ないものの紫色のヤブラン(画像下側)や白花彼岸花なども咲き、彼岸花との組み合わせが楽しめます。

秋の訪れ!彼岸花の光景

写真:古都の U助

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昼間の明るい時間帯も美しいですが、天候に恵まれれば日が暮れて少し暗くなってきた頃の彼岸花というのもまた趣きがあっていいものです。夕方になると木々の合間から西日が差して昼間とはちがった雰囲気に。緩やかな曲線を描く遊歩道も素敵ですね。

川面に写る光景も必見

川面に写る光景も必見

写真:古都の U助

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「やすらぎの林」は長良川の支流、犀川にそって広がっていて、川の向こうには伊吹山や養老山系といった山並みを見ることができます。

近年は宅地化が進んでいるものの、本巣市は水の流れの豊かな地域で古くから稲作のほか、真桑瓜(まくわうり)の生産が知られています。真桑瓜は織田信長も好んで食べていたことが伝わっていて、時代劇でも目にしたことがあるという方も多いことでしょう。真桑瓜の真桑というのは「やすらぎの林」のある旧真桑村で生産されたことからその名が付けられました。

川面に写る光景も必見

写真:古都の U助

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川沿いや遊歩道沿いにはベンチが設置されている場所もあるので、ゆっくり座りながら秋の光景を楽しむこともできます。郷愁を感じる秋の光景に、つい日が傾くのも忘れて魅入ってしまうことでしょう。

淡墨桜が世に名高い岐阜県本巣市

淡墨桜が世に名高い岐阜県本巣市

写真:古都の U助

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「やすらぎの林」は、こちらの本巣市民文化センターのすぐ西側にあります。本巣市民文化センターは無料の駐車場もある大きな建物なので、良い目印に。

淡墨桜が世に名高い岐阜県本巣市

写真:古都の U助

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ホールの前には本巣市のご当地キャラ、もとまるくんが描かれています。2004年に発足した本巣市は本巣町、真正町、糸貫町、根尾村が合併して誕生した比較的新しい町。岐阜市の西側、大垣市の北側に位置し、春の観光の目玉としては旧根尾村の根尾の淡墨桜があまりにも有名で、可愛い「もとまる」くんのモチーフにもなっています。

秋は特産の柿や柿スイーツも美味しいともっぱらの評判です。市内の和菓子店や洋菓子店、サービスエリアや道の駅、近隣の主要駅などにも立ち寄ることがあれば、ぜひチェックしてくださいね。

やすらぎの林の基本情報

住所:岐阜県本巣市軽海(本巣市民文化ホール西)
アクセス:JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から岐阜バス「真正大縄場線」乗車、「真正分庁舎」下車、徒歩約3分
東海環状自動車道「大野神戸IC」より車で約7分

2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/09/17 訪問

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