写真:古都の U助
地図を見る「水の資料館」と「水の体験学習館」があるのは岐阜市を流れる長良川のほとり、岐阜城のある金華山北部の麓。最寄のバス停は岐阜バス「長良橋」となりますが、見所が多い岐阜公園からは公園北部を流れる通称・湊コミュニティ水路と呼ばれる長良川の清流を引き込んだ水路に沿って東へ歩いて行くのもオススメです。
水路沿いに歩いて行くと岐阜護国神社の前へ出ます。
神社の東側には岐阜県戦没者慰霊塔があるので、この塔を目印にして「水の資料館」と「水の体験学習館」へ続く小道(写真左側の小道)を見つけましょう。
写真:古都の U助
地図を見る小道に沿って歩いていけば金華山のふもとに建つ「水の資料館」(手前右)と「水の体験学習館」の2つの建物が見えてきます。それぞれの建築はほぼ同じ大きさでともに国の登録有形文化財。また、どちらも近代化遺産としても登録されています。
金華山の麓に大きな山小屋のような建物が建っているのは、絵本で目にする風景のようできっと子供たちも大喜びしてくれることでしょう。
写真:古都の U助
地図を見る「水の資料館」は昭和5年から昭和40年代まで岐阜市が水道の給水を行うためにエンジン室として使用した建物。大きさは幅10.5m×奥行き19.3m。外壁には地元長良川で取れる川原石を使用し、窓やドアの形によって石の並べ方が工夫されています。
写真:古都の U助
地図を見る「水の資料館」内部では、岐阜市の水道についての歴史や仕組みが紹介されています。
窓から差し込む木漏れ日や、垣間見える四季折々の周囲の光景も素敵。
写真:古都の U助
地図を見る「水の資料館」の中には隣接する鏡岩水源地や中部プラントなど、周囲の模型が。他にも金華山の地形や水道のしくみがわかる展示物などがあります。
<水の資料館の基本情報>
住所:岐阜県岐阜市鏡岩408
電話番号:058-259-7525
アクセス:JRまたは名鉄「岐阜駅」より岐阜バス「長良橋」下車、東へ約500m
開館時間:9時30分〜16時00分
休館日:毎週月曜(祝日の場合はその翌日)、12月29日〜1月3日
料金:無料
写真:古都の U助
地図を見る外観はよく似ていますがこちらは「水の体験学習館」。鏡岩水源地の旧ポンプ室を利用し、平成17年に開館した施設です。
周囲の植物も必見で、四季折々の彩りが楽しめます。建物のそばにはミツマタやサルスベリの木もありそれぞれの季節に花を楽しむこともできます。また、敷地の外になりますがすぐそばの長良川沿いや西側にある岐阜護国神社は桜の名所となっています。
写真:古都の U助
地図を見る「水の体験学習館」の床の一部は岐阜の地図になっていて、地図上のボタンを踏むと岐阜の歴史や自然、四季折々の光景を紹介する案内映像が流れます。また、映像画面の右側に写るのは水琴窟。周囲は六角形のベンチに囲まれていて、ゆっくりと座って音を聞くことができます。
写真:古都の U助
地図を見るこちらも「水の体験学習館」の内部にある長良川の竹林を再現したコーナー。岐阜公園の上流域にある竹林広場は、ヒメボタルの名所として知られています。
<水の体験学習館の基本情報>
住所:岐阜県岐阜市鏡岩408
電話番号:058−262-3951
アクセス:
JRまたは名鉄「岐阜駅」より岐阜バス「長良橋」下車、東へ約500m
開館時間:9:30〜16:00
休館日:毎週月曜(祝日の場合はその翌日)、12月29日〜1月3日
料金:無料
岐阜公園一帯にはご紹介した「水の資料館」や「水の体験学習館」の他、「名和昆虫博物館」や楽しい遊具のある「ちびっこ天下広場」、金華山ロープウェーを登った先にある「リス村」といったファミリー向けのスポットもたくさんあります。ぜひご家族皆さんでお楽しみください。
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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