写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る島の端から端まで歩いても2キロ程度しかない相島。目立つ観光スポットがあるわけではありませんが、ほど良い小ささと観光地化されていないのどかな雰囲気ゆえに、のんびりと散策するには最適です。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る相島では、島のいたるところに猫がいます。住宅街周辺を散策している時には、ほぼ途切れるなく遭遇することになるでしょう。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る相島が有名になったきっかけは、何といっても島に生息している猫の多さです。国内だけでなく、CNN(アメリカのニュースチャンネル)で世界6大猫スポットの1つにあげられたことから、外国からも多くの人が訪れます。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る島内の猫は飼い主を持たず自立している子が多いためか、全体的に小柄でスマートです。反面、人が近づいても恐れず、さわられても気にしないことが多いです。
餌を与えたり追いかけ回したりなどせず、節度を持って接しましょう。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見るもし猫のために何かをしたい場合は、餌を与えるのではなく、観光案内所で配布されている使い捨てトングと袋を受け取りましょう。
猫の糞などを拾ってあげれば、衛生環境が良くなってより猫に貢献することができます。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る相島はかつて朝鮮通信使が来訪する際に寄港する拠点として使われており、その遺構がいくつか残っています。写真は相島渡船待合所近くの若宮神社にある井戸です。朝鮮通信使をもてなす時の水として使われていました。
<若宮神社の基本情報>
住所:福岡県糟屋郡新宮町大字相島1377
アクセス:相島渡船待合所から徒歩1分
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見るこれは朝鮮通信使関連墓地。1719年に、朝鮮通信使を出迎える用意をしている時に発生した海難事故で亡くなった方の墓地です。
大きな石が転がっている以外に墓地だった痕跡は残っていませんが、事故の年が書かれた墓石や寛永通宝が発見されています。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る墓地だった痕跡は残っていないものの、近くには石碑が建っています。事故の際は42隻の船が沈んだ上に61名が亡くなり、当時の福岡藩(黒田家)も供養料を出したと伝わっています。
<朝鮮通信使関連墓地の基本情報>
住所:福岡県糟屋郡新宮町大字相島
アクセス:相島渡船待合所から徒歩25分
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る朝鮮通信使関連墓地近くには、254もの積石塚が残っています。積石塚とは古墳の一種であり、4世紀から6世紀にかけて造られたと考えられます。254という数は積石塚群としては日本有数であり、国指定史跡にもなっています。
上の写真は相島南塚(142号墳)。5世紀のものと思われる竪穴式石室です。保存状態は良好ですが盗掘により天井がなくなっています。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る相島大塚(120号墳)。全長20メートルもある前方後円墳で、上に登ることができます。石が積まれているだけで固定されていないので、ルートに沿って静かに上がりましょう。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見るこちらは相島北塚(1号墳)。直径8メートルほどのきれいな円墳で、内部は横穴式石室となっています。
<相島積石塚の基本情報>
住所:福岡県糟屋郡新宮町大字相島
アクセス:相島渡船待合所から徒歩20分
住所:福岡県糟屋郡新宮町大字相島
アクセス:博多駅から鹿児島本線で20分の福工大前駅で下車。コミュニティバスで17分ほどの相島渡船場で下車。相島渡船場からフェリーで17分。
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
やまざき にんふぇあ
東京に生まれて東京の大学に進学し、そのまま東京で電機機器メーカーに就職するという無味乾燥な人生をおくってきました。その反動か自分の知らない世界への好奇心は人一倍で、休日は大抵読書か旅行をしています。「…
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