サッカーファン垂涎!英マンチェスター「国立フットボール博物館」

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サッカーファン垂涎!英マンチェスター「国立フットボール博物館」

サッカーファン垂涎!英マンチェスター「国立フットボール博物館」

更新日:2019/09/21 14:37

小野 雅子のプロフィール写真 小野 雅子 わくわく探しの旅ライター
イギリス発祥のスポーツは数々ありますが、今も世界中で親しまれている代表的なものを挙げればゴルフ、テニス、ラグビー、サッカーなど。中でもサッカーはイギリス庶民にとって一大娯楽といえる位置を占め、その人気は衰えを知りません。ちなみにイギリスではサッカーと呼ばず、フットボール。
そこで今回はイングランド北西の都市マンチェスターにある、国立フットボール博物館をご案内いたしましょう!
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マンチェスター市街中心部 フットボール愛に満ちた博物館

マンチェスター市街中心部 フットボール愛に満ちた博物館

写真:小野 雅子

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国立フットボール博物館があるのは、マンチェスター市街中心部。昔は綿の取引で活況を呈した王立取引所(現在では劇場として再生)を始め、デパートやオフィスビルが立ち並ぶ繁華街です。

とはいえ実をいうと、現在ここにある博物館は2012年にオープンしたもの。それ以前はイギリスで初めてフットボール・リーグが誕生した地ランカシャー州プレストンにあったのですが、より多くの来館者が見込める大都市マンチェスターに移転しました。また、ほぼ同時期にイギリス国民放送局BBCが本拠地をロンドンからマンチェスターに移した事も、影響があったと言われています。

マンチェスター市街中心部 フットボール愛に満ちた博物館

写真:小野 雅子

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博物館がある建物は巨大な三角柱のような形で、現代マンチェスターを代表するユニークなデザイン。遠くからでも目立つので、初めて訪れた観光客にとっても見つけやすいですね。

この建物自体は2002年に完成し、当初はマンチェスターの歴史や郷土資料の博物館でした。しかし入場者数が予想よりも少なく方向転換を迫られていたところ、運よく国立フットボール博物館の移転先として候補に挙がったというわけです。そして大々的な改築後、フットボールファンの殿堂として生まれ変わりました!

マンチェスター市街中心部 フットボール愛に満ちた博物館

写真:小野 雅子

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博物館の前は開放的な広場となっており、よく手入れされた芝生が心地よい憩いの場所。また博物館へと続く敷石には、世界各国の名選手たちの肖像と名前が刻印されています。

プレミアリーグとFAカップ 2大トロフィーの重みを感じよう!

プレミアリーグとFAカップ 2大トロフィーの重みを感じよう!

写真:小野 雅子

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建物は6階建てですが、フットボール博物館として公開されているのは4階分。地階にあるエントランスホールは「ピッチ・ギャラリー」と名付けられており、まず最初に入場者の多くが目を輝かせて注目するのは2つのトロフィー。これらはイギリスにおけるフットボールの2大トーナメント、プレミアリーグとFAカップの優勝トロフィーの忠実なレプリカです。

レプリカといっても大きさや材質を本物と全く同じに製造されており、表面は銀。希望者は布の手袋をはめて持つことが出来る人気スポットです。子供たちはもちろん大人でもこのトロフィーを抱いて記念撮影をする笑顔には、熱心なフットボール・ファンならではの喜びが満ちています。

プレミアリーグとFAカップ 2大トロフィーの重みを感じよう!

写真:小野 雅子

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一方こちらは、1960年代後半に絶頂期を迎えた選手ジョージ・ベストが晩年まで所有していたミニクーパーS。彼は北アイルランド出身ですが名門チームのマンチェスター・ユナイテッドで長く活躍し、国民的な人気選手となりました。惜しくもアルコール依存症による肝臓疾患で59歳で亡くなったものの、その風貌や破天荒な後半人生もあわせ今でもカリスマ的な存在なのです。

プレミアリーグとFAカップ 2大トロフィーの重みを感じよう!

写真:小野 雅子

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フットボールや選手らを題材にしたアート作品も色々あります。たとえば1839年にトーマス・ウェブスターが描いた絵画は、約200年前にケント州の学校で繰り広げられたプレー風景。ルールなど詳細は今と違った、当時の様子が伝わってきます。

地階の「ピッチ・ギャラリー」を一巡したあとは上のフロアーへ進みましょう。それぞれ下の階から順に「マッチ・ギャラリー」「プレー・ギャラリー」「スコア・ギャラリー」と名付けられています。

メインの展示品が終結する「マッチ・ギャラリー」は必見!

メインの展示品が終結する「マッチ・ギャラリー」は必見!

写真:小野 雅子

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フットボール・ファンにとってはどれも興味深いアイテムばかりですが、中でも見逃せないのは2階(イギリス式にいうと1階)にある「マッチ・ギャラリー」。この博物館が誇る貴重な展示品のほとんどが、このフロアに集結しています。

またマンチェスターといえば先述のジョージ・ベストだけでなくデヴィッド・ベッカムやライアン・ギグズなど数々のスター選手を生み出した強豪チーム、マンチェスターユナイテッドがつとに有名ですが、実は地元っ子の間ではマンチェスターシティも人気を二分しています。彼らの栄光ある歴史も大きくフィーチャーしているのは微笑ましい限りです。

メインの展示品が終結する「マッチ・ギャラリー」は必見!

写真:小野 雅子

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ボール1つにしても、1800年代の皮革(おもに牛革)で作られたものから現在のハイテク素材のボールまでさまざま。またユニフォームやシューズなどの変遷を見るとともに、イギリスから世界へ伝播しビジネスとしても大きく発展したフットボール史を追うことが出来ます。

メインの展示品が終結する「マッチ・ギャラリー」は必見!

写真:小野 雅子

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ことイングランドのフットボール・ファンにとって、1966年にFIFAワールドカップを制した事は半永久的な金字塔。またそれに関する展示ケースの前には、1958年に起こった「ミュンヘンの悲劇」についても詳しく解説されています。

マンチェスター・ユナイテッドの選手やコーチ陣、ジャーナリストら乗員乗客44名のうち23名が死亡した航空機事故は、英国フットボール史上に残る惨劇です。その事故で重傷を負いながらも生存した選手のひとりボビー・チャールトンは6年後にイングランド・チームをワールドカップ優勝に導き、全国民のヒーローとなりました。

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山口麻美選手からウォレス&グルミットまで 皆に愛されるスポーツ

山口麻美選手からウォレス&グルミットまで 皆に愛されるスポーツ

写真:小野 雅子

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また興味深いのは、女子フットボールの歴史。イギリスでは1920年代に女子フットボール・リーグが人気を博していたのにも関わらず、フットボール協会(FA)の会員投票により女子リーグ排除。その後なんと1971年になるまで復活しなかったのだから驚きです。館内にはイギリスの女子フットボール黎明期を築いたリリー・パー選手の銅像があり、その偉業に敬意を払われています。

そんな先達が切り拓いた女子フットボールですが、2011年にドイツで開催されたFIFA女子ワールドカップに出場した選手たちの写真入りカードなども展示。中には日本の山口麻美選手もいますよ!

山口麻美選手からウォレス&グルミットまで 皆に愛されるスポーツ

写真:小野 雅子

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庶民から絶大な支持を受けているスポーツですから、サブカルチャーにおいても注目度大。ラテックス製のリアルな操り人形になったホセ・モリーニョとゲーリー・リネカーは、テレビ番組シリーズ「スペシャルワンTV」で使用されたものです。視聴者からのフットボールに関する質問に強烈なギャグを交えて回答する、人気パロディ番組でした。

山口麻美選手からウォレス&グルミットまで 皆に愛されるスポーツ

写真:小野 雅子

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館内には沢山のスクリーンで試合風景や観客らの動画が見られますが、ちょっと変わったものでは日本でも人気のクレイアニメーション「ウォレスとグルミット」が庭でフットボールの真似事をするショートムービーなども。作者のニック・パークはプレストン・ノースエンドFCの熱心なファンで、このムービー中ウォレスが着ているシャツは同チームの1936年ユニフォームを模しているそうです。

子供向けプレイエリアも充実!最後は明るいカフェで休憩を

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写真:小野 雅子

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他にも1896年製で現存する最古のFAカップ・トロフィーや、1986年FIFAワールドカップでアルゼンチン代表だったディエゴ・マラドーナが「神の手」疑惑を引き起こしながらもイングランドを破った試合で着用したユニフォームなど、フットボールファンなら必見の品々が並ぶ「マッチ・ギャラリー」。

その上階は、体験型のプレーエリアやゲームがメインの「プレー・ギャラリー」です。幼児でも安心なプレールームから、実際にボールを蹴って遊べるペナルティキック・コーナーなど、親子で興じるのにも打ってつけ。

子供向けプレイエリアも充実!最後は明るいカフェで休憩を

写真:小野 雅子

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最後は地階に戻って、ショップでお土産や記念品を探したり、明るいカフェでひと休みしたり。カフェから見える広場の隣には荘厳なマンチェスター大聖堂がありますから、ここを出たらそちらへ入ってみるのも良いでしょう。

大人も子供もたっぷり楽しめる国立フットボール博物館、マンチェスターに来たら是非おすすめです!

国立フットボール博物館の基本情報

住所:National Football Museum, Urbis Building, Cathedral Gardens, Todd St, Manchester M4 3BG
電話番号:+44-161-605-8200
アクセス:
マンチェスター・ヴィクトリア駅から徒歩1分
マンチェスター・ピカデリー駅から徒歩8分
入場料金:大人10ポンド、小人5ポンド(5歳未満は無料)

2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/08/29 訪問

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