「箱根風雅」の前身となる「別邸風雅」は、「大人の時間(とき)を愉しむ宿」をコンセプトに2017年6月に誕生。稼働率87%以上を誇る箱根の人気宿として、国内外問わず、多くの旅行者を魅了してきました。その「別邸風雅」が、2019年3月、大幅なリニューアルを敢行。「箱根風雅」として生まれ変わりました。
リニューアルにあたって、これまで「別邸風雅」としていた営業していた本館は「Kaze邸」。これに加え、新たに全10室の離れ「Miyabi邸」を新築しました。
写真:Aya Hasegawa
地図を見る道路を挟んだ対面に位置する「Miyabi邸」は、エントランスを入った瞬間から雅やかです。格子のデザインが印象的なロビーには、暖炉と飛騨高山の老舗家具メーカーの家具を配しました。「Miyabi邸」宿泊者限定で、飲み物や軽いおつまみも用意。カラフルな浴衣も自由に選ぶことができます! こういうの、やっぱりテンションあがりますよね。
写真:Aya Hasegawa
地図を見る「Miyabi邸」には、すべての客室のテラスに半露天風呂を設置。仙石原の自然を感じながら、箱根十七湯のひとつに数えられる強羅温泉のお湯を堪能できます。無色透明無臭のナトリウム-塩化物泉のお湯は、保湿効果が高く、さらりとした肌触りが特徴。何度入っても飽きません。というか、ずっと裸でいたいくらい。誰に気兼ねすることなく、心ゆくまで湯あみを楽しんでみてはいかがでしょうか。
なお、大浴場は、「Kaze邸」にあります。女性専用岩盤浴(定員4名)も併設されていて、空いていれば無料で利用可能です。
写真:Aya Hasegawa
地図を見るアメリカで絶大な人気を博している「サータ」製のベッドマットも抜群の寝心地です。さらにミッシェル・デュカロワ氏デザインのソファに加え、加湿機能付き空気清浄機も設置するなど、徹底的に居住性を追求。ベッドから届く範囲にコンセントやUSB口があるのも便利です。また、Panasonicのナノケアのドライヤーは、支配人が決して譲れなかったこだわりなのだとか。
写真:Aya Hasegawa
地図を見る「Miyabi邸」に限ったことではありませんが、「箱根風雅」では、仙石原の自然が満喫できるように、大きな窓を配しています。窓の外に広がる、仙石原の季節の景観をとことん楽しんでしまいましょう。食事をする時以外、部屋から一歩も出ずに過ごすのもここでの贅沢な過ごし方です。
写真:Aya Hasegawa
地図を見るさて、本館の「Kaze邸」は全14室。こちらはシモンズ製のベッドを用意しています。ロビーラウンジの中央にはこちらも暖炉があり、冬には火が灯ります。レコードプレーヤーと高音質のスピーカーからは、ムーディーなジャズが流れていて、極上の音楽に身を委ねながら大人の時間を過ごすことができます。
食事は、「Kaze邸」にあるダイニングラウンジで。フレンチ出身のシェフが、沼津港や相模湾など近海であがった新鮮な魚など、伊豆の素材をふんだんに使い、洋のエッセンスを取り入れて仕上げた「創作和食会席」がいただけます。決して派手ではありませんが、丁寧に作られているのがよくわかります。ライブキッチンで焼きあがるメインのステーキは、その演出も魅力。立ち上がる炎や肉の焼ける音など、エンターテインメント性も抜群ですよ。
料理のおいしさもさることながら、ひとり旅でも周囲に気兼ねすることなく食事ができる、窓に面した席もうれしいポイントです。
朝食はまずはレストランのエントランスで、3種類のスムージーの中から好みのものをセレクト。どれをいただこうか真剣に選んでしまいますよね、こういうのって。なんだかわくわくしますし。
さて、朝食のハイライトは、なんといっても、富士山の伏流水で仕込んだ豆腐を、弱アルカリ性の湯を使って仕立てた温泉豆腐。とろとろです!
「箱根風雅」は、仙石高原バス停からは徒歩5分強。仙石原の代名詞でもある「仙石原すすき草原」も徒歩圏内です。早起きして、朝食前にお散歩にでかけてみるのも楽しそうですよ。新たに生まれ変わった「箱根風雅」で、大人ならではの上質な時間を過ごしてみませんか。
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この記事を書いたナビゲーター
Aya Hasegawa
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