佐波川(さばがわ)は、山口県中部を流れる一級河川。
その流れはとっても緩やかで、6月頃はアユ釣りが解禁され、大勢の釣り人でも賑わう綺麗な川です。
その佐波川の上流にあたる徳地町周辺では、川に架かるほとんどの橋の上からホタルの乱舞を観賞することが出来ます。
よく知られて人が多いのは県立佐波高等学校の裏なのですが、紹介写真は少し上流の橋にて。
人混みを避けてゆっくり楽しみたい方は、橋巡りをしてみるのも楽しいです。
それと、この辺りは星空もとっても綺麗なんですよ。
川面の星と夜空の星の両方を楽しんでくださいませ。
中国自動車道・徳地ICから10分です。
徳地町から佐波川をさらに上流に行くと、三谷川という支流があります。
ここがまたすごいんです!!
到着して車のライトを消すと・・・
なんと、自分の周りがホタルだらけだったり(笑)。
周囲の山まで光っている様子は圧巻です。
こちらは山間部になりますので、道路は狭く駐車場もありません。
ところどころに広い場所がありますので、通行を妨げないように駐車してから楽しんでいただければと思います。
中国自動車道・徳地ICから約20分くらいになります。
山口市内を流れる一の坂川。
四季を通じて楽しめる一の坂川ですが、6月にはホタルの乱舞が見られます。
ホタルというと「山間部に行かなければ」と思ってしまいますが、ここは街のど真ん中で楽しめるんですよ。
それだけに見物に来られる人もすごく多いのですが、川沿いには素敵なお店もたくさんありますので、散歩がてらにいかがでしょう(笑)。
両側道は車も走りますので、写真撮影はちょっと難しいかもしれません。
ホタルを観光の目玉にしているのが豊田町なんです。
町内には、「ホタルの里ミュージアム」という施設や、「蛍街道西ノ市」という道の駅もあり、ホタルについていろんな情報も得る事ができます。
こちらで観賞スポットなども教えていただけますので、初めての方でも安心してほたる観賞を楽しむことが出来ますよ。
今年の「豊田ホタル祭り」は6月7日と14日に開催され、たくさんのイベントが催される予定です。
写真は町内を流れる「木屋川(こやがわ)」の上流。
市街地をちょっと離れると、こんな乱舞が見られる場所が多くあります。
ホタルの撮影は難しいと思われがちですが、実はそんなに難しくはないんですよ。
マニュアル設定が出来るカメラで、明るいレンズが付いているカメラであれば意外と簡単に撮ることが出来ます。(ゲンジボタル)
まず必要なものですが、
1,カメラ・・1眼レフが理想ですが、マニュアル設定が出来れば大丈夫です。
2,レンズ・・F値が1.4〜1.8が理想ですが、ゲンジボタルなら多少大きくてもOK
3,三脚・・これは必須です。
4,レリーズ・・シャッターを固定するのに、できれば必要です。
撮影開始のまえに。
1,フラッシュのスイッチは切っておきましょう。フラッシュでは写りませんし、他に撮影されている方の写真を台無しにしてしまうかも。
2,暗い夜はオートフォーカスが働きませんので、できれば明るい時間にピント合わせは済ませて、ピントを固定(AF切り)しておきましょう。近くに外灯や家の灯りなどがあれば、それで合わせても良いと思います。無限遠に合わせると失敗は少ないです。
3,ISO値は400〜800程度で良いと思います。あまり上げすぎるとザラザラの写真になります。
4,露出・・バルブ設定があるカメラであれば、まずは60秒くらいで。背景が暗いようならシャッターを開ける時間を長くすると良いでしょう。
さぁ、後はシャッターを押すだけです。
ホタルは、例年では5月の末から6月の中頃が最盛期のようです。
時間は、夜の8時〜9時にかけて。
活動が活発になるとあたりを飛び交うようになりますので、見応え倍増ですよ。
蒸し暑く風のない日が多く、寒い日は少なくなります。
服装は、あまり軽装ではない方が良いかもしれませんね。夜は意外に寒いですし、ブヨなども飛んでいますので注意が必要です。
自然がいっぱいの山口県。
6月にいらっしゃったら、ホタル観賞も是非予定に入れてみてはいかがでしょう!!
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