日本からミャンマーへのフライト時間は直行で約8時間半。多くの便はバンコクやハノイでの乗り継ぎとなり、その場合は最短でも10時間はかかります。
フライト自体が遅れる可能性もありますし、多くの便が到着するのは夕方。またミャンマー最大の国際空港であるヤンゴン国際空港は中心街から離れているため、到着日はあまり予定を組まないほうが無難です。
写真:岡本 大樹
地図を見るとはいっても、とりあえず何か食べたいとなることでしょう。ということで、初日の晩御飯にオススメなのが「ラングーンティーハウス」です。
観光の中心地であり、ホテルも多いエリアに位置していて、営業時間も22時までと遅めまで開いているため、チェックインして荷物を置いてからでも行きやすいのが嬉しいポイント。
また外国人客が多く、英語メニューも完備。メニューの値段はローカル店に比べると少し割高ではありますが、店内の雰囲気が良く、気軽に入ることができますよ。
写真:岡本 大樹
地図を見るオススメの代表的なミャンマー料理としてはモヒンガーがあります。モヒンガーというのは、ナマズなどの魚の出汁から作られたスープに米麺を入れた料理。
このお店では麺は別添えで提供されるので、つけ麺のように食べられます。
他のメニューとしてはカレーなど日本人に馴染みのあるものや、ミャンマーの生ビールなども置かれていますよ。
<基本情報>
住所:Ground Floor, 77-79, Pansodan Street, Lower Middle Block
営業時間:7:00〜22:00
本格的な観光の始まりはヤンゴンの中心地から。ミャンマーの首都が2006年にヤンゴンからネピドーに動きはしましたが、いまだに国内最大の都市であることは変わらず、見所も集まっているのがヤンゴンです。
最初は、バスのターミナルがあり、観光地でもある「スーレー・パゴダ」へ。パゴダというのはミャンマーの仏塔のことを指しており、ミャンマーの観光では多くのパゴダを訪れることになります。
中でも、スーレー・パゴダは伝説では2500年以上も前に造られたと言われるヤンゴン屈指の重要なスポットです。
<基本情報>
住所:Junction of Sule Pagoda Road, Maha Bandula, Yangon 11141
拝観時間:5:00〜22:00
写真:岡本 大樹
地図を見るすでにご紹介したラングーンティーハウスもそうですが、スーレー・パゴダ周辺には多くの飲食店があります。そんな中でランチに行きたいのが、地元民にも観光客にも人気の「203」という、カレーや惣菜とライスを提供しているお店です。
日本人のイメージとしてはカレーはインドやネパールの料理ですが、ミャンマーでももちろんカレーの食文化はあります。しかしながら、ミャンマーのカレーの味は少しマイルドでより日本人の舌に合うので、ぜひこのお店で試してみてください。
<基本情報>
住所:No.203, 37th Street, Kyauktada
営業時間:10:00〜17:00
写真:岡本 大樹
地図を見る続いて訪れたいのがチャウタッジー・パゴダです。先ほどのスーレー・パゴダ同様、こちらもヤンゴンを代表するスポットの一つですが、ここでは特大の寝釈迦仏を見ることができます。
高さは17.7m、長さは65.8mと、間近で見るとかなりの迫力。睫毛などの細部にまでしっかりと作り込まれており、足の裏には涅槃の世界を表現している108の絵が描かれているので、そちらもお見逃しなく。
<基本情報>
住所:Shwe Gon Taing Rd
拝観時間:6:00〜20:00
写真:岡本 大樹
地図を見るミャンマーの観光で最も人気のあるスポットとも言えるのがミャンマー仏教の総本山である「シュエダゴン・パゴダ」です。空港と中心街の間に位置していて、地元民も観光客も多くの人が中を歩いています。
青空の下の訪問もいいですが、ライトアップにより闇夜に金ピカの仏塔が輝く夜の訪問もオススメです。靴は入り口で脱がなければいけないので、ビニール袋を持って行きましょう。
<基本情報>
住所:Ar Zar Ni, Road Pha Yar Gyi Ward, Yangon
拝観時間:4:00〜22:00
夕食にはスーレー・パゴダ周辺へ戻ります。写真は昼のものですが、夜まで屋台が並ぶエリアなので歩き回るだけでもアジアならではの雑多な雰囲気を楽しめます。
ただメニュー表などはほぼなく、あっても現地の言葉で書いていることが多いので、どんな料理があるかチェックしてから、お店の人に声をかけてみましょう。
お腹を壊すのが心配になるかもしれませんが、焼き鳥やビーフンなどその場で加熱してくれるものも多くあるので、心配な方はそういった料理を選べば比較的安心です。
日本人には衝撃ビジュアルの虫メニューもあるので、勇気ある方はぜひチャレンジを。
屋台での予算はお店にもよりますが、1食5000チャット(約400〜500円)くらいを見ておけば十分。テイクアウトもできる店が多いので、買って帰ってホテルで食べるという手もあります。
写真:岡本 大樹
地図を見るヤンゴンから少し足を伸ばして行きたいスポットがチャイティーヨーのゴールデンロックです。1日がかりにはなりますが、日帰りで行くことができます。
ゴールデンロックはその名前の通り、金色の大きな岩のことで、チャイティーヨー・パゴダの中で見ることができます。かなりの山中に位置していること、今にも落ちそうに見えるのに決して落ちないこと、など様々な点において神秘的な景色を見られますよ。
晴れている日は間近まで行って触ることもできますが、男性のみなのでご注意ください。
<基本情報>
住所:Kyaikhtiyoe Pagoda, Kyaikhtiyoe, Thaton District, Mon State
拝観時間:6:00〜18:00(入村が可能な時間帯)
写真:岡本 大樹
地図を見るヤンゴンからゴールデンロックへ行くには、まず高速バスでキンプンという町まで行く必要があります。バスの所要時間は片道4時間半くらいと結構かかりますので、朝一でヤンゴンを出発するようにしましょう。
また、高速バスのターミナルは空港近くにあり、中心街からは車で1時間ほどかかる点も計算に入れて計画を立ててくださいね。
さらにキンプンに着いてからは、トラックに乗りパゴダへ向かうことになります。
ハードな道のりで50分ほど走るため、かなり過酷ではありますが、これもゴールデンロックに辿り着く試練だと思って辛抱しましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見る最終日の帰国前はヤンゴン最大の市場、ボージョーアウンサン・マーケットへ。
1926年にオープンした歴史あるマーケットは、食料品・雑貨・金製品と豊富な品揃えで、ショッピングを楽しむ場所として最適ですし、帰国前にお土産をまとめて買うことも可能です。
写真:岡本 大樹
地図を見るさらに2017年には、すぐそばに「ジャンクションシティ」というデパートもできたため、この周辺は広大なショッピングエリアとして楽しむことができます。
高級ブランド店が入っているものの、ローカルのものが手に入るのはスーパーマーケットくらいですが、ミャンマーの最先端を見られる場所でもあるので、ぜひ少し立ち寄ってみましょう。
新旧それぞれのショッピングスポットを見比べれば、よりミャンマーの国の現在の勢いを肌で感じられますよ。
ヤンゴンとチャイティーヨーは初めてのミャンマー観光で外せない場所ではありますが、3泊くらいだとそれだけで終わってしまいます。
もう少し滞在を伸ばせば、そこからミャンマー第二の都市マンダレーや2019年に世界遺産に登録されたバガンへも行くことができます。
ぜひ、少し長めの時間を取れるようならミャンマー中央部への旅路も含めて計画してみてくださいね。
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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