ライン河畔のスイス「シュタイン・アム・ライン」壁絵と木組みが見事!

ライン河畔のスイス「シュタイン・アム・ライン」壁絵と木組みが見事!

更新日:2019/09/25 17:00

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家
アルプス山塊から発したライン川はスイス北東部のボーデン湖に流れ込み、ここで一休みしたあと再び北海を目指して流れ出していきます。その河畔に佇むのがメルヘンチックな町シュタイン・アム・ライン!

「ライン川沿いの宝石」という町の名前通り、中世風の町並みには素晴らしい壁絵が施された建物が軒を並べ、石畳の通りに木組み家屋ともマッチした眺めに思わずうっとり。川沿いには遊歩道が設けられ散策が楽しめます。

ライン川沿いの宝石「シュタイン・アム・ライン」

ライン川沿いの宝石「シュタイン・アム・ライン」

写真:Hiroko Oji

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スイス国内を流れるライン川沿いに広がるシュタイン・アム・ラインは、その名が表すように「宝石」ともいえる素晴らしい中世の雰囲気を残す町。ローマ時代までさかのぼる歴史を持ち、中世以降はベネディクト派の修道院を中心に発展してきました。

丘の上にはホーエンクリンゲン城が!現在はレストランが入っていて旧市街とライン川に周囲の田園風景を見渡すビューポイントになっています。

ライン川沿いの宝石「シュタイン・アム・ライン」

写真:Hiroko Oji

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列車でもアクセスできるこの町にはライン川を航行する船着き場もあり、川沿いの風景がとても美しい!

ライン川沿いの宝石「シュタイン・アム・ライン」

写真:Hiroko Oji

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川沿いには石畳で覆われた遊歩道が設けられており、のんびり川の流れにそって散策が楽しめます。ライン川でとれる川魚料理が有名で、遊歩道沿いには味自慢のレストランが軒を並べています。お天気の良い日には川沿いの風景を眺めながら美味しい料理がいただけます。

壁絵で溢れる市庁舎広場

壁絵で溢れる市庁舎広場

写真:Hiroko Oji

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町の中心地は市庁舎広場。壁画ギャラリーと言いたくなるほど広場に面して建ち並ぶ建物には壁一面に施された素晴らしい壁画装飾が!またレストランやショップの看板やディスプレイが町並みに溶け込みテラス席が広がっていて観光客で溢れています。

中世の雰囲気を残すスイスの町の中でもシュタイン・アム・ラインは特に壁絵の美しさとその数においては群を抜いています。壁面を埋め尽くす壁絵に加え、デザインの凝った窓の木製鎧戸に出窓の装飾と木組みの部分ともマッチ!いつまでも眺めていたくなる眺め。一角には素敵な装飾彫像のあるアイトゲノッセンの噴水もあって憩いの場となっています。

壁絵で溢れる市庁舎広場

写真:Hiroko Oji

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広場の東に面しているのが市庁舎の建物。正面だけでなく両サイドの壁面の装飾も美しく、重厚な壁画と木組みの組み合わせが素晴らしい。

3階には歴史博物館が入っており、16世紀の飾り皿やステンドグラスはじめ、この町の歴史を物語る武具や陶器などのコレクションも充実。窓から眺める広場を中心としたウンター門までの眺望もお忘れなく。

壁絵で溢れる市庁舎広場

写真:Hiroko Oji

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この広場を埋め尽くす建物には「王冠の家」「赤牛の家」「鹿の家」「黒い角笛の家」「太陽の家」など壁画のモチーフによって名前が付けられています。

その中の一つ、市庁舎の斜め前の建物はホテル・レストラン・アドラー。他の建物の壁面とは少し雰囲気が異なり色のトーンが柔らかい。薄いブルーやホワイトが多用されていてほんわかとした雰囲気。この壁画はスイス画家であるアロイス・カリジェの作品ということで一見の価値があります。

19世紀にタイムスリップ「リントヴルム博物館」

19世紀にタイムスリップ「リントヴルム博物館」

写真:Hiroko Oji

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市庁舎からウンター門まで続くメインストリートのウンター通り沿いにあるのがリントヴルム博物館。シンプルな色合いながら出窓の美しい13世紀の歴史的建造物に入っている博物館です。

1995年に「ヨーロピアン・ミュージアム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しており、通りから見ただけでは想像できないほど中で複数の建物がつながっているために広く見応えがあります。

19世紀にタイムスリップ「リントヴルム博物館」

写真:Hiroko Oji

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館内にはリビングやキッチン、寝室、書斎、アトリエ、子供部屋など19世紀の中産階級の生活を再現した部屋が並び、当時の暮らしが偲ばれます。

19世紀にタイムスリップ「リントヴルム博物館」

写真:Hiroko Oji

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階段を上ると動物の毛皮や燻製ソーセージ、洗濯物などが吊るされ薪が床に積み上げられた屋根裏部屋、木組み家屋が取り囲む生きたニワトリが飼われている中庭、各種農具や農作物が置かれた穀物倉庫などなど幅広い展示内容。

どこもリアルに再現されていて今にもドアを開けて家人が入ってきそうなほど。都市での生活と農業が共存していた当時の暮らしぶりがそっくりそのまま伝わってきます。

<リントヴルム博物館の基本情報>
住所:Understadt 18, 8260 Stein am Rhein
電話番号:+41-52-741-25-12

聖ゲオルク修道院にも博物館が!

聖ゲオルク修道院にも博物館が!

写真:Hiroko Oji

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駅から旧市街へ向かいライン川を渡った所にあるのが11世紀に建てられた聖ゲオルグ修道院。当初は町の名前の由来となったシュタインに建立されたのですが、後こちらへ移築されています。

修道院入口扉には左右に12人の横向きのレリーフが配置されていて、上から8人目だけが少し飛び出すユニークなデザイン。院内は簡素な作りですが正面の祭壇部分の側面には壁一面を埋める壁画もあります。

聖ゲオルク修道院にも博物館が!

写真:Hiroko Oji

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敷地内には郷土博物館の入る建物があり、彫刻のある天井が低く木造の古民家といった雰囲気。木組み細工や寄木細工の家具が展示された部屋など見て回れます。

聖ゲオルク修道院にも博物館が!

写真:Hiroko Oji

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ワイン生産用の道具も展示されていて、当時の生活が垣間見られます。

<聖ゲオルク修道院の基本情報>
住所:Fischmarkt 3, 8260 Stein am Rhein
電話番号:+41-52-741-21-42

石畳の路地沿いに木組み家屋が軒を並べる一角は・・・

石畳の路地沿いに木組み家屋が軒を並べる一角は・・・

写真:Hiroko Oji

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Altes Klosterspitalという文字盤が壁面にある建物の奥に入っていくと、そこは落ち着いた雰囲気のひっそりとした中世の町並み。石畳の両側に木組み家屋が軒を並べていて別世界に来た雰囲気が漂います。

石畳の路地沿いに木組み家屋が軒を並べる一角は・・・

写真:Hiroko Oji

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特に入場口などない建物内には自由に入れて、質素な生活を再現した展示が見られます。

石畳の路地沿いに木組み家屋が軒を並べる一角は・・・

写真:Hiroko Oji

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豪華な壁画装飾が溢れるシュタイン・アム・ラインの町中ですが、この一帯には壁画はなく白い漆喰壁やレンガ壁に木組みが組み合わさる家屋がタイムスリップ感を味合わせてくれます。

<Altes Klosterspitalの基本情報>
住所:Oberstadt 5, 8260 Stein am Rhein
電話番号:+41-52-721-00-05

他の町と合わせての訪問も可能ですが・・・

シュタイン・アム・ラインの町並みは1〜2時間でサクっと見て回りシャフハウゼンやザンクトガレンなど近郊の町へと移動することも可能ですが、美味しい料理を出すレストランがたくさん軒を並べています。メインストリート沿いにも川沿いにもテラス席を広げるレストランが多数、さらには丘の上のお城でも素晴らしい風景を眺めながらお食事が楽しめます。ぜひ時間に余裕を持たせてのんびりゆっくり目でも舌でもこの町を楽しんでくださいね。

シュタイン・アム・ラインの町ではスイストラベルパスを持っていれば無料で博物館に入場見学できますので、ぜひこの特典を有効にご利用ください。

2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/07/22 訪問

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