写真:てっぴい
地図を見る尾白川渓谷の駐車場からキャンプ場や途中にある甲斐駒ヶ岳神社の脇を抜けて、尾白川に架かる吊り橋を渡れば美しい秋の尾白川渓谷の風景はもう目の前に!ここから後の段落で紹介する千ヶ淵までの間は、清らかな尾白川の流れに沿うように河原伝いを歩いていける遊歩道が整備されています。
写真:てっぴい
地図を見る冒頭にも紹介しましたが、さすが「南アルプスの天然水」の“ふるさと”だけあって、渓谷を流れる尾白川の水はご覧の透明度!上の写真は吊り橋から遊歩道の方向を撮影した写真になりますが、あまりの透明度に川底にある岩すらもハッキリと見透かせてしまうほど。日本百名山にも選ばれている甲斐駒ヶ岳の険しい山裾より源を発する尾白川は、昭和60年(1985年)には環境庁(=現在の環境省)から名水百選にも指定されています。
そうした抜群の透明度を誇る尾白川の流れも渓谷の魅力の1つでもありますので、ぜひ鮮やかな落葉に彩られた秋の遊歩道とともに、大自然が魅せる素敵な景色に心癒されてみてください。
写真:てっぴい
地図を見るさて、河原伝いに続く遊歩道をそのまま先へと進んでいくと尾白川渓谷の見どころの1つでもある千ヶ淵へと到達します。ここまでの所要時間は駐車場からの行程を含めても歩いておよそ15分ほど。神蛇滝や不動滝、百合ヶ淵、旭滝などといった多くの見どころがある尾白川渓谷の中でも、こちらの千ヶ淵は駐車場や渓谷の入り口からの距離も比較的近く、ハイキング感覚で気軽に訪れることの出来るスポットです。
なお、千ヶ淵の先にも尾白川渓谷の遊歩道は続きますが、以降は本格的な登山装備が必要な“準登山道”へと様相が変化しますので、ライトに秋の尾白川渓谷が楽しみたい!という場合には、こちらの千ヶ淵までで留めておくと良いでしょう。
写真:てっぴい
地図を見るしっかりとした登山装備を固めて、まだまだじっくりと尾白川渓谷を楽しみたい!という方は、遊歩道をさらに先へと進んで尾白川渓谷最大の見どころでもある神蛇滝を目指してみると良いでしょう。
いくつもの鎖場やロープなどがある難所を越えると、少し高台になっている龍神平と呼ばれる場所へと到着します。写真の神蛇滝は、その龍神平から見下ろすように撮影したもの。
こちらの龍神平へと至るまで徒歩でおよそ1時間20分から1時間半くらいの時間を要しますが、綺麗に3段になって流れ落ちる美しい神蛇滝とそれを彩る周囲の鮮やかな紅葉模様を目の当たりにすれば、そこへ至る疲れを見事に吹っ飛ばしてくれるはずです。
<基本情報>
住所:山梨県北杜市白州町白須
アクセス:中央自動車道須玉インターより車で約20分
写真:てっぴい
地図を見る尾白川渓谷の紅葉を存分に満喫した後は、白州の市街地から小淵沢方面へと八ヶ岳の山麓を一気に駆け上がって八ヶ岳高原ラインを目指しましょう!
小淵沢の市街地と清里高原とを結ぶこちらの八ヶ岳高原ラインは、名前の通り八ヶ岳の南麓をぐるりと取り囲うように走る山岳道路で、途中には山梨県立まきば公園や東沢大橋などの観光スポットもある人気のドライブルートです。
八ヶ岳の森の中を駆け抜けるように走るため、新緑の季節は緑が美しい高原のドライビングスポットですが、秋はそれらの木々が一斉に赤やオレンジなどといった鮮やかな彩りに変化するので、ぜひ車で駆け抜けてもらいたいおススメの紅葉スポットになります。
中央自動車道の小淵沢インターからも近いため、周辺の観光スポットと組み合わせてアクセスし易いドライブルートである点も魅力の1つ。美しい秋の紅葉に囲まれながら、最高のドライブの瞬間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
<基本情報>
住所:山梨県北杜市小淵沢町ほか
アクセス:中央自動車道小淵沢インターより車ですぐ
紅葉の尾白川渓谷と秋の八ヶ岳高原ライン。どちらも素晴らしい秋の風景を楽しむことの出来る紅葉スポットですが、尾白川渓谷の紅葉の見頃は10月中旬から11月上旬ごろ、八ヶ岳高原ラインの紅葉の見頃も同様に10月中旬から11月上旬ごろになります。
繰り返しにはなりますが、千ヶ淵以降の尾白川渓谷の遊歩道は登山道とほぼ遜色ないくらいにハードな道のりが続きますので、神蛇滝や遊歩道の一番奥にある不動滝まで目指す際には、くれぐれも装備を万全にして臨むようにしてください。
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/18更新)
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