再開発が盛んに進む人気エリア、白馬村まで車で5分。2018年12月、長野県北安曇郡小谷村の昭和レトロなスキー宿「リゾートホテル栂池」をリノベーションし、モダンなホテルとして生まれ変わったのが、「EARTHMANS TSUGAIKE(アースマンズ ツガイケ)」です。
目の前に広がるゲレンデは、日本有数のパウダースノーを誇る「栂池高原スキー場」の中でも特に人気が高い「鐘の鳴る丘ゲレンデ」です。このゲレンデは横幅が1200mにも及ぶ、広大な緩斜面をもつスキー場。平均斜度8度のゆるい斜面が続くため、小さいお子様がいるパパママも安心。スキーやスノーボードをこれから始める初心者さんにもおすすめです。
ホテルは、ゲレンデまで歩いて0分の好立地。上から滑り降りてきて、そのままスキーイン!も可能です。
写真:安藤 美紀
地図を見る宿を営むのは、洋服を扱うセレクトショップ「FREAK’S STORE」を全国に展開する潟fイトナインターナショナル。すでに、大阪に「EARTHMANS」の1号店と2号店があり、感度の高い若者を中心に話題となっています。
もともとのベースがオシャレな洋服屋さんだから、館内もこだわりがギッシリ!アメリカのローズボールフリーマケットで買い付けたヴィンテージ家具や、原住民が使っていた巨大なドリームキャッチャーが配置され、普段見慣れないアイテムに心躍ります。
他にも、ラウンジにはお酒が飲めるバーや、お子様連れに嬉しい畳敷きのスペースもあり、スキー宿とは思えない充実っぷり!
写真:安藤 美紀
地図を見る客室は全16室。ツインベッドの洋室がメインで、最大6名まで利用できる和洋室もあります。
写真:安藤 美紀
地図を見る「EARTHMANS TSUGAIKE」に来たら、エレベーターを使うのもいいけれど、階段もぜひ利用してみてください。
階段の踊り場には、ユーズドビンテージの登山用バッグが飾られています。ホテルで、そっと羽を休めるバッグたち。使い古されたその味わいが印象的です。
写真:安藤 美紀
地図を見るそして地下1Fには、リラックスしたひとときを過ごせる男女別の大浴場があります。
冬は24時間入浴可能。それ以外は、朝6時〜朝9時までと夕方5時〜深夜12時まで入浴できます。
写真:安藤 美紀
地図を見る普通のスキー宿と大きく違うのは、冬だけでなくグリーンシーズンもいろいろ楽しめること!
「EARTHMANS TSUGAIKE」のコンセプトは、「旅は自分で作る」。この言葉通り、フロント横にあるアウトドア用品は全て無料で使い放題!ダッチオーブン、燻製器、ハンドドリッパー、花火など、宿泊者ならいつでも自由に使ってOKです。
使い方が分からなくても大丈夫。アウトドアを熟知したスタッフが丁寧にレクチャーしてくれますよ。
小さなお子さんがいるお父さんは、ヒーローになれるチャンス!
写真:安藤 美紀
地図を見る先ほどのアウトドアグッズが活躍するのは、ホテルの裏庭。広い敷地には焚き火ブースがあり、古材を使った木製のベンチやハンモックが置かれていて、木漏れ日のなか、ゆらゆら揺れながらまどろむことができます。
写真:安藤 美紀
地図を見るアウトドアグッズの中でぜひ使ってほしいのが、南部鉄器製のホットサンドクッカー。スタッフの手ほどきを受けながら一緒に調理するので、初めてでも失敗なしです。
作り方は簡単。すべて鉄で出来たこの道具に食材を挟み込み、ズドン!と焚き火に突っ込むだけ。とってもハードボイルドなのに、市販の材料が高級ホテルの味わいになります!
※食材については、事前に購入しておきましょう。
写真:安藤 美紀
地図を見るさらに、「EARTHMANS TSUGAIKE」で体験したいのが、夜のバーベキュー。こちらは、道具や食材も準備する必要もなく、火起こしまでしてくれる、面倒くさがりの人に嬉しいスポットです。
使うアイテムも妥協なし!ユニフレーム製の熱伝導を追求したバーベキューコンロに、着火済みの備長炭がイン。最初からベストなコンディションでお肉が焼けます。
写真:安藤 美紀
地図を見るバーベキューの主役は、なんといってもお肉ですよね。「EARTHMANS TSUGAIKE」で使うお肉は、全て地元産。信州牛、信州福味鶏、地元・池田町の日本酒の麹を食べて育った吟醸豚(時期によっては長野県信州新町特産のジンギスカン)がでてきます。量もたっぷり。お肉だけで一人前300gもあるんですよ!
BBQ当日に、地元のお肉やさんが切りたてのお肉をもってきてくれるから、おいしさはお墨付き。きっと肉好きの方は、歓喜するでしょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る食後は焚き火で炙る、とろ〜りおいしいスモアにチャレンジ!そして、キャンプの定番・花火も無料で楽しめます。アウトドアに飽きたら、一旦ホテルへ。ラウンジでは4Kプロジェクターを常備。そこでユーチューブが見られるんですよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る雪国・長野は保存食文化が発達したエリア。朝食には、野沢菜の油炒め、しょうゆ麹につけた黒豆の醤油豆など、白いご飯に合うものを集めた「朝食和膳」がいただけます。
実は戦国時代、上杉謙信が武田信玄に「塩を送る」話のルーツといわれているのが、ここ小谷村を通る千国街道。糸魚川を超えて松本、山梨へ。かつて塩を運んだ道筋は「塩の道」と呼ばれ、その面影は今でも村のところどころに残っています。
ほっと残る朝食の味わいが、そのまま旅の余韻になっていくことでしょう。
写真:安藤 美紀
地図を見る自転車で走るのが楽しい小谷村は、風が気持ちいい街。田んぼの風、北アルプスの風、木々を吹き抜ける風…。いろんな風と景色に出会えます。
「EARTHMANS TSUGAIKE」のゲストは、雪の上でも滑れる自転車「ファットバイク」も無料で借りられます。普通のタイヤの20分の1の空気圧でいいから、見た目より軽い乗り心地で、女性にもおすすめ。
ホテルから自転車で約10分ほどで、絶景のビューポイントに出会えます。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見る標高1289m、涼風そよぐウッドテラスが人気の「白馬マウンテンハーバー」も、ホテルから車で10分の距離。数あるリゾートスポットの中でも、今、一番アツい場所なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。贅沢なくつろぎタイムが過ごせますよ。
今回体験した1泊2食プランの場合、最大でも一人9000円台〜とリーズナブル。お金をかけることよりも、特別な体験が詰まっているので、いつまでも思い出に残るステキな旅になることでしょう。
「EARTHMANS TSUGAIKE」の楽しみ方は、千差万別、十人十色。その日の気分で、旅を自分流にカスタマイズしてくださいね。
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/11/30更新)
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