渓谷も樹林も美しい!埼玉県の景勝地「嵐山渓谷」を楽しもう

渓谷も樹林も美しい!埼玉県の景勝地「嵐山渓谷」を楽しもう

更新日:2019/10/03 13:38

沢原 馨のプロフィール写真 沢原 馨
埼玉県嵐山町の南西部、槻川の流れが大きく蛇行を描いて美しい渓谷美を見せるところがあります。「嵐山(らんざん)渓谷」の名で知られる、埼玉を代表する景勝地のひとつです。紅葉の名所として知られていますが、溢れるような自然は季節を問わず楽しめます。「公園の父」と呼ばれる本多静六博士が「武蔵国の嵐山(あらしやま)」と評したことからその名がある「嵐山渓谷」、ピクニック感覚で訪ねてみましょう。
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武蔵国を代表する景勝地のひとつ、「嵐山渓谷」

武蔵国を代表する景勝地のひとつ、「嵐山渓谷」

写真:沢原 馨

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埼玉県東秩父村から小川町を流れてきた槻川が、嵐山(らんざん)町へ入った辺りで大きく蛇行を描きます。北東の方角へ流れていた槻川が大きく屈曲して南へ流れたかと思うと、180度向きを変えて北へ流れ、さらにまた向きを変えて東へ流れていきます。

槻川が大きな蛇行を見せるこの付近では、美しい渓谷の景観が楽しめます。「嵐山(らんざん)渓谷」の名で知られる景勝地なのです。

武蔵国を代表する景勝地のひとつ、「嵐山渓谷」

写真:沢原 馨

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昭和3年(1928年)、後に「公園の父」とも呼ばれた日本初の林学博士、本多静六博士がこの地を訪れ、京都の嵐山を思わせる美しさだと評したことから、「武蔵国の嵐山」、すなわち「武蔵嵐山(むさしらんざん)」と呼ばれるようになりました。それをきっかけに昭和初期にはその景勝を求めて多くの行楽客が詰めかけ、その名が知られるようになったのです。

武蔵国を代表する景勝地のひとつ、「嵐山渓谷」

写真:沢原 馨

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「嵐山渓谷」は特に秋の紅葉の美しさが広く知られていますが、春の新緑も美しく、夏には川遊びに訪れるのも楽しいところです。渓谷の周辺は「緑のトラスト保全第三号地」として樹林地が保存され、溢れる自然に包まれて四季を問わず楽しめます。

蛇行する槻川がつくる、「嵐山渓谷」の渓谷美

蛇行する槻川がつくる、「嵐山渓谷」の渓谷美

写真:沢原 馨

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「嵐山渓谷」を訪れたら、何と言ってもまずは槻川の流れがつくる渓谷美を堪能しておきましょう。槻川の大きな蛇行が始まる辺り、谷川橋という橋の下流部で河原に降りてゆくことができます。夏には川遊びの人たちで賑わうところ。いかにも渓谷らしい景観が楽しめるところです。

蛇行する槻川がつくる、「嵐山渓谷」の渓谷美

写真:沢原 馨

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南へ流れた槻川が180度向きを変えて北へ流れる部分、その流れに挟まれて細長く“半島”のように突き出したところは細原と呼ばれるところ。遊歩道を辿ってゆくと、細原の先端部の河原に降りてゆくことができます。この辺りは行楽シーズンにも訪れる人が少なく、その静かさが魅力。ぜひ訪ねてみましょう。

蛇行する槻川がつくる、「嵐山渓谷」の渓谷美

写真:沢原 馨

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大きな蛇行が終わって流れの向きが東へと変わる辺り、「塩沢冠水橋」が槻川を跨いでいます。冠水橋の姿が風趣に富んだ景観を見せてくれます。冠水橋周辺も、初夏から夏には川遊びを楽しむ人たちの姿が多いところです。

溢れる緑に包まれて樹林散歩!与謝野晶子の歌碑も見ておこう

溢れる緑に包まれて樹林散歩!与謝野晶子の歌碑も見ておこう

写真:沢原 馨

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「塩沢冠水橋」の北西側には広場や展望台が設けられています。「嵐山渓谷」の中心部と言っていいところです。広場の一角には「武蔵嵐山渓谷 嵐山町名発祥之地」碑が建てられています。現在の埼玉県嵐山(らんざん)町の名は、この「武蔵嵐山」が由来なのです。碑の裏面に記された解説文にも目を通しておきましょう。

溢れる緑に包まれて樹林散歩!与謝野晶子の歌碑も見ておこう

写真:沢原 馨

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「嵐山町名発祥之地」碑から北西の方角へ、樹林地の中を縫って散策路が延びています。さまざまな樹木が茂って、ちょっとした森林浴気分。緑の中の散策は気分の良いものです。ゆったりと樹林散歩を楽しみましょう。散策路を奥まで辿れば槻川の河原に降りることもできますよ。

溢れる緑に包まれて樹林散歩!与謝野晶子の歌碑も見ておこう

写真:沢原 馨

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細原に延びる散策路も緑に溢れ、気持ちの良い散策が楽しめます。細原の先端部に近い辺り、散策路脇に与謝野晶子の歌碑が建っています。昭和初期、行楽客で賑わう「嵐山渓谷」に与謝野晶子が娘さんと共に訪れ、「比企の溪(ひきのたに)」29首を詠んでいます。その中のひとつ、「槻の川 赤柄の傘をさす松の 立ち並びたる 山のしののめ」が歌碑に刻まれています。

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槻川の岩畳や甌穴にも注目

槻川の岩畳や甌穴にも注目

写真:沢原 馨

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「嵐山渓谷」の辺りには「結晶片岩」と呼ばれる堅い岩石の地層が広がっています。結晶片岩は板状に剥離する性質があり、河床に現れると、いわゆる「岩畳」を形作ります。槻川の河原の随所で岩畳を見つけることができますよ。

槻川の岩畳や甌穴にも注目

写真:沢原 馨

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槻川の上流部、谷川橋からさらに1kmほど上流に遡った辺りには「遠山甌穴」と呼ばれる甌穴群があります。深く大きな甌穴が結晶片岩の河床に抉られています。ぜひとも見ておくべき、大自然の造形です。ハイキングを兼ねて散策の足を延ばし、「遠山甌穴」も見に行ってみましょう。

大平山にも登ってみよう!頂上付近からの眺望がお勧め

大平山にも登ってみよう!頂上付近からの眺望がお勧め

写真:沢原 馨

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「嵐山渓谷」の北東側には大平山という小さな山が横たわっています。大平山は標高約179m、「嵐山渓谷」付近との標高差は約100mですので気軽に登ることができます。ぜひ登ってみましょう。

大平山にも登ってみよう!頂上付近からの眺望がお勧め

写真:沢原 馨

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大平山の頂上付近、山の斜面の木々が取り払われて眺望の開けた場所があります。四阿やベンチが設けられた展望スポットです。南東の方角へ眺望が開け、眼下に嵐山町南部の田園風景が広がり、その向こうに遠い市街地が霞んで見えています。爽快な眺望ですよ。お勧めです。

大平山にも登ってみよう!頂上付近からの眺望がお勧め

写真:沢原 馨

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槻川の渓流美が楽しめて、溢れるような緑の中の散策も楽しめて、さらに大平山の上からの眺望も素晴らしく、「嵐山渓谷」は魅力ある景勝地です。お天気に恵まれた休日、「嵐山渓谷」を訪ねてみませんか。

「嵐山渓谷」の周辺は長閑な田園地帯で飲食店などはありません。お弁当を持ってピクニック感覚で訪れるのがお勧めですよ。

嵐山渓谷の基本情報

住所:埼玉県嵐山町鎌形〜遠山
アクセス:東武東上線武蔵嵐山駅から約3km/関越自動車道嵐山小川ICから約6km、谷川橋近くに観光用無料駐車場有り

2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/05 訪問

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