写真:鈴木 旅人
地図を見る保戸島は大分県津久見市に属していて、渡島するには津久見港からフェリーに乗ることになります。保戸島には飲食店が少ないので、津久見で食べていくのがおススメです。
観光客をはじめ、地元の人にも愛される人気のお店が「うみえ〜るつくみんち」さん。その名の通り津久見の海を望む立地に位置していて、一階は物産の販売、二階がレストランになっています。
すぐ近くの漁港から水揚げされる新鮮なお魚はどれも本当に美味しいのですが、津久見に来たなら何といってもマグロ料理でしょう。その中でも「ひゅうが丼」がおススメです!
写真:鈴木 旅人
地図を見る「ひゅうが丼」とは、まぐろの赤身を醤油・砂糖などを入れた特製のゴマだれと和え、ご飯の上にのせた丼のこと。まぐろの遠洋漁業基地として栄えた保戸島の漁師が、手早く栄養が取れるようにと考案された漁師料理なんです。
津久見ではどのお店でもひゅうが丼を提供しているので、食べ比べするのもおススメです!
写真:鈴木 旅人
地図を見る一階の販売スペースの一角で販売されている、ご当地グルメの揚げかまぼこ「ギョロッケ」。聞きなれない名前ですが、津久見市民には欠かせない地元の定番なんです。冷めても美味しいので、おやつ感覚に食べるのが津久見市民の定番。こちらも要チェックです!
<基本情報>
住所:大分県津久見市高洲町3824-69
電話番号:0972-85-0001
アクセス:津久見駅出口から徒歩約7分、津久見インターから車で5分
営業時間:9:00〜18:00
写真:鈴木 旅人
地図を見るさぁ津久見からフェリーに乗り25分程揺られると保戸島です。海岸から山への狭い範囲に住宅がひしめきあう独特の景色。時が止まったような静かな時間が流れています。
写真:鈴木 旅人
地図を見るこの保戸島の漁村・漁民の歴史、文化、景観は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれています。未来に残すべく、大事に遺されてきた景色なんですね。
写真:鈴木 旅人
地図を見る海側から見上げる景色も素晴らしいですが、是非階段を上り、山側からの景色も味わいましょう。おススメは加茂神社からの景色。鳥居越しの景色は、日本ならではの格別の美しさです!
写真:鈴木 旅人
地図を見るさぁいよいよ「日本で一番狭い県道」と噂される県道612号をご紹介致しましょう。保戸島の住宅街に一歩入ると、一見私有地のような細い道が、迷路のように入り組んでいるのに驚かされます。
そんな狭い生活道路の一角に県道612号は存在します。他の道路と全く区別のつかない、バイクもすれ違えない様な細い路に「県道612大分」の文字…。全長は256m、幅は最も狭いところで1.2mしかないんです。
写真:鈴木 旅人
地図を見る1973(昭和48)年に県道として認定されていましたが、 臼杵土木事務所がこの道に「県道612号」の表示をしたのはつい最近の2014年頃。当時は島民の間でも「これが県道!?」とかなり騒ついたようです。
写真で見るだけでも、その狭さは伝わることと思いますが、この空気感・違和感は、その場を訪れないと味わえません!是非直接訪れ、体感してみてください。
写真:鈴木 旅人
地図を見る県道612号を含め、その周辺の道路は、地元の方と共にある生活空間です。観光の際は、地元の方のご迷惑にならぬよう気をつけましょう。
<基本情報>
住所:大分県津久見市保戸島
電話番号:0972-82-9521
アクセス:津久見フェリー乗り場から25分
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介させていただいた保戸島は、ナポリのような風景と称されることもありますが、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれているように、日本の美しい漁村風景が、そのまま残っている数少ない漁港だと言えます。
是非直接訪れ、美しい漁村風景とその路地裏に存在する「日本一狭い県道」その目でお確かめください!
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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