写真:乾口 達司
地図を見る「竹生島クルーズ(ちくぶしまくるーず)」は琵琶湖汽船によって運行されている定期航行のこと。その名のとおり、竹生島に寄港する航路を持つクルーズで、長浜港・彦根港・今津港の3箇所から出航しています。航路は長浜港−竹生島、今津港−竹生島往復コースのほか、竹生島を経由して長浜港と今津港とを結ぶ琵琶湖横断コースもあり、各自の旅のプランに応じて楽しみましょう。
今回、ご紹介する長浜航路は長浜港と竹生島とを約30分で結ぶ航路。豊臣秀吉ゆかりの長浜城など、歴史的なスポットがひしめく長浜観光の流れで気軽に竹生島に渡れるということで人気を集めています。
写真は長浜港にある券売所。こちらで乗船券を買い求めます。インターネットや電話による予約も可能。旅のスケジュールをあらかじめ立てられる方は予約しておくのも一計でしょう。
写真:乾口 達司
地図を見る竹生島クルーズでは複数のフェリーが運行されています。写真は「リオグランデ号」。全長27.7メートルで、最高速力は21.9ノット。旅客定員が200名というフェリーです。
写真:乾口 達司
地図を見るリオグランデ号の船内は2層構造となっており、ご覧のように、船内にはシートが据え付けられています。座席はすべて自由席。乗船後は思い思いの席におすわりください。出航後は琵琶湖や竹生島についての船内アナウンスが流れるので、それを聞きながら船外を眺めてみてはいかがでしょうか。
写真:乾口 達司
地図を見る屋外のオープンデッキにも椅子が据え付けられています。湖上を渡る風を感じたければ、デッキに出てみましょう。
写真:乾口 達司
地図を見る竹生島クルーズの魅力の一つは、湖上から陸地を眺められること。
写真は長浜のシンボルというべき長浜城。戦国時代末期、後に天下人となる豊臣秀吉が築城したお城です。現在の天守閣は近年に建造された模擬天守で、全体が長浜城歴史博物館となっていますが、この角度から眺められるのは竹生島クルーズならではですよ。
写真:乾口 達司
地図を見る琵琶湖を背にして立つこちらの巨大な仏像は「長浜びわこ大仏」。良疇寺の境内にある大仏で、像高28メートルの青銅製。1933年(昭和8)、良疇寺の義天和尚が発願し、1937年(昭和12)に建立された「護国阿弥陀如来」の二代目です。長浜にこんな巨大な大仏があったこと、ご存知ですか?
写真:乾口 達司
地図を見るこちらのドームは滋賀県立長浜ドーム。県立の屋内スポーツ施設です。
写真:乾口 達司
地図を見るやがて船の前方に大きな島が見えて来ます。近くまで来ると、島内にさまざまな建造物が建っているのが、おわかりいただけるでしょう。これが竹生島です。
写真:乾口 達司
地図を見る港は一カ所。写真の港に各方面から船がやって来て着岸します。
写真:乾口 達司
地図を見る入山料を支払い、石段を上っていくと、日本三弁財天の一つ・大弁財天をまつる「宝厳寺(ほうごんじ)」の本堂があります。本堂には「幸せ願いダルマ」と呼ばれている授与品があり、願い事を書いて奉納すると、願いが叶うといわれています。旅の思い出に買い求めてみてはいかがでしょうか。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらは「都久夫須麻神社(ちくぶしまじんじゃ)」。本殿は宝厳寺・唐門と並んで国宝に指定されています。
ほかにも、観音堂と都久夫須麻神社とを結ぶ重要文化財の舟廊下など、古建築好きにはたまらない建造物が見られます。
写真:乾口 達司
地図を見るただし、宝厳寺の本堂に続く165段の石段が急角度であるなど、島内はいたるところ石段だらけ。足への負担が大きいので、気をつけて上り下りしてください。
竹生島クルーズがいかに魅力にあふれているか、おわかりいただけたでしょうか。長浜港から30分で竹生島へ渡れるという利便性の面でも最適のクルーズなので、湖上を渡る風を感じながら、琵琶湖の旅を満喫してください。
住所:滋賀県長浜市港町4-17(長浜港)
電話番号:0570-052-105(琵琶湖汽船予約センター)
アクセス:JR長浜駅より徒歩約10分
2019年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/10更新)
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